減反目標見直しを 

昨日6月21日の朝日新聞に、こんな記事が載っていた。

 減反目標「見直しを」
千葉県の堂本晶子知事が20日、若林農林水産大臣を訪ね,千葉県にかされた8年度米の生産調整(減反)を見直すように求めた。目標を達成できそうにない現状を踏まえた「白旗」だ。千葉県は減反目標の達成へ最重要憲と見られてきた。他県の取り組みに影響しそうだ。


世界的に食糧難が懸念され、食料自給率の、諸外国に比べても以上に高い日本で、食糧自給対策どころか、いまだに稲作の減反政策を続けているという事を知って、驚いている。

もう減反政策は、止めているものとばかり思っていたので・・・・・
政府は食料を輸入できない事態が来た時どうするつもりなのだろう?

減反政策は農家にお金を渡して、無理やり水田を遊ばせる事業で、これができた時には、コメの在庫が重なり、古米、古古米、古古古米が有って、どうしようもない状況にあったし、今のように世界的食糧危機等ではなかったから、それなりに存在理由も有ったのかもしれないけれど、もうとっくに改めても良い法律だったのではないだろうか?

ところでウィキペディアに次のような記述があった。

米の在庫が増加の一途をたどったため、政府は、新規の開田禁止、政府米買入限度の設定と自主流通米制度の導入、一定の転作面積の配分を柱とした本格的な米の生産調整を1970年に開始した。


こういう政策を決めていながら1989年に、諫早湾を農地にするためと言って干拓工事を始めたのである。
 

諫早湾干拓工事
干拓事業の概要
工事開始 - 1989年
計画面積
造成面積: 約942ha(農用地等面積:約816ha)
調整池面積:約2,600ha
営農計画 - 露地野菜、施設野菜、施設花き、酪農、肉用牛
事業費 - 2,533億円 


片方で税金を使って農地を遊ばせながら、片方では水産資源の宝庫を潰し、2533億円もの税金を浪費して、農地を造る為の干拓工事をしているのである。

このために漁業資源を奪われ未だに苦しめられている有明海沿岸の漁民は、数知れない。
又失われた漁業資源のことだけであったとしても、残念でならない。
農林水産省なら、国民の安全な食料確保にこそ、全力で努めてもらいたいものである。

Comments

減反して外米輸入する不思議

日本は1993年のウルグアイ・ラウンド合意で年間ミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)77万トンの外国産米を輸入している。
此れ、全くいらない米です。
不人気で売れないので大量に在庫が溜まるが、1トンの保管に年間1万円かかるので、150億トン以上の外米の保管料だけでざっと年間150億円も使っている有様。溜息が出ます。
『誰でも良いから今の政府を替えてくれ』とはアフリカの某国の国民の声らしいが、日本人の私も同じ事を言いたい。
『誰でも良いから今の自民党政府を変えてくれ』

単純すぎる?

米でパンを作れば良いのでは?
学校給食も主食は米。
日本のお米美味しくて、私は大好き。
私の場合、基本的にはごはんと海苔あとは何もいらない。

コメント有難うございます

逝きし世の面影様
保管料だけで年間150億円とは!!
全く、どうなっているのでしょうね。
いくら米軍が駐留しているといっても・・・・・

scotti様
私も毎日殆どが、米食です。
最近16雑穀というのを試してみましたら、家族みんな「特に美味しい事もないけれど、まずい事もない」というのでそれなら、身体に良いそうだからということで、毎日入れています。

米を売れば良いのに。
特に中国人はジャポニカ米を食うし、あっちの食物なんて毒汚染の物ばかりだから、富裕層は日本産の食物とかを買うし。
結構売れると思うんだけどな。


まぁ米よりも野菜関連の自給率ですかね。二毛作とかもやるべきでしょう。
あとは肉。
捕鯨をもっと本格的にやれば、それなりに上がると思います。

残念ながら小麦やとうもろこしに関しては、気候的に自給率を上げるのは困難でしょうが・・・

余談
給食のパンの話がでたので。
これには、戦後のアメリカ政策が関わってたり。
曰く
子供時代の食べ物は脳に記憶され、一生を通して食べることになる。アメリカの小麦のパンの給食を食べた子供は、大人になってもアメリカ産小麦のパンを食べ続ける。
と言ったものが今も続いている結果です。
まぁ日本人の食物アレンジ技術は、アメリカ人の予想外だったようですが。
(世界中で、ここまで世界中の食物、料理を食べれる国は日本くらい)

めめ様

中国人には、日本のお米は人気らしいですが、余り輸出に力を入れすぎると、安全な日本のお米は日本人でもお金持ちだけ,その他は外国のお金持ちに行ってしまって、日本人の庶民は、中国産の危ないおコメだけということになりはしないかと心配です。
今の日本人は世界中から真似されるような食生活をさせてもらっているのですね。
日本人の工夫の賜物でもあるのでしょうが・・・・・

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