Dendrodium パンスペルミア説(地球の生命は宇宙に由来するという考え方)

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パンスペルミア説(地球の生命は宇宙に由来するという考え方) 

昔は地球生命の起源は地球上・海の中というのが常識でしたが、
最近は宇宙から来たというパンスペルミア説が、それ程特別な説ではなくなりつつあるそうです。
In Deepによると、
イギリスの欧州宇宙機関の探査機ロゼッタの子機が着陸したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の探査は、
生命の起源の謎の解明になるかと期待されているそうです。

パンスペルミア説は現代宇宙学の「隠れスタンダード」となりつつあるそうです。
昨年9月23日のIn Deepの記事に、下記記事が引用されています。

『生命・DNAは宇宙からやってきた』第2章「地球大気へ侵入する彗星の物質たち」より
フレッド・ホイル / チャンドラ・ウィクラマシンゲ共著


1960年代には、アメリカの科学者たちが高度 40キロメートルまで気球を飛ばして、成層圏にバクテリアがいるかどうか調査した。その結果、ごく普通のテクニックで培養できる生きたバクテリアが回収され、実験者を当惑させた。

さらに問題だったのは、バクテリアの密度分布だった。成層圏の中でも高めのところでは、1立方メートルあたり平均 0.1個のバクテリアがいて、低めのところでは 0.01しかいないという結果になったのだ。

高度が高いほど多くのバクテリアがいるという結果は、バクテリアが地上から吹き上げられたと考える人々が期待していたのとは正反対の傾向だった。不思議な結果に、研究資金を出していたNASAはこれを打ち切ってしまった。

1970年代後半には、旧ソ連で同じような実験が行われた。彼らは、成層圏より上の中間層にロケットを打ち上げて、高度 50キロメートル以上の高さでパラシュートにくくりつけた検出装置を放出した。パラシュートが落下するにつれて、いろいろな高さで次々にフィルムが露出され、粒子を付着させては密封された。

回収されたフィルムを研究室に持ち帰って微生物を探したところ、 50から 75キロメートルの高度について、バクテリアのコロニーが 30個ほどできた。中間層は空気が薄く、バクテリアはすみやかに落下する。したがって、中間層のバクテリアの密度は成層圏では数ケタ低いはずだ。それにも関わらず、これだけの結果が出たのである。

なお、この実験もたったの3回で打ち切られてしまった。

アメリカと旧ソ連で行われた実験は、はからずしてバクテリアが宇宙からやってきたというわれわれの仮説に見方してしまった。


In Deepの記事によると、
彗星にバクテリアなどが生きた状態で存在するとすれば、凍結した上に温度変化の少ない彗星の内部でなければ無理です。基本的に微生物は、絶対零度(マイナス 273℃)などの超低温になっても死にませんし、むしろ長く保存されます。

これは、たとえば、精子の保存を考えるとわかりやすいと思います。これは動物の精子の保存についでてすが、高知大学農学部のサイトの、

細胞や組織を-196℃の液体窒素の温度に冷却すると、(略)生存させたまま半永久的に保存することができます。


というように、大型生物は無理でしょうが、気温が低い中では微生物なら事実上永久に保存されます


との事です。
もっと大型生物を見つけるには、
太陽熱で温度が上昇する彗星表面の探査だけでは、
新しいデータは余り期待出来ないかも知れません。
その上、ロゼッタの子機に仕事をさせる為には、
太陽光発電で1日に6~7時間の充電が必要なのに、
着陸した地点が1時間半程しか光が当たらない所だったから、
データの送信もできず、彗星の表面の詳細な分析データも得られない可能性があるそうです。

それでも、パンスペルミア説(地球の生命は宇宙に由来するという考え方)は着実に、広がりつつあるようです。

でも地球の周りにはヴァン・アレン帯があるから、
人間がヴァン・アレン帯の外の宇宙に行く事も出来なければ、
宇宙人がヴァン・アレン帯を通過して来る事も出来ないのだそうですね。




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