ネットウヨも正義を愛する人達なのかもしれない
今日ブログランキング上位のブログ、所謂右翼系と目されているブログを、いくつか覗いてみた。
それぞれにそれなりに首尾一貫しているし、謙遜そうな物言いをして、読者を立てていて、本当に日本のことを憂えて、その対策を本気で書いていると青年が思ってもおかしくない文章に思えた。
只その書いてある事柄が、一面の真理だけであると言う事、そして今の日本の独立を一番侵しているのは、アメリカであると言う肝心の事に一切言及していない事を除けばであるけれど。
多分アメリカのお陰で、日本は外国から攻められないで居れるのだという主張なのだろう。
しかし今のアメリカの日本に要求している事は、占領軍としても破格で強引で、しかも六十年の余も居座り続けている現実を考えたなら、これ以上に悪い占領国が他にあるだろうかとさえ思えてくるという事実には、一切触れていないのである。
勿論日本が占領軍に刃向かったならば、それは悲惨な事も今以上に起こることは予想できるけれど、日本はアメリカに降伏して以来1度も反乱を起した事も無く、常に大人しくしていたのだからこれ以上扱いやすい国はなかったのではなかろうか。
しかも日本人は有能な国民であるから、占領軍の経費も持ってくれ、又様々な所で優遇してくれるのだから、自国本来の軍隊も連れて来たくなり(現実に一部を移し始めている・・米軍再編)この国からこから離れる気になれない位に旨味の有る国が、現在の日本なのである。
他国が横取りしようと攻めて来たならば、別に日本人の為でなくて、アメリカの利益を確保する為にこそ、アメリカは日本を死守しようとするだろう。
かのブログはそういう事情を少しも説いて聞かせる気は無いのである。
我国はアメリカの為に、どれ程の予算を毎年計上させられているのか?
どれ程のアメリカ国債を買わされているか?
どれ程に経済的協力を迫られ、譲歩し続けているか?
そんなことは夢にも思わないようなブログ構成になっているのである。
日本が思いやり予算などと言って、出せば出すほど、アメリカは感謝するどころか、いじめっ子が益々欲深になって、もっと小遣いをせしめようと、苛められっ子ををいたぶるように、アメリカの要求はエスカレートし続けていると言う現実を、少しも書いていないで、アメリカのお陰で日本は安泰であると思い込ませようとしているのである。
それなのに、「日本よ、もっと毅然としてあれ」とぬけぬけとのたもうている。
このブログだけを見て、その威勢の良さにほれ込んでしまい、又それ以外のことを余り調べるチャンスが無かった人の場合、このブログと共に、日本のことを憂えたくなるのも分からないでもない気がしたのだった。
兎に角今の日本は、何かが狂っている。
それは共通の認識であり、ネットウヨの人たちもやっぱり、日本人として日本のことを真剣に憂えている人が多数有るのではないかと思う。
只情報収集に偏りがありすぎるのだと思う。
それを偏向とも言うけれど、その只中に有る時は、自分を偏向していると思えるものは(勿論私自身を含めて)余り無いのではないだろうか。
嘗ての私も、今日読んだブログの主張のようなものに、感化された経験を持つものであるのだから。
だから私は嘗て、ネットウヨは只の馬鹿ではなかったという記事を書いた事があったけれど、あれはちょっと失礼な事であったかもしれないと思った。
日本人の青年達は本当に日本のことを心配しているという点に於いては、右も左も無く同じことなのだから、
願わくは先入観無しに、別の観点からも日本の現状を検証されん事をと切に願うものである。
- [2008/03/03 17:57]
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Comments
とくに歴史認識に関しては…。
わこさんのおっしゃるように、一面の真実しか見えていない。あるいは見ようとしない。
どちらの本を読んでも頭が痛くなるか、ため息が出ることが多いです。
どうも、そこに派閥(カルト集団?)の構造を感じてしまいます。
同時に、みんな自分が絶対的に正しいと思っている。学歴の高い人に多い気がします。偏差値教育の弊害では?
相手が優れていると感じることは敗北だと思うのでしょう。
そして互いに、周りはみんな自分より馬鹿だとひそかに考えてしまうのでしょう。
自分の頭の中の、理屈だけで考えて、それを絶対だと信じているのです。
naoko様
自負心から来るものもあるかもしれませんが、貞節とか節操とかいう本来美質であるものも、悪く作用する時、人を頑固にしたり、排他的にしてしまう恐れのあるものなのではないでしょうか。
つまり一度ご縁が出来た党とか、思想団体とかの考え方を、情念的に支持してしまうと言う傾向は、情誼に厚い人ほど強いのではないかと思うのです。
物事の善悪は、解釈の仕方でかなりの部分あいまいなところの有るものです。
そこの所で、つい贔屓目に判断することを続けていたら、
気がついた時にはかなり道を踏み外していたと言うような事もあるのではないかという気もするのです。
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「これ以上に悪い占領国が他にあるだろうか」とはいどこの国と比べておっしゃられているのでしょうか?
少なくとも独裁国家であり、民主主義を否定していたソ連や、いまだに共産党の一党独裁の中国に占領されるよりはずっとマシだったと思いますよ
それは西ドイツと東ドイツの差を見れば明らかです
>別に日本人の為でなくて、アメリカの利益を確保する為にこそ、アメリカは日本を死守しようとするだろう。
そんなことは分かっていますよ
というか、むしろ「日本を死守」してくれるなら結構ではないですか
米国人だけの血が流れて、日本人の血が流れないということですから
もっともそんな都合のいい話はまずありえませんが
>我国はアメリカの為に、どれ程の予算を毎年計上させられているのか?
どれ程のアメリカ国債を買わされているか?
どれ程に経済的協力を迫られ、譲歩し続けているか?
アメリカにNOと言いたいのなら、自衛隊の軍備を増強しなければなりませんが・・・
自衛隊を解体して軍備を無くしたら、益々米軍の思いのままですよ
uchi様
お答え長くなりましたので、新しい記事に仕立てましたが、どうかご了承下さい。
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