Dendrodium 1972年制定の「表現の自由法」を無視して暴走するフランス政府

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1972年制定の「表現の自由法」を無視して暴走するフランス政府 

街の弁護士日記「再びヘイトスピーチ(人種等差別的表現)規制は問題の解決になるのか?」によると、
   (以後紫字部分は引用)
フランスは、1972年、人種差別撤廃条約の批准後、表現の自由に関する1881年法を改正し、強力な人種等差別表現規制を設けた。


禁止される行為は「出生または特定の民族、国民、人種もしくは宗教への帰属の有無を理由とする、人又は人の集団」に対する差別表現である(表現の自由法24条、32条、33条)。


表現方法は、「公共の場所または集会において行われた演説,訴えもしくは威嚇」,「公共の場所または集会において販売され,もしくは陳列された販売用または頒布用の著作物,印刷物,図画,版画,絵画,紋章,映像その他,著作,言語あるいは映像の媒体となるあらゆるもの」,「公衆の面前に貼り出された貼り紙またはビラ」,および「公衆に対する電子技術によるあらゆる伝達手段」(法23条)など、全ての表現行為を網羅していると言ってよい。


つまり、「宗教は含まれない」とか「風刺は許される」などという安易な理解を許さないほど、フランスの人種等差別表現規制は徹底している。

「最も憎むべき強制収容所および絶滅収容所の人種差別は弱まったものの,北アフリカ,ブラック・アフリカ出身の外国人労働者等の増加によって,偽善的で控え目だが日常的な人種差別はかつてないほど勢いを増している」,

「専門的知識を持たず,言葉の壁によってほとんど常に孤立しているこれらの人々は,フランス人の嫌がる仕事を引き受けざるを得ない。彼らはしばしば地下室,スラム街,衛生状態の悪い家屋に住み,多くの場合,社会の片隅で孤立した生活を送っている」

人種等差別表現規制違反の罪は、
・人種的扇動罪(法24条8項、9項。1年の拘禁および4万5,000ユーロの罰金あるいはそのいずれか)、
・人種的名誉毀損罪(32条2項3項。同)、
・人種的侮辱罪(33条3項、4項。6ヶ月の拘禁及び2万5000ユーロの罰金あるいはそのいずれか)
である。


この様に、特に北アフリカ,ブラック・アフリカ出身の外国人労働者等への人種差別をなくすべく、表現の自由法は罰則も厳しく制定されているのである。

シャルリーの風刺漫画が、イスラム教徒に対する「差別扇動」にも、「名誉毀損」にも当たらず、まして「侮辱」にすら該当しないというのは、第三国の人間には、容易に理解できることではない。

人種差別に厳しい筈のフランスで、シャルリーエブドのやったイスラム教への侮辱が、取り締まられていなかっただけでなく、
教祖を侮辱されて怒った(これは”やらせ”との説もあるが)イスラム教徒の襲撃を受けたシャルリーエブドを、
無条件に擁護する様、フランス人全員が政府に要求されているという状況は、
フランスが法治国家であったなら、有り得ない事ではないだろうか。

それなのに、表現の自由法違反のシャルリーエブドにではなく、
シャルリーエブド事件を茶化したり、襲撃犯に対して同情的な言動をした者が
フランスでは官権によって逮捕されているのである。(先日テレビで見た時は54人と言っていた。)

勿論、どんなに侮辱されたからと言って、
銃で報復する等許される事ではないけれど、
シャルリーエブドには何一つ瑕疵はなかったのに襲撃されたと言わぬばかりに、
シャルリーエブドを批判したら、お巡りさんが捕まえに来るなんて、
普通では考えられない官権の対応である。

しかし、それだけだったら日本人には関係のない異国の出来事に過ぎないのだけれど、
シャルリーエブド事件を言い訳にして、
ペルシャ湾に軍艦を進めたフランスを見るにつけ
戦争屋が商売に資する為に、
イスラム教徒に対する嫌悪感情を煽っているという疑いを禁じえないのである。
戦争屋の走狗になっている首相を頂く日本人としたら、
一連の事件は対岸の火事ではないのである。

イスラム嫌悪感情をあおることによって、軍産複合体は生き残りを図り、なお肥え太ろうとしている。
軍産複合体とアルカイダはタッグチームである。
至極控えめに言っても、相互依存関係にある。

という裏事情が有るのは、間違いないのではないだろうか?

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