Dendrodium 奨学金で「経済的徴兵制」を模索した結果?

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奨学金で「経済的徴兵制」を模索した結果? 

「経済的徴兵制」 日本学生支援機構・委員がマッチポンプ

 「奨学金の返済延滞者は防衛省のインターンシップをやってもらえば」・・・

 文科省の有識者会議で「経済的徴兵制」を促す発言をしていた人物が、奨学金を貸し付ける日本学生支援機構の運営評議会委員であることが、山本太郎事務所の調べでわかった。

 ヤミ金業者が貧乏人にカネを貸し付けておいて、払えなくなったら「カラダで返してもらおうじゃねえか」と脅して風俗に売り飛ばすのと同じ構図だ。マッチポンプでもある。

 この人物は経済同友会・前副代表幹事の前原金一氏。奨学金の貸付を主たる事業とする「日本学生支援機構」の運営評議会委員である。

 前原委員は昨年5月開かれた文科省の「学生への経済的支援の在り方に関する検討会」で「返還の滞納者が誰なのか教えてほしい…(中略)防衛省などに頼み1年とか2年とかインターンシップをやってもらえば就職は良くなる。防衛省は考えてもいいと言っている」と発言していた。(文科省議事録より)

 借金を返せなくなった貧乏人を軍隊に送り込むのが経済的徴兵制だ。よりによって日本学生支援機構の運営評議会委員が経済的徴兵制の実現を促したのである。悪質だ。

 奨学金返済の延滞者リストが防衛省に渡っているとの情報もある。

 今や大学生3人に1人が「官製ローン」といわれる奨学金の受給者だ(文科省まとめ=2012年)。

 大学卒業時の借金は平均295万5千円、大学院まで出ると674万2千円となる(同省同年まとめ)。

 卒業後の返済額は、月に1万4千円が典型例だ。正規社員や公務員であれば驚く金額ではない。

 だが薄給に泣く非正規労働者にとっては、腰が抜けるほど重い金額だ。非正規労働者の平均年収は168万円(国税庁による民間給与実態調査=2014年)。月収14万円である。

 家賃を払い食べて行くのさえ困難な収入だ。毎月1万4千円の返済は無理である。奨学金は返済できなくなると延滞金がつく。取り立てもある。奨学金で学校を出た非正規労働者は、借金地獄にはまり込むのである。

 労働者派遣法の改悪で非正規労働者は増える一方だ。貧困層を国の政策で作り出し自衛隊に送り込む。経済的徴兵制への道は着々とできている。


文科省の有識者会議で「経済的徴兵制」を促す発言をしていた人物(経済同友会・前副代表幹事の前原金一氏)は、
奨学金を貸し付ける日本学生支援機構の運営評議会委員である。
前原委員がこの発言をしたのは、平成26年5月26日の事だそうであるが、
学生の間にはそれ程知られていなかったのだろうか?
最近までは奨学金の払えない者は防衛省(自衛隊)にという話題は余り聞かなかった。

国会議員の中でも集団的自衛権行使容認に伴う法改正で、
自衛隊員が足りなくなったら、
徴兵制も視野に入るとか入らないとかの議論がなされる様になっているそうだから、
アベノ戦争法案が通って、
自衛隊員をアメリカの戦争に参加させねばならなくなると、
徴兵制が現実のものとなるかも知れないと、
アベノ戦争法案に、本気で心配する国民が増えてきているらしい。

そんな輿論の動きの中、
「防衛相へのインターンシップ」という前原委員の発言が話題となって、
大学生の間で、俄然現実味を帯びて感じられる様になって来たのだろう。
安保法案反対 渋谷学生デモ 「若者沈黙破ろう」
このデモに参加した学生はまだ250人とそれ程多数ではないけれど、
安倍政権の危険性を見過ごしていては大変な事になると、
気付く学生が増えているのではないだろうか?

学生が危機感を持つようになったら、
その親兄弟も戦争法案の危険性に気付くようになる。
これまでのように、年寄りの一部が心配しているだけでは、
中々輿論を動かせなかったから、安倍政権はしたい放題だったが、
学生達が自分たちの将来に直接関わる事と気付いてくれた今、
「戦争法案は廃案にせよ」と輿論が大きく動き、
国民が大きく声を上げる様になるのではないかとの希望が湧いてきた。

派遣法が改悪され、正規採用が益々減って行く中、
昔は兵隊にとられるのは男性に決まっていたが、
近年はアフガニスタンやイラクとの戦争に、
女性兵士も出兵していたらしいと知られているから、
奨学金の返済が難しい大学生や大学卒業生は、
男女を問わず危機感を持つ事になるのは当然の事である。

政府は兵隊に払うお金が工面できるのなら、
もっと、国民の役に立つ事の為に、税金を使う算段をして欲しいものである。

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