Dendrodium 欧米に寄り添ってきた日本は今

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欧米に寄り添ってきた日本は今 

マスコミに載らない海外記事「日本の民族主義は、アメリカ帝国主義のデコイ?」に、ロシア人から見た戦後の日本について色々と書かれていた。
その詳しい話はマスコミに載らない海外記事ブログで読んでいただくとして、
結び近くに書かれた岡倉天心の言葉に触発されて思いついた事を書いてみたい。
    (引用)
“一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、稚気をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎないと思って、袖の下で笑っているであろう。西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、野蛮国と見なしていたものである。しかるに満州の戦場に大々的殺戮を行ない始めてから文明国と呼んでいる。”

岡倉天心が、西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、野蛮国と見なしていたものである。しかるに満州の戦場に大々的殺戮を行ない始めてから文明国と呼んでいる。と揶揄しているが、
周りの人又は国々と平和裡に仲良くできる方が、人間的に成熟しているし文化的にも上質だと思えるのに、
世界を股に掛けて跳梁している欧米人は、平和的なアジアの人々の穏やかで文化的な面を野蛮と見るのだから、
どちらが文化度が高いか考えたら分かると、岡倉天心言いたかったのだろう。

中国で発明された火薬は、中国では花火という文化を生み出したが、
西洋では弾丸となって戦争の道具となったが・・・・・

アジア諸国は全般的に温暖な地域が多く、海の幸にも山の幸にも恵まれているのに比べ、
ヨーロッパの様な寒冷で厳しい土地に縛り付けられ、食べる物にも苦労したであろうヨーロッパ人には、
アジアやアフリカの自然に恵まれた地域で生きてきた人間より、シビアな人間が出来ても仕方なかったのかも知れない。

私の夫が昔、子供の頃近所の小父さんの台湾での体験談を、聞いた話をしていた。
台湾の土人は(海に)幾らでも魚がいるのに、一寸だけしか取ろうとしない。
どうしてもっと取らないのか聞いたら、家族は〇人だからこれで充分だと答えたそうで、
「台湾の土人公は、魚を取って売るという智慧がない」と、その小父さんが、
台湾の人を馬鹿にしたような事を言っていたそうである。

必要なだけの魚を必要な時いつでも取れる環境にあったら、
海を生簀代わりにして必要な分だけ取っている方が労力も少なくて済むし、
いつでも生きの良い魚が食べられる環境を、守る事もできるだろう。
だから現地人はそれで生活が成り立っているのだし、
魚はその日に食べる分だけ取るという選択をしていたのだろう。

しかし欧米の文化なるものに汚染されていた日本人は、
お金という交換手段の為に、自然環境を荒らしまわる欧米の方が、
文明的であると思い違いさせられていたのだろう。
海を生簀代わりに使う台湾人の智慧を理解できないで、
台湾の土人は馬鹿だからと言っていたそうである。
これは夫に話してくれた小父さんだけでなく、
大部分の日本人が、この欧米の金権主義ウイルスに、感染していたのではないだろうか?

厳しい環境で厳しい人生観を持たざるを得なかったヨーロッパ人種が、
世界を牛耳れる立場になって久しいが、
地球環境の維持を考えない強欲略奪主義が、
今世界を行き詰まらせようとしている。

温かい地域の人々の寛容な所とか、無防備に友好的なところとかが、
単なる馬鹿に見えたとしても、それはヨーロッパ人の罪とは言い切れないのかも知れない。
ヨーロッパの生活はそれ程、シビアなものだったのだろうから・・・・・

かくして欧米人は、暢気で無防備だった暖かく自然に恵まれた地域の人々を、
次々と制圧して行った。
新大陸と呼ばれたアメリカの原住民は、殆ど滅ぼされてしまったそうである。
しかし如何に暢気だった温暖な地域の人間と言えども、
何百年も欧米人に理不尽な目に合わされ続けていると、
やっぱり智慧も敵愾心も湧いてくる。

この数百年は欧米人よりアジア・アフリカ・中南米の人々の方が、
何世代もシビアな生活をさせられて来たから、
シビアさに於いては、欧米人と同程度か、
長い間豊かな土地からあらゆる産物を横取りして、豪奢に暮らしてきた欧米人は、シビアさをなくしていて、
今は欧米人よりアジア・アフリカ・中南米の人々の方が、
ずっとシビアな人間になって終っているかもしれない。
(しかし日本人は明治維新以来、欧米の小間使いのような役割を演じていたので、日本人が酷い目に会ったのは、太平洋戦争前後の短い間だけだった。だから日本人は、他のアジア人のようにはシビアな人間になれていないかもしれない。)

凋落したとは言え、欧米人の知恵者達は長年掛けて、
構造的支配網を陰に陽に世界中に巡らしている。
今や米欧の報道機関はその影響力を世界中に広げて、
白を黒と言っても、通用させるまでになっている。

比較的住民の為の政治をしている政府も、
欧米の下僕になって言いなりにならない政府は、
住民による革命で潰させるシステムが出来ている。
アメリカはNGOとして忍び込ませたスパイに、
「独裁政権を倒して民主化せねば」との嘘っぱちを、その国の住民に吹き込ませて、
住民の為の政府を住民自身に倒させて、
それによって出来た革命政権に、
欧米の傀儡を置くというシステムを充実させている。

そんな欧米が今混乱している。
アメリカとヨーロッパの利害が決定的に行き違って来たのである。
アメリカはヨーロッパをロシアからの攻撃に曝してでも、覇権を守ろうとしているが、
ヨーロッパはそれくらいなら、アメリカと手を切ってロシアと仲良くした方がましと判断し始めてしている。

アメリカ覇権に連なる人々にとっては、勝つか負けるかしか無いのかも知れない。
そのために今アメリカは、あらゆる謀略を張り巡らしているらしい。
最終戦争で例え負けるとしても、
兎に角とことんやらなければ気が済まない位の情念が、
今アメリカ覇権主義者の中に燻っているらしい。

彼等は残虐でも謀略でも嘘八百でも何でもありで、
何もかも出し切って、全力で戦う積りなのかもしれない。
その戦いに、例え勝ったとしても地球環境が、
生物の生きる余地を残さない環境になるとしても、
彼等は絶対に覇権を守り通さずには置かないと、
今世界中で子分(国)共を、叱咤激励しているのである。

日本の安倍総理はアメリカに行って、
進んでポチ宣言をするような首相だから、
アメリカ覇権主義者たちには、可愛くて仕方ない存在なのかも知れない。

これまでは欧米のポチとして、欧米に守られてきた日本であったが、
今度は長年の借りを一気に返させられる事になんるのかも知れない。
何があっても安倍政権を支持し続ける政財界も、
日本はアメリカ覇権と心中するししかないと、思い定めているのかも知れない。

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