Dendrodium 米国覇権に立ち向かうチプラス・ギリシャ首相

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米国覇権に立ち向かうチプラス・ギリシャ首相 

田中宇の国際ニュース解説「ふんばるギリシャ」が面白かった。

6月22日、ギリシャのチプラス首相が、債権者側(EU、欧州中央銀行、IMFの「トロイカ」)に対し、消費税(VAT)の中心的な税率を23%に引き上げ、公的年金の給付開始年齢を67歳に引き上げる「緊縮財政策」を提案した。IMFやECBから借りた資金を返せないギリシャに対し、トロイカは、消費税率の引き上げや年金支払いの抑制によって政府財政を改善することで借金を返せと求めてきた。ギリシャは今年1月、トロイカの要求を拒否することを公約に掲げた左翼政党シリザのチプラスが政権を取り、トロイカの要求をずっと拒否していた。それが一転、チプラスが意外にもトロイカの要求を受け入れた。
    (中略)
しかし、チプラスの譲歩は続かなかった。与党シリザの左翼が多数を占めるギリシャ議会は、チプラスの譲歩案に猛反対した。シリザは1月の選挙で勝つにあたり、消費増税や年金削減といった緊縮策をやらないと公約していた。
    (中略)
チプラスは6月26日、トロイカが求める緊縮策に賛成かどうかをギリシャ国民に問う国民投票を行うとを発表した。議会は国民投票に賛成し、投票は7月5日に行われることになった。可決されれば、消費増税や年金支給年齢引き上げなどが実施され、見返りにトロイカがギリシャに追加融資することに道が開かれる。否決されれば、ギリシャとトロイカの対立が続くことになる。


国民投票が否決されたらEUがギリシャをユーロ離脱させるとも喧伝されているが、
EUにはEUからもユーロからも、離脱する時の取り決めが創られていないそうである。

もしギリシャがユーロ離脱をEUに申請したとしても、
EU側が離脱のメカニズムを作るのに2年はかかると言われている。

ギリシャはユーロを使い続けることを強く希望している。
EUの規約の変更など重要事項の決定は、全会一致で決める事になっているが、
東欧や南欧に、そんなギリシャに味方する国も多いから、
思い通りにならないからと言って、ギリシャをEUから追放する場合の取り決めを、
速やかに決める事は難しいだろうと言われている。

という訳で、事実上、EUはギリシャをEUから追い出す事は出来ないだろうという事である。

民間に対する債務の不履行は民間経済の決まりとしてデフォルトになるが、IMFという国家への資金援助を目的とした公的機関と、国家との関係は、民間経済の決まりが当てはまらない。ギリシャがIMFに金を払わなくてもデフォルトにならないと、ブルームバーグ通信が報じている。
         (中略)
ギリシャは6月末までにIMFに金を払わなくてもデフォルトしないのに、なぜチプラス首相は6月末を機にトロイカと土壇場の交渉劇や国民投票を挙行するのか。それは、チプラスやシリザが、この問題を大きな国際問題に発展させ、IMFとその傀儡と化したECBによる借金取り戦略が国際犯罪であることを、同じく借金取りの犠牲になっているスペインやポルトガル、イタリア、東欧などの諸国の人々に気づかせ、全欧的な政治運動に発展させ、EUをIMFや米国覇権の傀儡である状態から解放することをめざしているからだろう。これは、フランス革命以来の市民革命の伝統を持つ欧州ならではの、欧州の支配機構を対米従属から離脱させるための「革命」といえる。そして、以前の記事に書いたように、欧州の最上層部の中にも、EU統合推進のためにチプラスやシリザ、ポデモス(スペイン)などをこっそり応援する人々がいる。


この問題を大きな国際問題に発展させ、IMFとその傀儡と化したECBによる借金取り戦略が国際犯罪であることを、同じく借金取りの犠牲になっているスペインやポルトガル、イタリア、東欧などの諸国の人々に気づかせ、全欧的な政治運動に発展させ、EUをIMFや米国覇権の傀儡である状態から解放することをめざしているからだろう。これは、フランス革命以来の市民革命の伝統を持つ欧州ならではの、欧州の支配機構を対米従属から離脱させるための「革命」といえると田中さんは言っておられる。

日本でもオリンピックスタジアムに、
1本500億円もする柱を2本(合計1000億円)も使う事にしている。

総工費2520億円(最終的には3000億円も掛かるだろうと言われている)スタジアムを造らせ、
日本の借金をどんどん膨らまさせている者があると見られる。

このスタジアムが造られたら、日本の借金は確実2500億円は増えている。
しかし、日本がこれまでに、意図的に無駄遣いさせられて、作らされた借金はこんなものではない。
それは何十年も昔から続いて来ていたようである。

2007年3月に書いた「阿房宮の秘密」にも書いているが、
グリーンピアという名の馬鹿でっかい建造物が、
当時も無責任だった自民党政権によって、
彼方此方に莫大な税金を投じて創られたいた事が、当時問題になっていた。
この馬鹿でっかい何の役にもたたない建造物を、
私は秦の始皇帝が建てた阿房宮のようだと思って、こういうタイトルにしたのだったが・・・・・

海部内閣(1989・8・10~1991・11・5)の時に、
公共工事で構造物を造れとアメリカに要求されて、
結局、700兆円に及ぶ無駄な公共工事を、日本はアメリカから言われるままに続けていたという。(日米構造協議

これだけではないだろうけれど、色々な無駄遣いによって健全だった日本の財政はどんどん悪化して行って、現在に至っている。
そして最初は社会福祉費が上がった時の為にと言って創設された消費税が、
財政健全化のためにと言って上げられて来た。
しかし政府は消費税率を上げても、財政健全化のためには使わず、
相変わらず無用の長物を創り続けている。
オリンピックスタジアムだって、嘗ての東京オリンピックの時のスタジアムを手直ししたら、ずっと安く出来たはずなのに、
大金を掛けて、まだ立派なスタジアムを壊してしまった。
そして中国のメインスタジアムが540億円、ロンドンオリンピックでも610億円で済ましているのに、
財政危機にある、震災原発災に四苦八苦している日本が、
3000億円も掛けてオリンピックスタジアムを造ろうとしている。
総工費は北京五輪の5倍 新国立競技場の馬鹿アーチやめとけ

この様な無責任な税金の無駄遣いをしたのは、
無責任極まりない政治家と、その政治家を飴と鞭で操って、
無責任行政をさせた者の責任であるが、
後年日本が財政破綻した時には、借金は全部国民の責任という事で、
もし未だIMFが残っていたら、国民の福祉を全部削って、
国民が身を以って借金(国債)を払え、とIMFに言って攻められるのではないだろうか?。

日本のこれまでの事に当てはめて見ると、
ギリシャ人が反発する気持ちがよく分かるような気がする。

しかし、世界の財政状況は益々行き詰って行っているようだから、
将来日本が責められるのは、別の問題によるのかもしれないが・・・・・

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