Dendrodium ISに包囲されたシリア人を救う道

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ISに包囲されたシリア人を救う道 

内戦下のシリアでは過激派組織「イスラム国」(IS)や政府軍に多くの人々が包囲され、餓死者が出ているという。
この問題で、国連の潘基文(パンギムン)事務総長は14日ニューヨークの国連本部で、
「飢餓を戦争の武器に使うことは戦争犯罪だ」と述べ、
紛争当事者に包囲を解除し、食糧など支援物資の搬入を認めるよう訴えたそうである。
(国連総長、紛争地域への食糧搬入を訴え シリア飢餓問題)

しかし、現地の実態は複雑極まりないものの様である。

現実にはISに包囲された地域への援助物資は、IS延命の為の援助物資となっている面が大きいらしい。
当地の人々は、反乱者たちが米1キログラムに250ドルの料金を払わせていると言っているそうである。
そのコメはアサド政権が届けたものである場合もあるらしい。
欧米によるシリア人の飢餓危機に対する同情キャンペーンは、
IS延命の為の手段としてなされているという想像もできそうである。

以下にバルセロナの童子丸さんの報告をコピーさせて頂く。

シリア「包囲された町マダヤの飢餓」を巡る  西側《嘘つきメディア報道》の実態
2016年 1月 13日
時代をみる
童子丸開
<童子丸開:スペイン・バルセロナ在住>

バルセロナの童子丸です。

正月早々、また世界中を嘘が飛びめぐっているようです。特にソーシャルネットを使ったデマをマスコミが広げまくる、というパターンが定着してきたようで、我々もよほど気を付けていないと、どんな詐欺に遭うか分かりませんね。恐ろしい世の中です。



*  *  *  *  *  *  *

http://bcndoujimaru.web.fc2.com/fact-fiction2/Authentic_lies_of_Western_Media-socialmedia_on_Syria.html
シリア「包囲された町マダヤの飢餓」を巡る 

西側《嘘つきメディア報道》の実態

2016年の1月に入って、シリア南部、レバノン国境付近にある反政府武装集団がたてこもるマダヤという町が急に注目を浴びた。BBCやCNN、FOXなど英米系を中心にした数多くの西側メディアが、政府軍やヘズボラーの部隊に包囲されるこの町で極端な飢餓が住民を苦しめており緊急の援助が必要だ、これらはバシャール・アサド政権の責任である、というような論調で、数多くのビデオや写真を使いながらキャンペーンを開始したのである。

その結果、国連や赤十字などによる食糧などの緊急援助物資がマダヤに運ばれることになったのだが、英米系のメディアTV画面にいきなりショッキングな映像が流され何らかの政治的なメッセージがそれに含まれる場合には、そこに必ずでっち上げの大嘘が含まれていると疑った方が良い。今回も例にもれず『大嘘様の大名行列』が繰り広げられたようだ。日本の皆さまにもぜひその様子をご覧いただきたい。

今回翻訳(仮訳)してご紹介したいのは1月11日付ロシアRTの「First aid convoys ready to enter besieged Syrian town of Madaya (RT EXCLUSIVE)」である。 https://www.rt.com/news/328503-syria-madaya-fake-photos/

この中で西側メディアの大嘘とその大嘘の元を作り出すソーシャルメディアのでっち上げが暴かれているのだが、同様にこのでたらめなキャンペーンの裏側を暴く記事がGlobalreseachの記事にいくつかあるのでご紹介したい。
Madaya Fake Media Images: BBC Caught Recycling 2014 Footage from Yarmouk
Media Fabrications in Support of US-NATO War on Syria
Syria: BBC Fabricates Again, Uses Recycled Photos. Madaya Residents used as Human Shields by US-NATO Backed Terrorists
Syria. Analyzing Madaya’s Starvation Falsification. Western Media Propaganda in Support of US-NATO War Crimes
また当サイトの『ベネズエラ「反政府抵抗者たち」という映像詐欺』がソーシャルメディアによるでっち上げの実例を示す。

まあ確かに、その結果として、飢えて困窮する町に食糧などの援助物資が届いたわけである。西側報道の中では今のところ見かけないが、シリア政府からの食糧援助もあるようだ。ただしそれらが本当に住民の手に渡るのかどうかの保証はあるまい。どうせそれらを受け取って管理するのは反政府武装集団の者たちである。RTの報告の中でも「反乱者たちが、米1キログラムに100,000 SP(250ドル)の料金をかけている」という住民の声が紹介されている。

言ってみれば反政府武装集団は住民を人質に取っているわけであり、これが、イスラム国(ISIS、Daesh)やアルカイダ系テロリストと戦うシリア政府軍とそれを支援するロシア空軍の作戦を困難なものにしているのだろう。シリアがアサドの主導で平和を取り戻す動きが本格化している中で、大嘘の専門家である英米系西側メディアが懸命にテロリストたちの延命を図っているようだ。それにしても、こんなペテンにいとも簡単に乗せられてしまう西側世界の人々の感覚こそ、どうにかなってほしいものである。

2016年1月12日 バルセロナにて 童子丸開

▼▼▼▼▼▼▼(翻訳始め)▼▼▼▼▼▼▼
【注記:オリジナルの記事にはビデオやツイッターの画像が多く使われているが、この翻訳では画像は扱わない。ビデオは原文の方で確認していただきたい。またツイッターの画像はそれぞれのツイッターのアドレスをクリックしてもらいたい。】

https://www.rt.com/news/328503-syria-madaya-fake-photos/
最初の救援隊が包囲されたシリアの町マダヤに入る(RT独占取材)
2016年1月11日12時22分発表 (編集時間:2016年1月11日16時53分)

【RTによるビデオ:マダヤに向かう人道的援助物資を積んだトラック隊を報道するRTニュース。この中で、マダヤについて西側報道で流された大嘘の数々を紹介している。また後半では、テロリストの襲撃によって住んでいる町を破壊され家族や友人を失って難民となった人々の話が紹介されている。】

人道的援助のトラック隊が、シリア南部の包囲される町マダヤに到着したと報道されている。そこでは人々が餓死の危機に曝されていると現地にいるRTのメンバーが語る。当地の人々は、反乱者たちが米1キログラムに250ドルの料金を払わせていると言う。
【RTによるビデオ:村の街頭に集まる人々。どの町のどういう状況なのかは確認できない。】

国連はこの町でそのトラック部隊を確認している。トラックは基本的な食糧物資とともに、水、ベビーフード、毛布、医薬品、そして手術用器具を積んでいる。
シリア・アラブ赤新月社の隊員もまた「2台のトラックが食糧を運び、他の2台は毛布を満載して午後5時(世界標準時15時)にマダヤに入った。」とAFPに語っている。
【RTツイッター:https://twitter.com/MuradoRT/status/686552229797564416/photo/1?ref_src=twsrc^tfw】
【Murad Gazdiev  @MuradoRT
      もうそこだ! 国連と赤十字の支援がマダヤに近づいている。最後のわずかの検問所を残すのみ。
我々の記事は http://on.rt.com/71h3 にアップされている。
3:16 PM – 11 Jan 2016 · Syria, Syria 】

それと同時並行的に、シリア北部のイドゥリブ地域で反乱者によって包囲されているフォアーとケフラヤに最初の救援隊が到着したことを、BBCが報道している。
国連、国際赤十字委員会、シリア赤新月社および世界食糧プログラムに指揮される60台のトラックから成る多くの輸送隊がマダヤ、フォアー、ケフラヤに向けて出発した。その以前に国連は、これらの居住地域で人々が飢えで死につつあるという信頼のおける報告を受け取ったと語っていた。
【RTツイッター: https://twitter.com/MuradoRT/status/686470222589595648/photo/1?ref_src=twsrc^tfw】
【Murad Gazdiev  @MuradoRT
シリア政府からの食料を満載したもう1台のトラックがマダヤに入ろうとしている。米か小麦のように見える。
9:50 AM – 11 Jan 2016 · Syria, Syria 】

39台のトラックに積まれる人道的援助はマダヤに着いているはずだと、RTのムラド・ガズディエフは現地からの報告で語った。
その人道的援助は何千人もの人々が包囲されている地域で戦闘を行っている双方の合意のおかげでやってくるのだ。
ガズディエフによれば、メディアによる報道は少なく西側ジャーナリストの姿はないということである。
【RTツイッター:https://twitter.com/MuradoRT/status/686468526807363584/photo/1?ref_src=twsrc^tfw】
【Murad Gazdiev  @MuradoRT
マダヤに向かう最初の救援トラックが通り過ぎたばかり。水と小麦だ。袋の印から判断するとシリア政府の援助物資だ。
9:43 AM – 11 Jan 2016】

ところが、1月に入って以来、ソーシャルメディアとMSMがリポートで溢れかえっている。包囲されたマダヤの町で大勢の人々が飢え死にしており、それはアサド大統領に忠誠を誓う政府軍の責任である、と言うのだ。
【RTツイッター: https://twitter.com/MuradoRT/status/686523306497982464?ref_src=twsrc^tfw】
【Murad Gazdiev  @MuradoRT
噂以上にひどい。マダヤの市民たちは、反乱者たちが、米1キログラムに100,000 SP(250ドル)の料金をかけていると語る。
1:21 PM – 11 Jan 2016】

テレグラフ、インディペンデント、BBC、CNN、FOXといった様々なメディアの報道は、シリア人たちがペットの犬を食べており、何の援助も受けないまま放ったらかしにされていると伝えた。一部のメディアは、死にかけているマダヤの住民たちのものだとされる映像の出所を再チェックすらしなかった。
それらの映像が実際に真正のものであると確認できる者はいまだに誰もいない。RTはこれらの写真を調査することにした。

アラブ語のソーシャル・メディアに投稿された一つの印象深い写真は、マダヤの市街のどこかに横たわっているように思える飢餓状態の男性の姿を 我々に示す。その町は約9000の人口を持っている。
【正体不明のツイッター:https://twitter.com/Sul6n/status/684459323746062340?ref_src=twsrc^tfw】
【/ Sُuْltَan  @Sul6n
罪の無い人々が毎日のように、飢えとアサド政権による包囲のために死んでいる。マダヤを救え。
8:39 PM – 5 Jan 2016】

写真の下にあるキャプションには「マダヤとアル‐ザバダニで、バシャール・アサド、ヘズボラーそしてイランの民兵たちのために起きた飢餓の犠牲者たち」と書かれている。

しかしながら、この飢えている男の背景となる物語は捏造されたものだと判明した。実際には、シリア・アメリカ医療協会(the Syrian American Medical Society)によれば、彼は1年前にゴーウタ市で 餓死したのである。この写真は2015年1月13日に撮影されたものだ。
「ダマスカス出身の身体障害者Mohammad Yoususf An-Najjarは、1月13日に、政府軍の包囲の最中に極度の寒さと食糧不足のために死亡した。」このようにシリアの人権ネットワークは語った。
アラブ語メディアに現われた一人の少女の写真がアサドの政策に対する世界的な非難を巻き起こした。それは、彼女が極端な飢えのために死亡寸前の姿になったと主張した。
【正体不明のツイッター: https://twitter.com/bodhibrian/status/686138772333838340/photo/1?ref_src=twsrc^tfw】
【brian g  @bodhibrian
@lizziedearden もしマダヤの人々が飢えているなら、あなたはマダヤのものではない写真を使っているのか?このレバノン人の少女を採り上げよ
https://www.facebook.com/United.Syrian.
      11:53 AM – 10 Jan 2016 · Sydney, New South Wales, Australia 】

しかしながら、この少女はヨルダンで無事で元気な姿を見せている。MBCテレビによると、この写真が、2014年1月にヨルダンの首都アンマンの路上で撮影された。

テレグラフと アルジャジーラによって公表された写真は飢えている少年を撮ったものだが、彼はマダヤにいたとされた。
【テレグラフ紙のツイッター: https://twitter.com/TelegraphNews/status/686263131752943616/photo/1?ref_src=twsrc^tfw】
【Telegraph News  ✔ @TelegraphNews
飢えた市民たちが救援物資を待っている間にも、マダヤでますます多くの死者が  http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/12092095/More-deaths-in-Madaya-as-starving-citizens-wait-for-aid-packages.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter …
8:07 PM – 10 Jan 2016】

ところが、YouTubeのビデオがこの町の危機が始まる以前の2015年5月にこのシリア人の少年を主役にしていたことが判明した。
https://www.youtube.com/watch?v=ji9b2MxPPE0

マダヤで飢餓状態にある男性のもう一つの恐ろしい写真は、2009年にヨーロッパで撮影された麻薬中毒者(あるいは、他の情報源によると難民)のものであることが明らかになっている。彼の眼には、ブルーであるという事実を隠すために、色合いの修正すら施された。この写真は元々アルジャジーラに登場したものだ。それは後に削除されたのだが、削除以前に数多くリツイートされてしまった。
【Omar Hamdyのツイッター:https://twitter.com/OmarHam68912624/status/685423490267234304/photo/1?ref_src=twsrc^tfw】
【Omar Hamdy @OmarHam68912624
マダヤについてアルジャジーラは嘘をついている
12:31 PM – 8 Jan 2016】

これらの写真の信憑性は確認できないと赤十字が語った。
https://www.youtube.com/watch?v=FVpltpiLFzE
【注記:このビデオは音声が無くアラビア語の字幕があるだけだが、その一部と思われるものが、この記事の最初にあるRTビデオで(3:20~3:30)音声付で使われている。】

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://dendrodium.blog15.fc2.com/tb.php/2551-4b78d513

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。