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人は本来働く事に喜びを見つけるものだったが・・・・・ 

マチベンがTPPに反対する訳   『弱き者は死ね』のグローバル経済の世界観

グローバルになることで、世界全体の幸福が増すのであれば、それにも一理あろう。
しかし、グローバル経済が示すのは、全世界の国民が、資本に最適な生活を強いられ、国内格差は拡大するという事実だ。格差の拡大は社会的な不安をもたらす。
国民の大半は低所得で過密労働を強いられるようになり、不幸な人が増えていく。
働くことは、本来、それ自体が喜びとされるべきことではないだろうか
しかし、グローバル規模に利益追求する資本は、決してそれを許さない。
柳井社長が言うとおり、うつになっても競争しろ、頑張れ、向上しろという。
うつの経験者であるマチベンに言わせれば、それは弱者は死ねということに他ならない。


働くことは、本来、それ自体が喜びとされるべきことではないだろうか?
働く事が楽しくなかったら、
働く事が「社長が言うとおり、うつになっても競争しろ、頑張れ、向上しろ」と発破を掛けられながらいやいやする事、
しかも寝る間も惜しんで働かされることだったとしたら、
この世は何と味気ないものになってしまう事だろう。

私は豚インフルエンザが流行した時、
メキシコの養豚場で100万頭の豚が飼われている事を初めて知った。
豚小屋といったら汚いというイメージがあるが、
豚は本来奇麗好きなので、あまり汚くしていたら病気になってしまうのだという話を聞いた事がある。
100万頭もの豚を飼っていたら少々の人手では、豚の満足するような行き届いた世話は出来ないので、
ほって置いたら豚は病気になってしまう。

しかし、抗生物質を使ったら、病気にならずに済むという事で、
豚は自分たちが出した糞尿に埋もれながら、殆ど身動きも出来ないような生活をさせられているが、
肉とされる為に殺される日まで、何とか病気を抑えられていると言う。

バタリー式鶏小屋で飼われる鶏は可愛そうだとは思っていたが、
100万頭の豚小屋で飼われる豚は、もっと悲惨なものだろうと思ったものだった。

昔は鶏や豚を飼う時、
結局は食べる為に殺してしまうにしても、
生きている時には人との触れあいもあり、
それなりに幸せな時もあっただろう、と思える様な飼い方がされていた。
しかし、最新式の牧畜では、家畜が地獄のような責め苦の中で成長させられていても、
効率第一主義で動物への配慮が、全然なされないのが普通になっている様である。

私達がこの家畜の受難を見過ごしていたら、
利益追求だけを目的とする資本主義は、
遂に人に対しても、家畜に対したのと同じ対応をしようとしている。
資本家にとっては利潤追求が第一で、
効率の為に無駄な出費を省くとばかりに、
徹底的に労働条件を酷いものにしてしまおうとしている。

こうやって生き物の楽園として創られたこの星地球は、
生き物の呻吟する星に変わってしまおうとしている。

TPPとかISD条項とか、残業代ゼロ法案とかを施行し、
武器を売る為に戦争を企んで何百万人でも平気で殺し、
資本家は兎も角、庶民から搾り取る事ばかり考えて、
日々悪知恵をめぐらせている様である。

野山は原発事故の放射能や濃厚な農薬で、
獣や鳥や虫達が生きる場所を狭められたり失っており、
海にも濃厚な放射能が流れ入り、
広大な太平洋の広い地域迄、放射能汚染されてしまっている上に、
魚達のゆりかご珊瑚礁が、次々と埋め立てられている。
こうやって陸の生物も海の生物も命を奪われ、絶滅危惧種や絶滅した生物は幾百になるだろう。

TPPの様な儲け最優先の経済姿勢を改めなかったり、
何百万でも虐殺して憚らない戦争屋商売を続けていたら。
この地球はもう存在価値がないとして、
創造主はガラガラポンにしてしまうかもしれない。

Comments

神の掌の上で転がされるもの

>創造主はガラガラポンにしてしまうかもしれない。

やっているのは人間なんですけどね。もっとも「人間が破壊する=創造主の意志」なのかも知れませんね。その場合、「失敗作だったから勝手に滅ぶ」という意味なのでしょう。

神なるものがあるとするならそれは多分物理法則であり、この上では全ての生き物は平等ですよね。それ以上でも以下でもない。物理法則はえこひいきしない。化学反応もその結果としての生物のありようも根源的には物理法則の末のものであり、人間の思考すら人間を構成する物質の挙動でしかないことから神が存在するなら物理に多分あるのではないかと思います。

人間は自分の意志があるように見えて単に自分の遺伝子や環境に左右されているだけなんですよね。人間の出来が悪ければ勝手に滅ぶだけで、しかも力があるから環境破壊までやってしまうというだけですね。そういう意味では神の掌の上で転がされているだけかも知れませんね。

とか、究極論を述べても現実の問題は解決しませんがね。

突然やってきて不躾な投稿、失礼しました。

うにょら~様

コメント有難うございます。
人間を含む地上の総ての者が物理法則の下で、機械的に動かされているという考え方は、必ずしも今の先端物理学者の説とは違うかも知れませんよ。

宇宙から齎されたものには、物理の法則以外に生命(DNA)がある様ですから。
生命は物理法則以外の法則の下で、生きているのではないかと思われます。

つまり生命には(法則に縛られている物質よりは)いくらかは自由があるから、
今日を招いたのは人間(生命)の暴走の所為であったのかも知れません。

飽くまでも想像の範囲を超えるものではありませんが・・・・・

ご参考までに
http://blog.goo.ne.jp/fenetre39/e/a376b85051400a13be03a5b92e521446

正規分布を認めない社会

またまた勝手にコメント失礼します。いつも魅力ある話題を取り上げておられるのでついコメントしたくなります。

人間の能力は学力テストをしても、50m走をしても中間が凸の裾野が広がった釣り鐘のような形をした正規分布をするようにできています。とっても優秀なごく一部の人、普通の沢山の人、できの悪い一部の人という分布です。歌の上手さも器用さも、欲の深さも全てこの分布であるのが「神が決めた摂理」なのです。

しかし強欲資本主義においては欲が深く金儲けが上手い正規分布の右端の人達だけが殆どの儲けを独占できるようなしかけになってしまいます。これでは「社会」が成り立って行かないのです。「神の摂理」に合うように、欲がなく、金儲けが下手だという人も社会の中で生きて行けるようにするのが人間に科せられた「使命」なのです。何故こんな明白なことが理解できないのか、強欲グローバリストどもの頭の悪さ、我欲と煩悩の奴隷になり恥とも思わない生きようには辟易とします。

キリスト教社会では引力のような物理の法則は「神の法」に属し、誰も逆らえないけれども、商法は人間界における「王の法」だから人間の間で自由に論理(ratio)を戦わせて交渉しなさい。とルネッサンス以降特にプロテスタンティズムの考えにおいて宗教と社会生活が分離してゆく過程で勝手に解釈されてきたようです。しかしイスラム社会においては日々の生活もアッラーの教えである「クルアーン」と「ハディース」に従うことが要求されて、資本主義的な享楽主義は戒められているからグローバリスト達にとっては消滅させたくてしようがない相手なのでしょう。

日本はイスラムとは異なりますが、やはりプロテスタンティズム的な考えは馴染めません。いろいろな能力の人がそれなりに生きて行けるよう、「出る杭は打たれる」といった弊害もありますが、工夫をしてきたのが日本社会、年をとったら働かなくても若い人より給料が良いというのも長年の社会の工夫の賜物だったはず。豊かな社会を維持することを大事にしたいです。

rakitarou様

コメント有難うございます。
勝手にコメントだなんてお気遣いなさらないで下さい。私はコメント大好き人間で、滅多にコメントが頂けないので寂しいくらいですのに・・・・・

人間の能力分布があるという話は私も聞いた事が有りました。
それはお金儲けや。人を支配する能力の分野にも有ったのですね。(当然の事ながら・・・・・)
その能力を彼等が使った結果が、現在の世界の状態という事になるのですね。

結局、人間が地球規模で物を動かす能力を持った事、
そして、欲張り特化の特異な人間にも、その能力を使える開かれた人間社会が、
現在の有り難くない状態を生み出した原因とも言えるのでしょうね。

次はこの能力の怖さを知った人類が、これにどう対応するかという問題になってくるのかもしれませんね。
もしかしたら、その問題を解決するのが、人類のミッションだったのかも知れませんね。

物理面で神のような能力を持った人類が、
心の面でも神のような愛(他を生かす心)で、互いに生かし合いながら生きて行く様に、
人類を導く事が、
創造主の遠大な計画なのかも知れませんね。

だから現在の悪魔的な人間達をも、其の侭生かしておられるのかも知れませんね。
それをクリア出来た時、人類は新人類になれるのかも・・・・・

尚、全然別の話ですが、
私の先のコメントに載せたリンクは、
かつてdendrodiumに書いたものを、春夏秋冬に複写したものです。
先日報道されていたFc2の不祥事の所為で、
Fc2から広告主が総引き上げしているそうです。
広告収入がなくなってFc2が立ち行かなくなったら、
このブログもFc2と共に遠からぬうちに、
消される事になるかも知れないとの取り越し苦労から、
このブログに書いた記事を少しだけですが、春夏秋冬にコピーしてみたのです。
(dendrodiumがなくなったら、又春夏秋冬に移ろうかと思いまして)

春夏秋冬のgooブログも、そのうち消されるのかも知れませんが・・・・・

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