Dendrodium 二日続きの日本晴れ

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二日続きの日本晴れ 

昨日今日と二日続けて日本晴れの近畿地方である。
最近は晴れていても、何となくどんよりした空しか見られなくなっていたが、
昨日と今日の青空は悲しい位に奇麗な青空のような気がする。
長崎の鐘の永井博士の歌「こよなくはれた青空を 悲しと思う切なさよ・・・・」という歌が思い出される。

日本はこんなに静かで平和そうに見えているのに、
政治家達は、集団的自衛権行使容認で、日本の青年をアメリカの戦争に従事させようとしているし、
特定秘密保護法を作って、政府が国民の知らない所でどんな悪巧みをしても、
それが国民に知られないよう予防線を張り巡らしている。
日本国民の権利(国民主権)を奪うTPPを、安倍総理はアメリカ大統領の求めに応じ、強権発動させて通してしまおうとしている。
そして、原発事故で放射能汚染された土地にいい加減な除染作業を施して、住民を強制的に帰郷させたり、
放射能の残った食物を、安全基準を勝手に緩めて「安全だから食べよ」と、国民に押し付けている。
国民が放射能汚染によって病気になっていても、放射能の所為かどうかは判断できないという事にして、
政府は福島原発事故後も、放射能被害は殆どない事にしてしまおうとしている。

皆これ迄日本国憲法の下ではありえないと、私達が長らく信じていた様な国民を犠牲にする政策が、
日本人が選んだ筈の国会議員によって、大した論議もなされないまま、どんどん決められて行っている。

日本には日本国憲法よりも権威がある「日米安全保障条約」があり、
日米地位協定が戦後ずっと君臨し続けているのだから、仕方ないのかも知れないが・・・・・

戦後直ぐには安保反対という国民的運動もあったらしいが、
高度経済成長と共に、国民が豊かになるに従って、反って国民の政治への関心が薄れていった。
国民は暇さえあればレジャーレジャーと、自国の危うさ等完全に忘れ去って、遊び呆けてしまう様になっていたのだった。

佐藤内閣の頃「三島由紀夫事件」があったが、
三島由紀夫が命がけで訴えた憲法改正を、是非せねばならないと、
今頃になっても言っている人々があるようであるが、
三島由紀夫はあの時期に何とかしなかったら、日本は駄目になると決起したのである。
あの時期にだったらまだ間に合うと思ったから、三島由紀夫は決起したのであった。

あの頃だったら、日本国民も戦争で苦労した記憶がまだ鮮明だったし、
官僚も今ほど対米従属で堕落していなかった。
戦地で苦労したした兵士達だけでなく、国民全員が戦争のおぞましさを、身を以って体験したばかりの頃だから、
憲法改正して国軍を作っても、それは自立の為の軍隊であって、
忽ち戦争をする軍隊にする等、国民は容認しなかったことだろう。

しかし、アメリカのベトナム戦争他、多数の戦争に狩り出されていたかも知れない。

やっぱりアメリカが覇権を握っている地球上では,
下手に軍隊等持たない方が、身のためという事ではないだろうか?

しかし、あの頃に地位協定見直しの機運を、国民の間に創れなかったのは残念の極みである。

戦後70年間地位協定を結んだままの駐留軍(実質占領軍)を容認し続け、
対米従属が官僚の地位保全の為に、必要不可欠とまで思う官僚が、政府を牛耳る様になった今、
日本国憲法は占領軍の置き土産だから、自主憲法を創るのだと言っても、
本当に日本の意思だけで、自前の憲法等出来る訳がないだろう。

今の政治が日米合同委員会の要請を受け入れる体制である以上、
憲法だってアメリカの要望を酌んだ憲法となるに決まっている。
あの様な壊国協定TPPさえ受け入れることを容認する安倍政権に、自主憲法が出来る訳がないだろう。
それ位なら、アメリカの理想主義者が実験的に、日本が平和主義国として立ち直るようにと、決めてくれた現在の平和憲法を守る方が、何倍も値打ちがあるというものである。

少なくとも現在の、戦争ばかりしているアメリカが容認する日本の軍備等、
日本の独立に役立つ筈がない。

アメリカは中東で戦う時、米軍を余り動かさないで、現地の過激派に武器を与えて、代理戦争をさせるのを主流にしている様である。
今回始める事にしたISILとの戦争でも、
シリアの過激派に武器を与えて、ISILを討たせようという戦法だそうである。

という事は、日本が戦争を仕掛けることを禁じた憲法9条を捨てて、普通の国軍を持つ国になったら、
日本はアメリカにとって、更に都合の良い国にされることだろう。

現在の日本は総てアメリカの思惑に沿って国を運営しているのに、
日本は世界から悪者にされてしまう道を、どんどん進んでいるような気がする。
アメリカの人権団体は日本の右傾化を叩くけれど、
日本政府は安倍総理という”いかれ右翼”を総理にして始めて、
総理大臣が鳩山総理のように潰される事もなく、
官僚によって守り育てられる様になっているのである。

中国と仲良くせよとアメリカ大統領は言っていても、
日本に駐留する米軍代表が出る日米合同委員会では、
尖閣諸島に軍事費を掛ける事をやめさせはしない。

原発政策でも、原発推進を止めるどころか、
脱原発を進めたら、日米原子力協定に違反するから、勝手に脱原発をしたら困ると言われたのではないだろうか?
野田政権で決まっていた脱原発政策は、なし崩しに崩されて行って、
自然エネルギーを育てる為に決められていた買取価格の約束も、安倍政権によって反故にされようとしている。
どうやら脱原発も、日本の意思だけでは出来ないものの様である。

三島由紀夫の自衛隊乱入は、方法として正しくはなかったが、
日本が独立国として立っていくためには、
あの頃迄に日米地位協定を見直す機運を起こし、国民が総力を挙げて、
地位協定見直しに立ち上がらねばならないという呼びかけの為の、
警鐘だったのではないかという感じがしている。

三島由紀夫が「100年後の日本がどうなっているか」と心配していたそうであるが、
100年経たないうちに、日本はこの体たらくを向かえている。

何となく哀しい「日本晴れ」の今日この頃である。

Comments

アメリカが狂ったのはいつからか

三島由紀夫の自衛隊突入、自主憲法制定の訴えがそのような形で今に通じているとは私も考えなかったことです。目から鱗が落ちました。

確かに日本人は劣化している、ただに暴風が吹き去るのを待っているだけではないといえるでしょう。

しかし、同時に言えるのはアメリカ。和久様は戦後一貫して悪のアメリカに支配され、という論調ですが、私は21世紀に入るあたりまで(9.11が境、ということになりましょうか)アメリカは決して狂っていなかったと思います。

今みたいに、右傾化をたしなめ、中国との関係を憂慮すればそれは「裏表なし」、アングロサクソン、というか欧米人ならではの明るさがそこにはあった。

自由貿易と云えば裏表なし、フェアプレイの精神がそこにはあった。

しかし、日本が裏表大有り、大ウソつきの「いかれ右翼」安倍の政権になったのと時を同じくして、アメリカも狂っている。

アングロサクソン、欧米人特有の明るさなど全くない、アフリカ2世の(人種差別するつもりはないが)オバマ大統領の、成果を持ってこなければ会ってもくれない、ワーキングランチと称して持ってきた食べ物を各々食べるなんぞという不粋なことを平気でやる。

自由貿易とかいいつつアメリカだけが得をするTPP、右傾化をたしなめても裏表有り、日中関係を憂慮しても実は中国と戦争させようとしていると言われるように、いったいいつから、どうしてアメリカは変わってしまったのか。

兄貴が尊敬できるからといって弟分がいつまでも甘えていてはいけなかったということでしょうか。

和久様と同じく、三島の時代に(私は生まれて居ませんでしたが)どうして気が付かなかったか、それを強く強く思った晩でした。

大我楼2014 様

コメント有難うございます。
三島由紀夫の事を私はそんなに知っているわけではないのですよ。(目から鱗なんて言われたらビビッてしまいます。)
只私の父が当時この事件に興奮していましたので、印象に残っているだけです。

三島が憲法改正を言っていたというのも、ウィキペディアを見て思い出したのです。(ウィキペディアの解説は現在憲法改正したがっている勢力の記入によるものでしょうから、三島が決起した時には知らん振りしていた者達が、
40年以上経ってから(日本の置かれている状況が全然違うものになっているのに)三島が命がけで訴えたのは憲法改正だったと、
三島を英雄化して利用しようとしている人々が記入したのだと思います。
右翼でも鈴木邦男氏等は、当時は暴れていたらしいですが、今は憲法改正するべきときではないという立場で、
マガジン9条に何時も寄稿しているようですよ。

アメリカが日本に対して牙をむいてきたのは、ソ連が崩壊してからなのではないでしょうか?(もう日本が共産化する恐れがなくなった為?)
その中の一つ、日米構造協議に付いていくつか書いているのですが、その一つをご紹介させて頂きますので、宜しかったらご覧ください。
http://dendrodium.blog15.fc2.com/blog-entry-839.html
日米構造協議の核心は、日本のGNPの10%を公共投資にあてろという要求でした。しかもその公共投資は決して日本経済の生産性を上げるた
めに 使ってはいけない、全く無駄なことに使えという信じられない要求でした。それを受けて、海部政権の下で、10年間で430兆円の公共投資が、日本経済の生産性を高めない ような形で実行にうつされることにになったのです

ブログを始めてから知ったのですが、中南米や中東では可也早くから、アメリカは酷いことをやっていたようですよ。

要するに彼等欧米人は経験をつんでいますから、新興成金みたいに粗野な事をしないだけで、その実数倍も酷い事を平然とやってきているのが実情のようです。

欧米人はアメリカ大陸にいた何千万人もの先住民を、様々な手を使って殆ど絶滅させているのですから、表面だけでは分からないのではないでしょうか?

でも私はアメリカの悪を言い立てたいのでは有りません。
日本人は日本の政治が地位協定によってアメリカに支配されていることを知って、
日本がとるべき対応を取らねばならないという事なのです。

それぞれの国がそれぞれ知恵を絞って自国を富まそうとしているのを、悪だと決め付けるのは、それこそ甘えと言われる事でしょう。

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