Dendrodium アフガニスタンのナシール・アフマド・ドゥラニ農村復興開発大臣が福岡県の農業用取水口「山田堰」を視察

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アフガニスタンのナシール・アフマド・ドゥラニ農村復興開発大臣が福岡県の農業用取水口「山田堰」を視察 

江戸期の堰、アフガン大臣も注目 農村復興で福岡視察
2015年3月27日 12時29分
 アフガニスタンのナシール・アフマド・ドゥラニ農村復興開発大臣が来日し、27日、福岡県朝倉市の筑後川で江戸時代から使われている農業用取水口「山田堰」を視察した。福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」がアフガン東部に建設した取水口のモデルとなった堰で、「農業振興策の参考になれば」と大臣が視察を望んでいた。

 ドゥラニ大臣は、ペシャワール会の中村哲・現地代表の案内で山田堰周辺を歩き「30年間の戦乱でインフラが破壊され、干ばつも続いており水管理は重要課題。筑後川は地形が似ており、十分現地に適用できる」と感心していた。 (共同)


ペシャワール会の中村哲さんは遂に、アフガニスタンの大臣を山田堰見学に来日させるまでになっておられる。
マルワリード用水路を掘る事を決められた頃には、
用水路作りに従事した現地の人々は日当を貰えるから協力してはいても、
用水路を利用できる日が来ると思っていた人はあまりなかったそうである。

用水路は水路を掘るだけでは完成ではない、
流れのきつい大河から、丁度良い量の水を引き込む事の出来る取水口と、取水堰創りがどんなに大変なことであるか。
その上、例え取水口取水堰作りに成功したとしても、
ちゃちな取水口や取水堰では、洪水が起きたら忽ち流されてしまう事を、
現地の人々はいやと言うほど経験しておられたから、
素人の中村医師が、用水路作りに成功されるとは思えなかったのだろう。

しかし中村医師は何度洪水に流されても諦めることなく頑張って、
マルワリード用水路だけでなく、
近隣の使えなくなっていた用水路まで、
修理したり復元したりして、何十万人もの農家の人々に、水・農地を取り戻して上げられたのだった。

中村哲さんの素晴らしい所は、
用水路を掘るとき将来もし壊れても、現地の人が自分たちの力で修復できるようにと、
セメントで固めた護岸などにはせず、
江戸時代の工法・蛇かごを用いて用水路の護岸工事をされた事だと思う。
取水堰も現地の山から取ってきた巨岩を積み上げて造ってあるから、
洪水で流された時にも、現地の人々が修復する事が可能である。

中村哲さんは江戸時代に作られた筑後川の山田堰を参考にして、堰や取水口を造られたそうであるが、
現地の写真を見せていただくと、その規模の大きさに驚いてしまう。
土木工事には素人の医師が、ここまで大規模な工事をやろうと考えるられるだけでも驚くような事なのに、
中村さんはそれを実行し完成されたのだから、
アフガニスタンの農村復興大臣が山田堰を見てみたいと思われる位に、
現地の人々を驚嘆させたのだろう。

中村さんは医療で寄与する為にペシャワール会を立ち上げた方で、
医師が本業であるのは周知の事だから、
土木事業には素人の中村さんに、用水路を完成させる事が出来るとは思えなかったのも当然だと思われる。
それが見事に用水路を完成させられただけでなく、
取水堰を何度も洪水で流されながらも、諦めることなく何度も修理して再生させ、
段々と流され難い堰を開発して行かれた。

それまでは敵対していたカシコートの取水堰まで造って上げ、
次々と近隣の取水堰を新設したり修理して、
周辺の農村の再生になくてはならない人となっておられる。
ペシャワール会報121号より アフガン東部の干ばつの現状と対策

中村さんは用水路を造って上げる時に、
将来壊れてもアフガニスタンの人が自分たちだけで、修理出来る様にと考えて江戸時代の工法を採用しておられる。
ペシャワール会は農作物の開発にも力を注いでおられるが、
ペシャワール会は農作物の種を最初は分けてあげても、
その後は各家の畑で取れた作物から自然に出来る種を使える作物をすすめておられる。
当然の事ながら、種の代金を毎年徴収する事など考えてもおられない。

モンサント等のアグリビジネス業者は、
お金を出して買わねば、種が手に入らない仕組み作りを目論んで、
体に害があるかもしれない遺伝子組み換え植物を研究開発し、
アメリカの政治力を利用して、各国の農家に栽培するよう強制してきた。

この遺伝子組み換え植物では、
農家は畑で実った実(種)を植えても芽が出ないので、
毎年種苗業者から種を購入する必要がある。
そしてその遺伝子組み換え植物だけは枯らさないが、
雑草は総て枯らすので除草の手間が掛からないという事で、専用の除草剤も買う事になっている。

モンサント等のアグリビジネスは、一度農家に遺伝子組み換え作物を作らせたら、
以後毎年、種子・除草剤・殺虫剤・化学肥料等の販売で、
年貢のように農家から半永久的に利益を得る予定だったようである。

しかし、遺伝子組み換え作物の健康への影響も取りざたされるようになるし、
強烈な農薬の所為で、土地は急速にやせて行くことも分かって来て、
世界中の農家に強制して来ていた遺伝子組み換え作物は、
今、世界中で拒絶反応を起こされている様である。
脱・遺伝子組み換え作物、脱・モンサントが進む世の中

干ばつで苦しんでいるアフガニスタンの人々を救いたい一心で、
アフガンの農家が食べて行ける様にと用水路を作り、
土地にあう農作物を開発する取り組みをしてこられたペシャワール会と中村哲さんは、
今共感の輪の中におられる。

一方現地の農家を苦しめてでも、
自社の紐付き農業を世界中に繰り広げようと悪戦苦闘して来たモンサントは今、
世界中から拒絶されている。

それでもモンサントはこれからも、人類を苦しめるビジネスに邁進していく積りなのだろうか?

戦争屋勢力が勢力を維持する為に戦争を続けていたら、
遂には人類は死滅せねばならない日を迎える事になるだろうし、
遺伝子組み換え植物を蔓延させて行ったら、
土地はやせ、ミツバチは死に絶えて、
人類だけでなくいろんな生物が食料を得られず、死に絶えていく日が避けられない事になるのだろう。

ペシャワール会の取り組みと、モンサント等の取り組みに、
極楽と地獄の寓話を思い出させられた。

極楽と地獄の話、
腕を折り曲げる事の出来ない人々が、テーブル一杯のご馳走を前にして取った行動によって、
極楽と地獄になった。

極楽のグループは
腕が曲がらなくても向かいの人には食べさせてあげる事が出来るので、
互いに向かいの席の人に食べさせて上げているグループで、
皆お腹一杯食べる事が出来、鼓腹撃壌の極楽にいる思いであった。

地獄のグループは
人に食べさせる等いやなこったと、
曲がらない腕に悪戦苦闘しながらも、自分の口に運ぶ事しか考えられず、
曲げる事の出来ない腕の為、誰も何も食べられず、
皆が餓鬼地獄に落ちていた。

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