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京都御所 秋の一般公開 

今日の近畿地方は、雲ひとつない晴天で、小春日和という言葉其の侭の、温かく気持ちよい一日だった。
昨夜の夕刊に京都御所の一般公開のことが載っていたので、主人と二人で久し振りに京都に出かける事にした。
大津市から京都は、最寄の駅からJRに乗る時間は15分前後しかかからなくて、
県内でも湖北(琵琶湖の北側)などに行くよりもずっと近いのだけれど、
近いからいつでもいけると思うと、なかなか踏ん切りがつかないで、
京都まで二人で出かける事はほとんどなく、家に篭ってばかりの毎日なのだった。

新聞に載っていた写真では、すごい人出のようだったので、早い目に出かけて、お昼頃のすいた時間に見学する事にした。

京都御苑の前で食事をと思って行ったのだけれど、なかなか食べもの屋さんが見つからず、
御苑前の道を延々と歩く羽目になってしまった。
やっとたどり着いた所は、京都の町屋を改装して、レストランにしているところで、
靴を脱いでスリッパに履き替える仕様で、
坪庭の見える瀟洒な部屋で食事をすることが出来た。
味は特に美味しいと言う程のものでもなかったけれど、いかにも京都らしい場所での食事に、
遠出でもないのに、観光客気分になることが出来た。

京都御苑は兎に角広くて、しかも砂利が敷き詰めてあるので、ローヒールでもヒールのある靴で歩くと、足が町を歩く以上に疲れてしまう。
入って休めるように配置されている芝生の所を選んで、古御所のあるほうに向って延々と歩いて行った。(御苑の一番奥まった所にもう一度塀をめぐらせて、京都御所はある。)
靴を脱いで歩いたら、渇いた芝生の上はやわらかく気持ちよかった。

見学者の少ない時間帯(1時半ごろ)で、ほとんど行列しないで中に入れ(入り口で持ち物検査はあるけれど、入場料無料、皇宮警察の人はみんな親切な人に見えた)、
適度な人数の観光客の人と、紫宸殿、清涼殿と広い御所の中を見学させてもらった。

街中に有るとは想像も出来ないくらいの樹々の中、
木々に囲まれ、橋なども配された大きな池も趣があるし、
襖絵もそれぞれ曰くある物と思われる、
見る目のある人にはもっと値打ちがあるのだろうけれど・・・・・
それでも、古御所は古文等で習った建物が現実に其処に有るというだけで、何か興奮を覚えさせられる。
晴れ渡って温かいお日和の下、ゆっくりとそれを見せて頂いて、私も堪能させていただく事ができた。

思い切って出かけて良かったと思える、御所の見学であった。

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