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奉祝 皇后陛下雅子様56歳のお誕生日 

皇后雅子さま56歳の誕生日 「各地で出会ったたくさんの笑顔は、かけがえのない思い出」
毎日新聞2019年12月9日

 皇后雅子さまは9日、56歳の誕生日を迎えられ、宮内庁を通じて文書で感想を公表した。療養生活が続くなか皇位継承に伴う儀式など東京都内や地方で臨んだ行事を振り返り、「各地で出会ったたくさんの笑顔は、かけがえのない思い出として心に残り、大きな支えになってくれるものと思います」と感謝の気持ちをつづった。

 皇后さまは、天皇陛下の即位関連儀式を終えたばかりの心境を「無事に(陛下と)ご一緒させていただけたことに安堵(あんど)し、うれしく思う」と明かした。一般参賀(5月4日)では約14万人から祝福され、約12万人が都心の沿道に詰めかけた祝賀パレード(11月10日)では涙を拭う場面もあった。「多くの国民から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂いた」と感謝した。
 国民の気持ちの背景に上皇ご夫妻の歩みがあるとして、「国民と苦楽を共にされ、長きにわたって国民に寄り添われ、お務めを果たされたことによるところが大きい」との思いを記した。
 文書では、台風19号などの被害を案じ、プラスチックゴミなど環境問題や子供の虐待問題、世界の紛争や内戦に「心が痛む」とした。アフガニスタンで医師の中村哲さんが命を落としたことにも「とても残念でした」と言及した。

 皇后さまは、天皇陛下の即位関連儀式を終えたばかりの心境を「無事に(陛下と)ご一緒させていただけたことに安堵(あんど)し、うれしく思う」と明かした。一般参賀(5月4日)では約14万人から祝福され、約12万人が都心の沿道に詰めかけた祝賀パレード(11月10日)では涙を拭う場面もあった。「多くの国民から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂いた」と感謝した。
 国民の気持ちの背景に上皇ご夫妻の歩みがあるとして、「国民と苦楽を共にされ、長きにわたって国民に寄り添われ、お務めを果たされたことによるところが大きい」との思いを記した。
 文書では、台風19号などの被害を案じ、プラスチックゴミなど環境問題や子供の虐待問題、世界の紛争や内戦に「心が痛む」とした。アフガニスタンで医師の中村哲さんが命を落としたことにも「とても残念でした」と言及した。

 皇后さまの療養生活は2003年12月から続く。「健康の一層の快復に努めながら、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくよう努力したい」と皇后としての思いをつづった。
 医師団は例年通り「体調には波がある」としたうえで「過剰な期待を持たれるとかえって逆効果となり得る」との見解を示した。
 皇后さまは9日、陛下とともに皇居などで開かれる誕生日行事に臨む。【和田武士、高島博之】


今日は雅子様が皇后陛下となられて初めてのお誕生日です。
ご健康についての懸念はまだ残ると医師団は言っているようですが、
あの過酷なご即位にまつわる数々の行事を恙なくどころか、
皆が感心するほどの御立派さで終えられたのですから、
ご健康への懸念は略必要なくなられたと思っても良いのではないかと思います。

直近の事件では、ペシャワール会中村哲さんの被弾死事件がまだ生々しいところですが、
この事件に際し上皇様上皇后さまが中村哲さんに哀悼の意を表されたそうです。
雅子様もアフガニスタンで長年にわたり医療活動や灌漑施設の整備などを行い,復興の支援をされてきた中村哲氏が,最近現地で命を落とされたこともとても残念なことでした。と、
中村哲さんのご落命を残念がっておられます。

その前に、今年は東日本で大変水害が何度も起きましたが、
犠牲になられた方も多く,深く心が痛みます。ご遺族のお悲しみはいかばかりかと思いを寄せ,心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。また,被災された方も大勢おられ,寒さが募る中,様々なご苦労が絶えないことと案じております。今後,復旧が順調に進み,被災された方々に安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っております。
とお誕生日に際して出されたお言葉の中で述べておられます。(全文は“続きを読むは“に複写しています。)

平成の皇后陛下美智子様に続いて、
令和の皇后陛下も優しく聡明なお方になって頂くことが出来て、
本当に有り難いことです。
皇后陛下雅子様がいつまでもお元気でと願ってやみません。

皇后陛下のお誕生日を心からお祝い申し上げたく存じます。


皇后陛下お誕生日に際してのご感想
令和元年12月9日(月)
今年は,30年以上にわたる平成の御代の終わりに上皇陛下がご退位になり,5月初めに天皇陛下がご即位になって,新しく令和の御代になりました。誕生日を迎えますのにあたり,時代の節目となった今年を振り返りますと,深い感慨に包まれます。
年の初めから,上皇陛下のご即位30年,上皇上皇后両陛下ご結婚60年をお祝いする様々な行事や,退位礼正殿の儀を始め,上皇陛下のご退位に関わる様々な行事がございましたが,平成最後のお務めの一つ一つを,それ迄とお変わりなく,お心を込めて大切にお務めになるお姿が深く心に残っております。
5月1日の天皇陛下のご即位以降,ご即位に伴う一連の行事を陛下がご無事にお済ませになり,私も,陛下のお力添えを頂きながら,一つ一つの行事に無事にご一緒させていただくことができましたことに安堵し,嬉しく思っております。上皇上皇后両陛下には,ご在位中から,陛下のご即位関連行事を始め,お代替わりが円滑に進むようにとのお心遣いとお導きを賜りましたことに深く感謝申し上げます。また,様々な行事の準備にご尽力いただいた方々に厚く御礼を申し上げます。
天皇陛下のご即位以来,5月の皇居での一般参賀や,11月の国民祭典,祝賀御列の儀などの折に,多くの国民の皆様から,思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きましたことに,心から感謝しております。また,この7か月の間に,地方への訪問,都内での行事などを通して,国民の皆様と接する中で,多くの方々から温かいお気持ちを寄せていただいたことを嬉しく,またありがたく思いながら過ごしてまいりました。日本国内各地で出会った沢山の笑顔は,私にとりましてかけがえのない思い出として心に残り,これからの歩みを進めていく上で,大きな支えになってくれるものと思います。
同時に,このような国民の皆様の温かいお気持ちは,平成の御代の間,上皇上皇后両陛下が国民と苦楽を共にされながら,長きにわたって国民に寄り添われ,ご立派にお務めを果たされたことによるところが大きいものと深く感謝しております。そして,これからの日々,陛下とご一緒に,国民の皆様の幸せを常に願いながら,寄り添っていくことができましたらという思いを新たにしてまいりました。
そのような中にあって,10月の台風19号など,今年は幾つもの災害が重なり,日本国内の広い範囲が大きな被害に見舞われたことは大変残念なことでした。犠牲になられた方も多く,深く心が痛みます。ご遺族のお悲しみはいかばかりかと思いを寄せ,心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。また,被災された方も大勢おられ,寒さが募る中,様々なご苦労が絶えないことと案じております。今後,復旧が順調に進み,被災された方々に安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っております。
近年,日本のみならず,世界各地でも水害や山火事などの自然災害が多く発生しており,地球温暖化や気候変動などの問題が現実のこととなりつつあることが案じられます。また,日本では,気候関連の災害の他にも,南海トラフ地震や首都直下地震などの大地震も予測されており,様々な面から防災対策を進めていくことがますます大切になってきているように思われます。
プラスチックゴミなど多くの環境問題や,日本国内の貧困や子供の虐待などの問題,また,世界で紛争や内戦が続いていることなどにも心が痛みます。このことに関連して,アフガニスタンで長年にわたり医療活動や灌漑施設の整備などを行い,復興の支援をされてきた中村哲氏が,最近現地で命を落とされたこともとても残念なことでした。人々が安心して暮らせる平和な世界が実現することを願ってやみません。
 
一方,今年を振り返りますと,様々な明るい出来事もありました。特に最近では,日本で初めて開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会で,「ワンチーム」として活躍した日本選手を始め,各国選手による世界トップレベルの試合に日本中が沸き,試合が開催された各地で各国選手団と地元の方々との心温まる交流が広がるなど,とても良い大会になったことを嬉しく思いました。また,東日本大震災で被災した釜石市でこの大会の試合が行われたことも喜ばしいことでしたが,その釜石市が残念ながら台風19号の被害を受けた時には,試合が中止になったカナダの選手団が泥の除去作業などのボランティア活動をされ,ナミビアの選手団は合宿地の宮古市で交流会を開き被災者らを励まされたことも心に残る出来事でした。
学術の分野では,吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されました。日本の研究者の方々の研究の成果が広く世界に認められ,ノーベル賞受賞が近年続いていることを喜ばしく思っております。
 
来年は,いよいよオリンピック・パラリンピック競技大会が東京で開催されますが,ラグビーワールドカップ2019日本大会のように,スポーツの素晴らしさを目の当たりにすることができるのみならず,多様な背景を持つ世界の人々がお互いを尊重し合い,友好を深める良い機会になるとともに,東日本大震災の被災地にとっても大きな力になるような大会になることを願いたいと思います。
愛子は,早いもので今年高校3年生になり,先日18才の誕生日を迎えました。残り少ない高校生活の中で,勉強のみならず,運動会や文化祭などの学校行事にもお友達と一緒に楽しく取り組んでいます。これから高校を卒業しますと,今まで以上に,様々な経験を積み重ねながら視野を広げていく時期になると思いますが,これからも感謝と思いやりの気持ちを大切にしながら,いろいろな方から沢山のことを学び,心豊かに過ごしていってほしいと願っています。
天皇陛下には,ご即位されて以来,皇居宮殿での儀式などにとてもお忙しい毎日をお過ごしでいらっしゃいます。顧みますと,上皇陛下には,80代半ばを迎えられていた今年4月まで,このように重いご公務を毎年欠かさずお務めになっていらっしゃいましたことに深い敬意の念を新たにいたします。また,上皇后陛下には,平成の御代の間,皇后としてのお務めを果たされながら,上皇陛下を常にお傍でお助けになり,上皇陛下のお力になってこられました。上皇后陛下には,今年ご手術をお受けになり,ご案じ申し上げましたが,上皇上皇后両陛下には,これからもくれぐれもお体を大切になさり,永くお元気にお過ごしになりますよう,心よりお祈り申し上げます。そして,ご譲位後も私たちの歩みを温かくお見守りいただいてきましたことに深く感謝申し上げます。
天皇陛下には,お忙しい中でもいつも私の体調をお気遣い下さいますことに心より感謝申し上げます。私も,天皇陛下のお務めの重さを常に心にとどめ,陛下をお傍でお助けできますように健康の一層の快復に努めながら,皇后としての務めを果たし,陛下とご一緒に,国民の幸せに力を尽くしていくことができますよう努力してまいりたいと思っております。
この機会に,特に今年,国民の皆様からお寄せいただいた格別の温かい祝福のお気持ちに,重ねまして厚く御礼申し上げます。

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