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小池劇場が上演されたわけ 

此の秋は小池百合子都知事の、豊洲市場やオリンピック関連の問題提起で、
一寸だけ正義が行われようとしているのかな?との期待が私達の乾いた心を潤しかけていました。
豊洲新市場の建築に関して行われた数々の杜撰な安全管理や、
オリンピック用に創る諸施設の建築費を、初期の目標額から大幅に値上がりさせ、
莫大な予算を必要としている事で、東京都知事として許せないと、
オリンピック委員会に対し、大上段に戦いを挑んでいた小池都知事は、
その話を聞くものの胸をわくわくさせたものでした。

しかし、小池都知事にはオリンピック施設の新設を、本気で止めさせる気はなかったようで、
殆ど最初の計画通りの物を、創る事にしたようです。
勿論、オリンピック委員会の言う金額より、幾分安く作る事にしたようですが、
此の金額だって、いつの間にか又、増えていないという保障はないでしょう。

豊洲市場だってこれからどういう事になるのか?
豊洲市場への移転は危険すぎると言って、移転計画を白紙に戻す気は、
小池都知事にはないのではないでしょうか?
豊洲市場移転計画を目論み、強行した元凶・石原元都知事への追及は、形式的なものに終わって、
有耶無耶のままで放置されましたし・・・・・

都議会では、小池都知事と自民党都議会議員との対立が、鮮明となったようですね。
都議会終了後、恒例の都議会議員への挨拶回りをした時、
小池都知事が自民党議員達に対しては、会釈だけだったのに較べて、
公明党議員達とは、議員一人一人と握手して廻っていたそうです。

小池都知事は挨拶回りで、公明党には3分余りの時間をかけ、
自民党議員との挨拶には、十数秒しかかけなかったと、
その対応の違いをマスコミが囃し立てていました。(こちら

公明党都議会議員は、これからは自民党との連携を解消して、
小池都知事の与党となる事に決めたらしいとの、もっぱらの噂でした。
小池都知事は小池新党を創る予定だそうですから、
公明党は小池新党と連携する予定なのでしょう。

秋からマスコミを賑わした小池劇場の、上演理由はここにあったのではないでしょうか?

マスコミを使って大々的に小池百合子を売り込んだのは、
小池新党に公明党を合流させて、新しい政治勢力(都議会だけでなく国としての政治勢力)を創るのが目的だったのではないでしょうか?
数年前から橋下徹に力を入れていた経済界が、
橋下維新の会にやらせる積りだった取り組みが、次々と失敗して行ったので、
橋下維新の会ではどうにもならないと見切りをつけ、
小池百合子の人気をあおるために、小池劇場を上演させたのではないでしょうか?
小池人気が上がった時点で、小池百合子に新党を作らせ公明党とも連携させれば、
現在民進党に失望して、支持政党を持たない膨大な人数の無党派層の支持を、
小池新党に取り込めるの遠大な計画だったのではないでしょうか?

小池都知事の目覚しい働きにわくわくさせられた国民の多くが、
こぞって小池新党に投票する事になるでしょうから、
遠からぬ将来小池総理との呼び声も上がってくるかも知れないと、
目論んでの一大イベントだったのかも知れません。

安倍自民党政権に絶望した国民が、野党として選べる政党が、
小池新党しかない状態にすることが出来れば、
産業界にとっては申し分ない状況と言えるでしょう。
こうやって又、国民にとって選ぶべき政党がない状況が、
再び更新されるという訳なのかも知れません。

******
それにしても小池百合子氏の、疲れを知らないのではないかと思えるような、
心身のタフさには驚嘆させられますね。
自民党都議会議員達の悪辣な意地悪にも全然潰される事なく、
にこやかに自民党議員団に会釈し、
公明党議員団とは握手して廻る余裕が有るのですから・・・・・

庶民では考え付かないような戦略を考え付く知恵者を雇い、
その戦略をキッチリと演じきる役者を誂える事が出来るのですから、
私達庶民が権力にやられっぱなしになってしまうのも、
ある意味仕方ないのかも知れませんね。

中国の歴史小説など読んでいると、王朝を滅ぼそうとする時期に付いて、
「まだあの王朝には徳が残っている。まだ早い。」というような台詞をしばしば目にしたものでした。

経済界にも「まだ徳が残っている」から、今は手も脚も出せないのかも知れませんが、
そのうち彼等の徳も使い果たされて、世の中が変わる時が来るのかも知れません。
アメリカの徳も、15年前と較べたら色々な面で、可也使い果たされたように見えますし・・・・・




Comments

それでも結局オリンピックは元のさやに納まりましたし、豊洲は移転を止めるところまでは行かないと思います。やはり大山鳴動して、鼠一匹というのが現実です。小池知事には非難が及ばない、就任以前の問題と逃げ通せると思っているのでしょう。情報開示や豊洲の不備を露わにしたころがあまりにも大きく報道されていますが、彼女の功績とは思えない。タイミングが彼女に味方しただけではないか。政界再編もタイミングとしてあるかもしれないとおは思います。
小池知事に特段優れた政治的手腕があるとは思えない。それより、これらの失態は、週二回しか登庁しなかった石原慎太郎の無策の結果といえます。石原を追及しないマスコミや小池は内を考えているのか部意味ともいえます。

そりゃない世獣医さん様
>タイミングが彼女に味方しただけ
小池知事が都知事になったのは、権力が桝添知事を追い落とした後なのです。
権力はタイミングを計って小池百合子を知事にしたのではないでしょうか?
(だからぴったりのタイミングで、小池百合子は知事になれたのでしょう)
小池知事は、権力が付けた道筋を、過不足のない演技で進だだけだったのではないかと私は思っています。
権力は別のブレーンが作ったこの計画を、小池知事に請け負わせ、
自分(権力)の手中にあるマスコミの影響力を十二分に利用して、
小池百合子人気を作り上げたのではないかと思います。
絶大な人気の小池新党を作るために・・・・・
私が感嘆したのは小池知事の心身のタフさです。
政治家はタフであることが絶対条件なのだろうなと思っていましたが、
そういう意味でも小池百合子は、権力にとって、申し分ない役者だったと言えるのではないでしょうか?
そして小池さんは将来も、権力の期待に答える政治家になるのではないでしょうか?

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