Dendrodium 学部授業の英語化政策は日本人愚鈍化計画

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学部授業の英語化政策は日本人愚鈍化計画 

街の弁護士日記「あまりに犯罪的な  文部官僚の日本人愚鈍化計画」を読んで、私は初めて文科省が十年後に5割超の学部授業を英語で実施することを期待しているということを知った。
そしてそれがどんなに日本人の愚鈍化に繋がるかという事も知ったのだった。

母国語による思考を超える思考を外国語で行うことはできない。
高等教育を外国語で行うということは、
教育水準と、思索する力の水準を著しく低下させる狙いだ。

という事なのだそうである。

確かに私達は母国語(私の場合母国語以外出来ないが)でものを考える時、
それは自分の頭を思考対象の為だけにフルに使う事が出来る。
しかし、外国語でものを考えるとすれば、その考えている対象を一旦母国語に翻訳して理解せねば、次の思考に進ませる事は出来ないだろう。
だから文学や哲学を外国語で勉強すれば、外国語は可也身に付くかも知れないが、
物事を深く考える力はつかず、母国語で勉強したのとは比較にならないほど、
単純な思考力しか育たないとなることだろう。
つまり、哲学的な人間を育てるには、母国語で教育する(考えさせる)べきであり、
外国語で教育する(考えさせる)という事は、思考力の教育を二の次にするという事になるだろう。

以前或るテレビでフィリッピンではどうして、学校の授業が総て英語で行われているかの理由を、説明しているのを聞いた事がある。
フィリッピン語には、数学にしても科学にしても、その事物や考えに対応する言葉がないので、
フィリッピンでは英語で教えるしかないのだそうである。

しかし、日本の場合は明治時代に西欧文明によって齎された殆ど総ての文物に、
ものの意味を含む漢字を当て嵌めて、
日本語として通用する新語を、明治の先人が創ってくれていたのである。
その名を初めて見た時、その漢字をすんなり読めなかったとしても、
字を見ただけで、その意味する所を大体理解させる力を、漢字は持っている。

明治の先人たちは新しい事物を、その物の性質又は意味するものを教えてくれる漢字で表記する事で、
日本人の殆どの者に伝わる工夫をしてくれていたのだった。
だから、日本人は科学や数学を含む西洋文明を、
日本語だけで教育する事が出来、理解させる事が出来る様になっているのである。

世紀の愚策 世界一うまくいっている日本の教育を壊す大学入試改革に反対するに紹介しておられるOECDが2011年に行った成人力調査・成人スキル国際比較によると、
日本の成人は読解力・数的思考力共に世界一の成績だったそうである。
そして国民の学力格差も、世界一少ない(読解力)か、世界で三番目(数的思考力)に少ない格差だったそうである。

文部省のこの英語で学部授業をする取り組みに対して東京大学は、
『東京大学は、多民族国家アメリカやイギリスとは異なった社会環境と日本語という国語をベースに高い教育研究水準を達成してきた日本の国立大学である。教育・研究・運営のほとんどすべてが英語だけで行われる、英米の有力大学と同じグローバルキャンパスモデルをそのまま採用することはできない』
と英語化お断りの「構想調書」を出したそうである。

日本人が国語をおろそかにして英語教育に力を入れ過ぎるるという事は、
欧米人に使いやすい奴隷になる為に、
幼少から努力を重ねさせられるだけでなく、
日本人は欧米人にとって使いやすい奴隷になるために、
日本人の優秀な思考力迄犠牲にする、
という事になってしまうのだという事を、
肝に銘じておかねばならないのではないだろうか?

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  • [2015/05/29 00:01]
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