Dendrodium 米軍と共にするISIS攻撃と、騙されたイラク軍

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

米軍と共にするISIS攻撃と、騙されたイラク軍 

アメリカが悪いとかそんな事を言う積りはありません。
アメリカのやっているのは覇権を守るための命がけの闘争なのです。
覇権を守るとはそういう事なのだろうと思います。

しかし、イラクのアバディ首相を始めとするイラク人は悔しかっただろうな~と思いました。

田中宇「わざとイスラム国に負ける米軍 」を読んだ時の感想です。
    (引用) 以下紫字部分は総て上記記事からの引用です。
5月17日、米軍が指導するイラク政府軍の約1万人の部隊が、イラク中部のスンニ派の都市ラマディで、自分らの10分の1しかいない千人程度の過激派テロ組織「イスラム国」(ISIS)と戦って敗北、敗走し、ラマディはISISの手に落ちた。米国とイラクにとって、昨年6月のモスル陥落以来の大敗北だ。イラク軍は装甲車大砲など大量の兵器を置いて敗走し、それらの兵器はすべてISISのものになった。ラマディは、首都バグダッドから130キロしか離れていない。東進を続けるISISは、イラクを危機に陥れている。
敗北時、イラク軍には世界最強の米軍がついていた。米軍は制空権を握り、戦闘機でいくらでもISISを空爆できた。しかし、地上で激戦のさなかの空爆は4回しか行われず、それも市街の周辺部を小規模に空爆しただけだった。イラク政府軍と一緒に地元のスンニ派部族の武装勢力が戦っており、米政府が彼らに軍事支援を約束していたが、実際には何も支援せず、武装勢力は銃弾をブラックマーケットで自腹で買わざるを得ず、十分に戦えなかった。米軍が諜報を担当していたが情報収集に大きな漏れがあり、イラク軍は後方の集落に隠れていたISISの部隊に不意撃ちされ、総崩れになった。「砂嵐なので米軍機が援護空爆できない」という間違った情報が流され、イラク軍が敗走を余儀なくされた。
ラマディの敗北後、カーター国防長官はテレビ番組で「イラク軍は戦意が欠けていた。自分たちよりずっと少数の敵の前から逃亡した」と発言した。米軍自身の諜報的なやる気のなさを棚上げしたこの発言に、イラクのアバディ首相は「(カーターは)間違った情報を与えられている」と逆非難した。イラク政府高官は「すぐ近くの空軍基地(Al-Asad)に米軍機がたくさんいたのに出撃せず、米軍はイラク軍を助けなかった」と言っている。


アメリカは初めからISISをやっつける気などなかった模様です。
この戦闘後、ISISはイラク軍の残した武器弾薬を手に入れています。
アメリカはISISにシリアを滅ぼさせることを目論んでいるので、以前から色々援助しているらしいです。
誤投下したと言って生活物資を飛行機から落として与えたり、
ISISをやっつける為に空爆を始めた筈なのに、ISISにとって致命的な空爆は避けて一切やらず、
ISISを強くする為に(間違えたと誤魔化しながら)一貫して取り組んでいる様です。

中東ではイラクとシリアだけでなく、リビアやアフガニスタン、イエメンなどでもISISに忠誠を誓うイスラム過激派テロ組織が活動している。シリアでアサド政権が消滅してISISが勝つと、ISISの影響力が中東全域で強くなり、イスラエルが好む中東イスラム世界の長期的な内戦化・弱体化が起こる。そうなれば、たとえ米国が中東から撤退しても、イスラエルは何とかやっていける。
という訳で、特にイスラエルはISISを勝たせたいと思っているようです。

米軍がISISと戦うふりをして支援し、イラク軍を助けるふりをして妨害する以前からの状況が続くほど、イラク政府は米国に不信感を抱き、本気でISISと戦うイランを頼る傾向を強める。それがオバマ政権の意図であると、私は以前から分析してきた。
    (中略)
イラク政府やシーア派民兵団が猛反発し、米国が3分割を撤回しないなら、シーア派民兵団がイランとの結びつきを強め、政府軍に取って代わることも辞さないと言い出した。オバマ政権は、イスラエルの言いなりになることで、イスラエルの仇敵であるイランの傘下にイラクを押しやっている。米国の上層部は、イランを敵視する軍産イスラエル複合体と、イランを敵視するふりをして強化してやることで軍産イスラエルを無力化したいオバマとの暗闘が続いている。

現在の中東情勢は、軍産イスラエル複合体の願いが叶えられるか、
オバマ大統領の目論見が成就するかの瀬戸際にあるそうです。

イランは経済制裁で今はシリアに援助する余裕がないが、
今年6月末に交渉期限となる核問題で、国連やEUから制裁解除されると、シリアが挽回するかも知れないそうです。
 軍産イスラエルは、ISISと戦うふりをして支援したりわざと負けたりすることで、ISISがアサドを倒してシリアを恒久内戦に陥れ、イスラエルの仇敵であるレバノンのヒズボラを弱体化し、イラクで東進するISISがイランに戦いを挑む構図を作りたい。イラクにおいて、ISISが首都バグダッドやナジャフなど聖地を攻撃したり、対イラン国境に迫った場合、イランは正規軍を越境出動させてISISと戦うと表明している。シリアでは、イランが制裁解除後の自国の資金増を見越し、資金難のシリアを助けようと与信枠を増やしているが、間に合うかどうかわからない。ISISとイランとの戦いは勝敗の分岐点にいる。

イランに資金が渡る前に何としても
ISISにシリアのアサド政権を倒させておきたかったから、
アメリカはイラク軍を騙してわざと負けさせ、
米軍の武器をISISに与えたかったのでしょう。
アメリカはISISは無法者集団という事で、散々悪者にして来た手前、
公然と武器や生活物資を渡す事が出来ないので、
イラク軍を騙してイラク軍がISISに負けるように仕向けたのでしょう。

これは覇権国アメリカとしたら、只の軍略に過ぎない事でしょうが、
イラクにしたら貧しい財政の中から、自国を守るために必死で仕向けた軍隊を、
同盟国のはずのアメリカに、してやられて散々の敗戦となり、
イラクにとって重要な都市ラマディを失う事になってしまったのです。

アメリカはイラクがどんなに悔しがったとしても平気の平左なのでしょう。
だって世界中の武器を集めてもまだ余裕で、アメリカ軍の持っている武器の方が多いと言うではありませんか!

こんなアメリカと同盟国として、
日本の自衛隊員を共に戦わせる積りの安倍総理は、
日本の自衛隊が米軍の戦略の為に利用されて、
自衛隊員が死地に追い込まれ、
虐殺される事態が起きたら如何なさるのでしょう?

米軍はベトナム戦争の時、
米軍兵士とベトコンが入り乱れて戦っていたその戦場に、
爆弾を落として皆殺しにしたそうです。
そしてその時の司令官は、
「これで米軍兵士○○人で、ベトコン○○人殺す事が出来たから、作戦大成功だ。」と言ったそうです。
これを知ったアメリカ人が猛烈に怒って、
アメリカ中に反戦運動が広がり、徴兵制度もなくす事になったと聞いた事があります。

しかし、そんな酷い事をしても、相手が日本人だったら、
米軍にとっては痛くも痒くもないから、
米軍はかつてベトナムでやったような事を、やり兼ねないとの危惧を禁じ得ません。

「米軍はアメリカ覇権の為に命がけなのだから、やれる取り組みなら何でもやるに決まっているではないか!」
と、米軍幹部は思っておられる事でしょう。
それに、戦争とは人殺しを組織的に行う取り組みなのですから、
戦争(国益の為の大量殺人)を認めておいて、
後で文句を言ってもしょうがないでしょう。

日本は絶対に集団的自衛権だ等と言って、
自衛隊員を米軍の走狗とする戦争法案等、絶対に通したりしてはならないと思います。
戦争(組織的大量殺人)程酷い悪事は、この世にはないのですから・・・・・

Comments

このあたりのことは全くわからないというのが正解のようです。
イスラエル現政権、アメリカ・オバマと議会・政党、ユダヤロビー、ヒズボラとサダト・イラン、ハマスとIS、これらが一枚岩とはとても言えず、また流動的だからです。
オバマが、体よく投げ出したいことだけは間違いないでしょう。

ましま様

コメント有難うございます。
ISとアメリカとの関係は、本当の処は不明なのですか。
これは田中宇さんの見解に過ぎないという事なのですね。
一寸本当そうな気がしたのですが・・・・・

いずれにしても、アメリカと一緒に戦争等させられたら、
どんなだまし討ちに会わされるか知れないという事だけは本当の様ですね。

田中宇氏の見解は、
眉にたっぷりとツバをつけて聞いたほうがいいようです。

最近は怪しげな陰謀論者からの引用ばかり目立ちますしね。

とおりすがり様

コメント有難うございます。
>陰謀論者

黴の生えたような古臭い言葉を、今も本気で使っている人が有るのですね。

以前は兎も角、ウクライナでアメリカがやった事、アメリカ人が言った事がネットで時系列に暴かれた今、
陰謀論なんて言葉がまだ威力を持っていると考えている人があるなんて吃驚です。

勿論今も荒唐無稽な陰謀を説いている人もあるのかもしれませんが、それは別の言葉で批判すべき問題だと思います。

彼等(覇権主義者)が作り出しネット世界に埋め込んだ陰謀論なんて断罪語を、今もしつこく使っている人は、
彼等(覇権主義者)のパシリか、
騙されているお馬鹿さんくらいしかいないというのが常識になっていると思いますよ。

だから私は、彼は陰謀論者だから〇〇の言う事は間違っている、と言う単純な非難のし方をする人の意見に、靡くつもりはありませんのでご了承下さい。


Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackback URL
http://dendrodium.blog15.fc2.com/tb.php/2363-0b9c49f0

ISISは、夢のアメリカ反政府軍

アメリカ政策文書は、シリア侵略の為、領土外本格的軍隊を構築する願望を暴露。そのよう軍は、イラクとトルコの国内で構築されつつあり、ISISと呼ばれている Tony Cartalucci 2014年11月10日NEO 企業投資家連中に資金供給され、支配されている、政策シンクタンク、ブルッキングス研究所は、アメリカ外交政策を
  • [2015/06/06 19:32]
  • URL |
  • マスコミに載らない海外記事 |
  • TOP ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。