Dendrodium 校内文集に載せられていた敬宮愛子様の小品

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校内文集に載せられていた敬宮愛子様の小品 

今話題になっている、中学校の文集に載せられていた敬宮様の短いながらも素晴らしい創作ファンタジーを、私も一度読んでみたいものと思っていましたら、
今日その作品の写しが載った記事を、美容院の週刊誌で偶然見ることが出来ました。

その作品には物語としての面白さや、
中学生とは思えない位配慮の行き届いた文章力だけでなく、
敬宮様の優しいお人柄が感じられる、素敵な小品でした。

こんな情理円満に整われた素晴らしいお方が、
皇太子様の一粒種としておられるのですから、
女性も皇位継承者とすることが出来る様に、
皇室典範の改正を、何としても実現してもらいたいものですね。

以下に全文を複写させていただきます。
(文集には題名は付いていなかったそうですので、無題にさせて頂きます)

最近ようやくこの診療所にも患者さんが多く訪れるようになり、
今日の診療も外が暗くなるまでかかった。
先生も先に帰り、私は片付けと戸締りを任されて、
一人で奥の待合室と手前の受付とを行き来していた。

午後八時頃だろうか。
私は待合室のソファーでつい居眠りをしてしまった。
翌朝眩しい太陽の光で目が覚め、私は飛び起きた。
急いで片付けを済ませて家に帰ろうと扉をガラッと開けると、
思わず落っこちそうになった。
目の前には真っ青な海が果てしなく広がっていたのだ。

診療所は、一晩でどの程くらい流されたのだろうか?
いや、町が大きな海へと姿を変えてしまったのかもしれない。
助けを呼ぼうとしたが、電話もつながらない。
私は途方に暮れてしまった。

あくる朝、私は誰かが扉をたたく音で目を覚ました。
扉の外には片足を怪我した真っ白なカモメが1羽、
今にも潮に流されてしまいそうになって浮かんでいた。
私はカモメを一生懸命に手当した。
その甲斐あってか、カモメは翌日元気に、
真っ青な大空へ真っ白な羽をいっぱいに広げて飛び立って行ったのであった。

それから怪我をした海の生き物たちが、
次々と愛子の診療所へやってくるようになった。
私は獣医の資格は持っていないながらも、
やって来た動物たちに精一杯の看護をし、
ときには魚の骨がひっかかって苦しんでいる
ペンギンを助けてやったりもした。
愛子の名は海中に知れ渡り、
私は海の生き物たちの生きる活力となっていったのである。
そう。
愛子の診療所は、正に海の上の診療所となったのだ。

今日もアイコはどんどんやって来る患者を精一杯看病し、
沢山の勇気と希望を与えていることだろう。

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