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2007.09/19 [Wed]
そこそこに商売が出来ていたら
昔こんな落とし話を聞いたことがあります。
『昔或るところに、女房と丁稚との三人で商売をしていた男がございました。商売は順調でそこそこに儲かっていました。
男は考えました。
「此れは丁稚は要らないということかな」と。
そこで男は丁稚に暇を取らせました。
それでも商売はそこそこにやっていけます。
そこで今度は、女房が要らないのかもしれないと気がついて、女房を離縁してしましました。
それでも商売はそこそこにやっていけました。
そこでその男、『此れは自分も要らないのかもしれない」と、
とうとう首を括ってしまったという事でございます。』
有り得ない様な馬鹿な話と思って、笑って聴いていましたけれど、今のネオリベのやっている事は、此れに類する事なのではないかと思えてきています。
アメリカの財閥は、世界中の、そこそこに生活している国々から、折角出来上がっているシステムを奪い取って、自分達だけが儲かるシステムを作り出して、稼ぎまくろうとしています。
それで彼らは幸せになったかと言うと、世界中に怨まれてテロの脅威におびえて暮らしています。
テロとの戦いと称して、戦えば戦うほど(皆殺しにしない限り)テロの脅威は募っていきます。
折角儲けたお金を使って、世界中の人を皆殺しにしたら、儲けたはずのお金は、たとえ残っていたとしても、立待ち無価値になってしまうでしょう。
それでも彼らは、儲ける為に何かしないではいられない、強迫観念に襲われているように感じられるのです。
此れは成果主義というものの所為もあるのではないでしょうか。
今までよりもっと会社を儲けさせて初めて、その人間の存在意義があるという考え方から、目先の儲けばかり追いかける社会が作られて、知らない間に自分で自分の首を絞めることになっているのが、現在のビジネスの世界なのではないでしょうか。
始めの落とし話の男も、何の為に自分達は商売をしていたのかを見失いさえしなかったならば、ゆとりのある生業に感謝して、丁稚ドンも、女房も男自身も幸せに暮らしていけたのに、少しでも無駄をなくして、成果を挙げねばならないという思想に取り付かれると、自分も無駄である事に成ってしまうのでしょう。
資本主義は大変合理的ではありますけれど、でも合理的であるということにとらわれすぎたら、何の為の合理か分からなくなってしまうのではないでしょうか。
アメリカを始めとする、世界の財閥が利潤ばかり追い回す習性が、世界中の生活基盤を脅かしている現状を見せられるに付け、あの落とし話はよく出来ているな〜と、改めて感心させられているところです。
『昔或るところに、女房と丁稚との三人で商売をしていた男がございました。商売は順調でそこそこに儲かっていました。
男は考えました。
「此れは丁稚は要らないということかな」と。
そこで男は丁稚に暇を取らせました。
それでも商売はそこそこにやっていけます。
そこで今度は、女房が要らないのかもしれないと気がついて、女房を離縁してしましました。
それでも商売はそこそこにやっていけました。
そこでその男、『此れは自分も要らないのかもしれない」と、
とうとう首を括ってしまったという事でございます。』
有り得ない様な馬鹿な話と思って、笑って聴いていましたけれど、今のネオリベのやっている事は、此れに類する事なのではないかと思えてきています。
アメリカの財閥は、世界中の、そこそこに生活している国々から、折角出来上がっているシステムを奪い取って、自分達だけが儲かるシステムを作り出して、稼ぎまくろうとしています。
それで彼らは幸せになったかと言うと、世界中に怨まれてテロの脅威におびえて暮らしています。
テロとの戦いと称して、戦えば戦うほど(皆殺しにしない限り)テロの脅威は募っていきます。
折角儲けたお金を使って、世界中の人を皆殺しにしたら、儲けたはずのお金は、たとえ残っていたとしても、立待ち無価値になってしまうでしょう。
それでも彼らは、儲ける為に何かしないではいられない、強迫観念に襲われているように感じられるのです。
此れは成果主義というものの所為もあるのではないでしょうか。
今までよりもっと会社を儲けさせて初めて、その人間の存在意義があるという考え方から、目先の儲けばかり追いかける社会が作られて、知らない間に自分で自分の首を絞めることになっているのが、現在のビジネスの世界なのではないでしょうか。
始めの落とし話の男も、何の為に自分達は商売をしていたのかを見失いさえしなかったならば、ゆとりのある生業に感謝して、丁稚ドンも、女房も男自身も幸せに暮らしていけたのに、少しでも無駄をなくして、成果を挙げねばならないという思想に取り付かれると、自分も無駄である事に成ってしまうのでしょう。
資本主義は大変合理的ではありますけれど、でも合理的であるということにとらわれすぎたら、何の為の合理か分からなくなってしまうのではないでしょうか。
アメリカを始めとする、世界の財閥が利潤ばかり追い回す習性が、世界中の生活基盤を脅かしている現状を見せられるに付け、あの落とし話はよく出来ているな〜と、改めて感心させられているところです。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2007/09/post_cf58.html