http://analyzer.fc2.com/ --> Dendrodium 抗生物質が効かなくなった?
FC2ブログ

抗生物質が効かなくなった? 

米国でサルモネラ菌感染疑いの卵回収、5億個を突破
(CNN) サルモネラ菌汚染の疑いがあるとして全米で回収された卵の数が5億個を突破した。

米疾病管理予防センター(CDC)によると、消費者がサルモネラ菌に感染してからセンターに情報が届くまでに2~3週間の時差があるため、サルモネラ菌の感染者数は今後さらに増加する見込みだという。


汚染し回収された卵は終に5億個を突破したと言う。
メキシコ湾の石油流出汚染と言い、今回の回収卵の数と言い、
何においてもアメリカは規模が莫大である。

卵に火を通したらサルモネラ菌は死滅するとは言うものの、
5億個もの卵に火を通して製品にするのは、並大抵の手間ではないから、ほぼ不可能と言うことになるのだろう。
世界には飢えている人が大勢あると言うのに、勿体ない話である。
この卵を得るまでには、鶏に餌や様々なコストをかけて来ている筈であるから、生産者としてはどんなにか辛い事だろう。

日本でも卵は物価の優等生と言われて、昔だったら高給食材とされていた卵が、
いわしの干物よりずっと安価な食材となって久しい。
この卵の値段を安く抑えられるようになったのは、バタリー式鶏小屋が採用されるようになってからであったが、、
その後も卵を安価に押さえるために、様々な取り組みがされて来たらしい。
何年も昔の事だけれど、
鶏が喧嘩をしたら餌を食べる量が増えるので、精神を安定させて喧嘩をしないように、
色つきのコンタクトレンズを鶏の目に付けさせる事が考えられている、
と言う記事を新聞で見て、びっくりしたことを思い出す。
その後、養鶏にコンタクトレンズが採用されたかどうかは知らないが、、
一事が万事で、餌や手間を最小限に抑えて、最大限の収穫をと言うわけで、
色々な試みがなされて来たのではないだろうか。

病気を予防するために、家畜に抗生物質を浴びるほどに与えると言う話を、聞いたことがあるが、
細菌は抗生物質に曝されるても死ななかった時、次に生まれる細菌はその抗生物質によって犯されない耐性菌になっているから、いたちごっこになってしまうらしい。

病気予防のために常時抗生物質に曝され続けていた鶏達は、サルモネラ菌に対する抵抗力が無くなっていたのではないだろうか。
こうなると生物は自然のままに置かれている方が、薬漬けにされるより黴菌に犯される危険が少なく、返って安全になるのではないだろうか?

現在の食肉にも、大量に投与された抗生物質が含まれているそうで、私達は自分では抗生物質を使っていなくても、知らない間に抗生物質を体内に入れており、
その抗生物質に耐性の出来た細菌に犯されたときには、その薬が効かなくなっていると言うことになっているのだそうである。

昨日のニュースで、医療機関で結核が蔓延していたという事を報道していたが、
龍ケ崎済生会病院の結核感染:看護師ら計25人 「患者への感染低い」 /茨城)
結核はもう撲滅されたと思われていたけれど、今再び蠢き出しているのには、抗生物質の乱用が原因であると考えられているそうである。

ヨーロッパでは新型細菌に苦しめられているらしい。

抗生物質効かない新型細菌、WHOが調査・予防要請
2010/8/21 1:28  
【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)は20日、ほとんどの抗生物質が効かない新型の細菌に感染した患者が欧州などで増えている問題に関して、加盟各国に実態の調査と予防策を実行するよう要請した。

 WHOは、院内感染によって体力の低下した病人などにさらに感染が広がることを警戒。「世界的な医療問題になる」として、各国に警戒を呼び掛けている。

 また、感染予防のために、積極的に手洗いするよう推奨した。

 新型細菌はインド、パキスタンが発生源とみられており、ベルギーでは死者も発生したと報告されている。


Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://dendrodium.blog15.fc2.com/tb.php/663-3033d7f2

2010年の『ジャングル』

2010年8月26日 1906年、社会主義者の作家アプトン・シンクレアが『ジャングル』を出版した。シカゴの家畜置き場で移民労働者が直面する残酷な状況、アメリカ人の食卓用の食肉が加工される場所の汚さ、そして、精肉業界の大立て者の腐敗と貪欲さの、強烈な暴露だ。 小説は
  • [2010/08/28 13:59]
  • URL |
  • マスコミに載らない海外記事 |
  • TOP ▲