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ペシャワール会 植樹100万本達成! 

ペシャワール会報が届きました。
アフガニスタンでは昨年10月中旬から洪水が発生するほどの多雨となり、
豊富な降雨降雪が今年の4月まで続き、干ばつは一時的に解消しているそうです。
それでもペシャワール会の灌漑事業は、幅広く継続されているようです。

今年3月までで2003年以来の植樹数が100万本を超えたそうです。
柳枝工に用いられる柳が6割と圧倒的に多いそうですが、
その他に、クワ、オリーブ、ユーカリ、ビエラ、ガズ、シーシャム、ポプラ、イトスギと果樹を色々と植えておられる様です。

ペシャワール会の最初の灌漑事業はマルワリード用水路を掘る所からでしたが、
掘った用水路の護岸は福岡県朝倉市の山田堰を見習って、中村さんが始められた蛇籠方式と呼ばれるもので、
針金を編んで籠状にし石を詰めたものを用水路の縁に積み上げて用水路壁としておられるのですが、
その用水路壁を補強する為に柳を植えておられるのだそうです。
柳の根が張ってきて生きた網を形成し、蛇籠壁を包んでより強固にしてくれるのだそうです。
2017年のマルワリード用水路を写した写真を載せておられましたが、
「まるで昔からあったような風格」と書いておられる通り、
マルワリード用水路は重厚な雰囲気になっています。

そう言えば朝倉市の山田堰土地改良区理事長の徳永さんという方が、
PMS(ペシャワール会)とFAO(国連食料農業機関)に招かれて、アフガニスタンを訪問しておられたそうです。

その方の寄稿に、
     (一部引用)
2010年に開通したマルワリード用水路は、自然と調和し、岩山に沿って高台を水が流れる約25kmでした。
用水路護岸は、芸術的と言いたくなる蛇籠・ふとん籠で造られ、周辺に紅柳・桑・シーシャム・ユーカリ等の植栽が施され、水路全体が豊かな林で癒しの場所となり、多くの住民が団欒し子供達が水遊びをしている姿を多く見ました。
Q3貯水池の岩山に登りQ2貯水池も見ながら下界を見下ろし、果てしなく広がる林・民家・農地など、人のぬくもりを感じる風景を眺めると、この地が荒廃地であったことは想像できませんでした。
 マルワリード用水路は、食糧生産の手段にとどまらず、地下水の涵養、戦争によって失われた美しい農村風景の形成、文化の伝承復活など多面的機能に大きく貢献していくことを確信しました
。と書いておられます。

マルワリード用水路はこんなにも素晴らしいものになっているのですね。
ペシャワール会では地域の機能しなくなっていた取水堰等、灌漑に必要な工事を次々として行っておられるようで、
カチャラ堰(マルワリードⅡ)第2期工事、ガンベリ排水路の完成、カマ堰改修完了と工事も幅広くなっておられ、
農作物や果樹栽培に蜂蜜づくりまで色々と工夫をされているそうで、
その一方、地域唯一の医療機関として、病院の活動も続けておられるそうですから、
中村さんのバイタリティーは驚異的ですね。
これでもう72歳(9月で73歳)だとは信じられない位の獅子奮迅のお働きですね。

水よもやま話(4)
「治水」と「洪水制御」 東洋における水
という中村哲さん寄稿の文も素晴らしいものでしたが、これは割愛させていただきます。
(実は一度書いていたのですが、投稿に失敗して消してしまったのでした。)



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