Dendrodium

花も心を持っている。稚拙ですが民草が思いを綴ります

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シベリアの寒い冬を思う

大寒に入り、厳しい寒さが続く。
地球温暖化は、何処に行ってしまったのかと思うほどである。

先日、テレビのバラエティー番組で、シベリアでも格段に寒いといわれている土地を紹介していたけれど、その日の気温が何と零下57度とか言っていた。
夏には+30度にもなるとの事で、そんなところでも人間は住めるものかと驚いた。
以前に見たテレビで、ロシア人は―6度になったら、春のように暖かいと上着を脱ぐということではあったけれど・・・・
やっぱり、その民族によって、気温の感じ方も違ってくるものの様である。

今日のちちんぷいぷいで紹介していたのに、ドイツでの話しで、
犯罪を犯した少年を、シベリアで鍛えなおすという取り組みをしているということであった。
その土地は、薪を焚かなければ暖を取れないような土地で、引率者1人と共に暮らすのだそうである。
そんな過酷な所で生活したら、精神が鍛えられるだろうとの意図で、計画されたのだろうけれど、それで本当に効き目があるのだろうかと、番組の出席者達の反応は、疑問視する声が多かった。
シベリアの小さな村の冬期だったら、逃亡する事だけは不可能かもしれないけれど・・・・

シベリアと言えば思い出されるのは、敗戦後シベリア抑留となった、関東軍の兵士達の事である。
個人的には何も悪い事をしたわけでもないのに、関東軍の将軍や幹部達は、自分達の身の安全を保障してもらう見返りに、部下の兵士達約60万人を、ソ連軍に引き渡したのだと聞く。
冬のシベリアは、零下40度前後が普通らしいが、日本人がそのシベリアの地で、冬も屋外労働をさせられたのである!
シベリア抑留者60万人のうち51万人が数年後に帰国されたということで、
その死者数9万人!
何と酷い事を!
60万人のうち9万人というと、大変なパーセンテージの死亡率だけれど、それでも若い盛りの青年達だったからこの数字で済んだのではないかとも思える。
国のためと言われて応召したのに、職業軍人は、自分達のみの身を守る為に、預かった兵士をいわば売り渡すような行為をしたのである。

勿論全ての将軍が、そんなダラ漢だけだったとは思わないけれど、
日本の現状は、平時の今でさえ、欲と保身に身も心もどっぷり浸かって、平気で国を売るような事をする政治家が、満ち溢れているのだから、戦時ともなると、どういうことになることか思いやられる。
部下や国民を売る将軍が、一人も出ないという見込みは、はなはだ立てにくい状態にあると思う。(それ処か、うようよ出そうな気がする)

愛国心、愛国心と他人にのみ愛国心を要求する人は、自身は愛国心のかけらも無いというのが、現実なのではないだろうか?
それも理の当然かもしれないけれど・・・・・
日本人に愛国心がないと言う人ほど、愛国心が無いのは、人をケチ呼ばわりする人ほどけちであったり、馬鹿呼ばわりする人ほど、馬鹿な場合が多いのと同様であろう。

けちな人は、何を見ても損得が、まず気になるから、人がケチに見えやすく、すぐ他人をケチ呼ばわりするし、
賢い人だったら一見バカに見えるときでも、その裏が有る場合を考えて、簡単には相手をバカと断定しないものだと聞く。(だから人をすぐ馬鹿呼ばわりする人はバカだという事になる)
自分に愛国心の無い人は、人にも愛国心が無いだろうと思いやすく、
それで心配になって、愛国心教育、愛国心教育と叫ばずには居れなくなるのではないだろうか。

小泉、安倍両総理に愛国心が有ったとは、とても思えないではないか!
だからこんな政治家ぞろいの時に、喩独立憲法にする為であったとしても、憲法を変えるべきではないと思う。
憲法9条は何としても守りぬかなければ、どんな事をされるか知れたものではないから!

*Comment

シベリヤ抑留 

>シベリア抑留者60万人のうち51万人が数年後に帰国された

現在では、日本人のシベリヤ抑留者は約107万人いたというのが、一般的な考えです。そのうちで、確認済みの死亡者は25万4千人、行方不明者と推定死亡者は9万3千人、合計で34万7千人です。ロシアが資料をさらに公開すれば、この数はさらに増えるでしょう。
  • posted by 隠居老人 
  • URL 
  • 2008.01/25 11:33分 
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大先輩の政治家の言葉 

日ソ共同宣言をまとめた鳩山一郎が、ソ連へ行く前に語った言葉が印象的です。以下引用
>>
「北方領土返還が最大の課題として話題になっているが、ソ連に行く理由はそれだけではない。シベリアに抑留されているすべての日本人が、一日も早く祖国の土を踏めるようにすることが、政治の責任である。領土は逃げない、そこにある。しかし、人の命は明日をも知れないではないか」

昔は政治家が、政治の責任をきちんと語っていたと思います。
  • posted by 隠居老人 
  • URL 
  • 2008.01/25 11:42分 
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隠居老人様 

コメント有難うございます。
シベリアに抑留された人数、昔聞いたうろ覚えを書いてしまいました。
それが107万人で34万人以上の方が、命を落とされていたとは!
やっぱり死亡率15%程度で済む環境ではなかったのですね。
現在の推定では34%の死亡率だったということになると思いますが、そうすると3人に1人の確立で亡くなっていた事になります。
本当に、酷い事ですね。
  • posted by わこ 
  • URL 
  • 2008.01/25 12:09分 
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わこさん、こんにちは。元気ですか〜?
相変わらず、素敵な記事ばかりですね。ほんわかしているけれど、きちんと伝えられていて、とても好ましいです。これからも、お互いにぼちぼちと頑張っていきましょうね!^^

  • posted by ココロ 
  • URL 
  • 2008.01/31 13:31分 
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こんにちは 

またお邪魔します。
ちょっと体験者のお話を…。
シベリアの戦場で、夜一人はぐれてしまい、駐屯地まで星を頼りに歩いてもどったという話を一人の老人から聞いたことがあります。その時歩きながら凍りついた死体の手足をいっぱい袋につめて運んだというのです。途中で狼に囲まれたときに投げ与え、その隙ににげるためです。でもそのうち死体がなくなってしまい、万事休すとなったとき、一か八か大声で歌を歌ったところ、狼が逃げていき、なんとか基地にたどりついたそうです。
それから以前高杉一郎さんの「極光の影に」を読んで、忘れられない感銘を受けました。極限状況の中で、あれほどの尊厳を持ってロシア人と向き合えた日本人がいたんだなあ、と。一番好きな本のひとつです。

  • posted by naoko 
  • URL 
  • 2008.02/01 01:47分 
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コメント有難うございます 

ココロ様
身に余るお褒めを頂き、舞い上がってしまいそうです。
ココロさんの行動力には、とてもついていけそうもありませんが、気がついたことをボチボチ書かせていただきたいと思っています。
これからも宜しくお願いします。

naoko 様
シベリアに抑留された方々の、ご苦労は筆舌に尽くしがたいものがあったようですね。
二度とあんな事の起こらないように願いたいものです。
  • posted by わこ 
  • URL 
  • 2008.02/01 16:10分 
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    瀬田川の畔に
    住まう
    名も無き
    嫗でございます。


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