またまた アメリカの為の政治?
今日の朝日新聞夕刊に、牛海綿状脳症(BSE)検査について、ちょっと驚くような事を、厚生省が決定したというニュースが載っていた。
厚生省は来年7月を以って、20ヶ月未満の月齢の牛についての、BSE検査を打ち切る事に決めたという。
政府が検査を打ち切っただけではなく、これからは、地方別に独自で検査する事も、禁止すると言う事なのである。
その理由というのが、自由競争至上主義のはずの、現政府とも思えないような理由なのである。
曰く、「『OO産は全頭検査を続けています』等と表示された牛肉が流通すると、検査をされていない産地の安全性が劣るイメージを与える」と言う事なのだそうである。
自由競争の論理で行くならば、劣ると思われたくなかったら、検査をしたら良かろうというはずであるのに、殊更、検査する事を禁止するなど、有って良いものだろうか?
此れまで20ヶ月未満の牛からは、BSEは出なかったと言っても、これからも出ないという保障があるわけではないのだから、検査すると言うものを、禁止までして、検査する気のない地方の立場を援護する必要が、何処にあると言うのだろうか?
此れがアメリカ牛の、ぬぐいきれていないBSE疑惑の事が絡んでいなかったら、厚生省は自由競争を奨めたに違いないと思えるのだけれど、此れは私のひがみ根性と言うものだろうか?
何時までも、この牛肉はBSE検査を行っていますと、表示された牛肉が店頭に並ぶと、アメリカ牛のBSE検査のいい加減さを、国民が何時までも忘れないだろうから、そんな表示を一切出させたくないと言うのが、本音なのではないかと勘繰りたくなってしまう今日この頃である。
厚生省は国民の健康維持の為に作られた省であることをもう一度、思い出していただきたいものである。
尚 参考までに、今日の朝日朝刊 一面トップの記事は、
「インド洋補給 給油限定 新法提出へ」であった。
朝夕共に、アメリカの為の法整備が、一面トップであった。
今日は、あの 9・11の日である。
- [2007/09/11 18:23]
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