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そこそこに商売が出来ていたら 

昔こんな落とし話を聞いたことがあります。

『昔或るところに、女房と丁稚との三人で商売をしていた男がございました。商売は順調でそこそこに儲かっていました。
男は考えました。
「此れは丁稚は要らないということかな」と。
そこで男は丁稚に暇を取らせました。
それでも商売はそこそこにやっていけます。
そこで今度は、女房が要らないのかもしれないと気がついて、女房を離縁してしましました。
それでも商売はそこそこにやっていけました。
そこでその男、『此れは自分も要らないのかもしれない」と、
とうとう首を括ってしまったという事でございます。』

有り得ない様な馬鹿な話と思って、笑って聴いていましたけれど、今のネオリベのやっている事は、此れに類する事なのではないかと思えてきています。
アメリカの財閥は、世界中の、そこそこに生活している国々から、折角出来上がっているシステムを奪い取って、自分達だけが儲かるシステムを作り出して、稼ぎまくろうとしています。
それで彼らは幸せになったかと言うと、世界中に怨まれてテロの脅威におびえて暮らしています。
テロとの戦いと称して、戦えば戦うほど(皆殺しにしない限り)テロの脅威は募っていきます。
折角儲けたお金を使って、世界中の人を皆殺しにしたら、儲けたはずのお金は、たとえ残っていたとしても、立待ち無価値になってしまうでしょう。
それでも彼らは、儲ける為に何かしないではいられない、強迫観念に襲われているように感じられるのです。

此れは成果主義というものの所為もあるのではないでしょうか。
今までよりもっと会社を儲けさせて初めて、その人間の存在意義があるという考え方から、目先の儲けばかり追いかける社会が作られて、知らない間に自分で自分の首を絞めることになっているのが、現在のビジネスの世界なのではないでしょうか。

始めの落とし話の男も、何の為に自分達は商売をしていたのかを見失いさえしなかったならば、ゆとりのある生業に感謝して、丁稚ドンも、女房も男自身も幸せに暮らしていけたのに、少しでも無駄をなくして、成果を挙げねばならないという思想に取り付かれると、自分も無駄である事に成ってしまうのでしょう。

資本主義は大変合理的ではありますけれど、でも合理的であるということにとらわれすぎたら、何の為の合理か分からなくなってしまうのではないでしょうか。

アメリカを始めとする、世界の財閥が利潤ばかり追い回す習性が、世界中の生活基盤を脅かしている現状を見せられるに付け、あの落とし話はよく出来ているな~と、改めて感心させられているところです。

Comments

総裁選選びは10月から始まる郵政民営化(ハゲタカ外資の郵便貯金・簡保乗っ取り)をカモフラージュするするための方便でしょう
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/09/post_cf58.html

うずら様

コメント有難うございます。
確かに時間稼ぎの臭いがぷんぷんですね。
それに総裁候補に、麻生、福田の両氏の名前が上がった日に、3面記事ですが、麻生氏の弟が経営する人材派遣会社の、労賃(合計3000万円)の着服問題が、福岡の事であるにも拘らず、近畿版に載っていました。(此れはアメリカが福田を望んでいるということでしょうか。)
九州のニュースだからという事ででしょう、有明海の汚染についての記事は、ここ数年絶えて載った事は有りませんのにね。
あの諫早湾干拓工事の被害といったら、何百億の単位であると思えますのに。
此れもアメリカによる干渉の一つなのでしょうか?
西日本新聞には、色々と載っていると思うのですが・・・・・

http://www.adpweb.com/eco/eco416.html
こちらをご覧下さい。

>省エネだけでなく、日本人とアメリカ人ではメンタリティーの違いが随所に見られる。
>治安が悪くなれば、塀を高くしてガードマンを雇えば良いとアメリカ人は考える。
>遺伝子組替え作物にもアメリカ人は抵抗感がない。
>BSE騒動で、牛肉の価格が下がったが、価格が下がったことによって米国の牛肉の消費は逆に増えた。
>日本人には理解できないことばかりである。

これを始めとして、アメリカンと言う何かの正体が如実にここには書かれています。

>英語を理解しない数千万のヒスパニックの存在、国内産業を犠牲にした野方図な中国製品の受入れなど、米国人は国家の意識が希薄になっている(特に冷戦終了後この傾向が強まったように思われる)。
>最近の米国を見ていると、米国は一部の人々の利益を守る傾向がますます強くなっている。
>このような米国は、「快適」を求める個人の集合体であり、国家としての呈をなしていない。
>このままではアメリカが没落する方向にあると思われて仕方がない。
>しかし日本も他人事でなく、確実に日本社会のアメリカ化が進んでいる。

これが問題なのです。
私はこれと戦っている。
アメリカと言う国ではなく、アメリカの価値観と戦っているのです。
国と価値観、その共通性と差異。
それが私達は違い過ぎるから時々いろいろある訳ですね。

このURLもそうですが、他のコラムもお読み下さい。
わからなければ、私にいろいろ聞いて下さいw
真面目にどんな事でも答えますから。

三輪耀山様

コメント有難うございました。
アメリカも何時までもこんな事を続けていたら、ろくな事にはならないでしょうにね。
それが世界を巻き込む国だから敵いませんね。

尚最近次々に出される、貴ブログの問題提起に私はもうアップアップしています。
三輪さんのタフさに脱帽です。
何が分からないかが分かったら、又教えて頂きたいと思います。
有難うございました。

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  • [2007/09/21 21:29]
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