成立させることが出来るだろうか?  道路特定財源の一般財源化 

滋賀県では比良八講の荒れじまいという言われ、比良おろしが吹いて、初めて本当の春が来ると言われている。
今年は早くから暖かくなっていて、ちょっと様子が違っていたのだけれど、昨日から風が強くなってきており、今日は気温も一頃よりだいぶん下がってきている。
遅ればせの『比良八荒』と言ったところだろうか。

昨日は福田総理が珍しく、首相主導で事を起した。

首相「新提案」 公開討論で細部詰めよ
2008年3月28日

 道路特定財源問題で首相が新提案を出した。半歩踏み込んだが、民主党の主張とは依然開きがある。打開のメドは立っていない。与野党の駆け引きももう潮時だ。国民に迷惑をかけてはいけない。

 冷静な物言いが持ち味の福田康夫首相が二十七日の緊急記者会見では珍しく思いのたけを語った。残る時間はわずかだがあきらめていない、政治の迷走のつけを国民に回してはいけない、と。

 ガソリン税などの暫定税率が月末に切れるのを目前に、今週は与野党間で修正協議をやる、やらないの押し問答が続いた。首相は先週末、与党に修正案をまとめさせたが、中身の論議に全く入ることができない状況だ。そんなイライラから民主党批判を繰り返してきたが、それこそ時間の浪費ということに遅まきながら気づいたのだろう。新たに切ったカードは首相主導だったらしい。

 提案の柱は道路特定財源を二〇〇九年度から一般財源化するとしたことだ。「税制抜本改革時に見直す」とあるだけだった当初案からは、踏み込んだ内容となった。民主党が廃止を要求する暫定税率の扱いについては、今後の検討課題とした。十年五十九兆円の道路整備中期計画も五年に短縮した。

 この提案は自民など与党の了承手続きを経ておらず、駆け引きの色彩も否定できない。道路族の古賀誠氏は「中身について心配する点がないとは言わない」と語った。具体化の過程で流動的な要素もある。

 民主党執行部は〇八年度からの一般財源化と暫定税率廃止が盛り込まれていないとしている。首相は暫定税率を維持する意向も表明しており、民主党の要求とは依然距離がある。与野党協議の急進展は容易ではなさそうだが、従来の主張を続けるか、野党も熟考を要する。

 首相が多少なりとも歩み寄ったのだ。この材料を手掛かりに国会の場で堂々と議論する好機である。首相が暫定税率の扱いを今後検討するというなら、議論の場で真意を詰めるのが筋だろう。

 一般財源化にしても、そのまま不必要な道路建設に支出されては意味がない。使途のあり方などあいまいな部分をオープンな場で一つ一つチェックし、担保を取ってはどうか。

 その前提として、少なくとも与野党が折り合っている道路関連以外の租税特別措置が期限切れになるようなことはあってはならない。政府が直ちに善後策を示すよう求める。

 首相は「混乱を回避して国民生活を守るという総理大臣の責任を全うする」と語った。その言葉は重い。    (中日新聞社説)



首相記者会見の直後、自民党の伊吹幹事長は「福田総理大臣の提案は、自民党の党内手続きを取ったものではなく・・・・・」などとあからさまに反感を示していたのに、今日になったら福田総理の提案に賛成のような事を言っているようである。

福田総理の提案は、国民から支持されるようなので、実際に道路特定財源を放棄するつもりは全然ないけれど、今は其れを隠して置いた方が党の為になりそうだから、方針を変更したのではないだろうか。
一般財源化するには、法改正が必要だから(年末にする事になっているらしい)、総選挙は一般財源化すると思わせて戦い、選挙に勝った暁に、改めて反対すればよいと気付いたのではないだろうか。
今日の自民党は、道路族議員もそろって、福田総理を応援すると言っていると報じられていた。

騙されないようにしたい。

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