Dendrodium 東電に対してだけではない。 政府が加害者企業を助ける為に、 どんなに恥知らずで獰猛になれるか?

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東電に対してだけではない。 政府が加害者企業を助ける為に、 どんなに恥知らずで獰猛になれるか? 

被ばく牛真剣に調査を 浪江の牧場代表、都心で抗議
 福島県浪江町の旧警戒区域内で、福島第1原発事故で被ばくした牛を飼い続けている牧場代表が20日、牛1頭を連れ、東京都内で抗議活動を行った。国が移動を禁じた福島第1原発から20キロ圏にある旧警戒区域内の家畜が、許可なく域外に出るのは初めて。
 抗議したのは、福島第1原発から14キロ離れた浪江町立野の旧警戒区域(現在は居住制限区域)で約330頭の牛を飼う「希望の牧場・ふくしま」の吉沢正巳代表(60)。国の殺処分命令を拒否し、牛を保護してきた。
 吉沢代表は同日午後、農林水産省を訪れ、国の殺処分命令の撤回や被ばく牛の調査研究の推進などを求めた。除染廃棄物の中間貯蔵施設建設をめぐる石原伸晃環境相の「最後は金目」発言にも反発し、環境省前でも抗議した。
 原発事故後、全身に白い斑点が広がったという黒毛和牛1頭を連れた吉沢代表は「放射能の影響かどうか、政府は真剣に調べてほしい」と訴えた。
 農水省前では、トラックから牛を下ろそうとする吉沢代表を警察官が阻止する場面もあり、周辺には一時、緊迫した空気が流れた。
2014年06月21日土曜日 河北新報


「田中正造の近代」まだ半分しか読んではいないのだけれど、
時の政府の吃驚するような対応があったことを知った。

1890年8月と1896年7月21日、8月17日、9月8日の3度の大洪水で、この鉱毒被害の範囲は渡良瀬川流域だけにとどまらず、江戸川を経由し行徳方面、利根川を経由し霞ヶ浦方面まで拡大した。足尾銅山からの汚染水で、4県にまたがる広大な農地が不毛な土地に変わった、。
被災当初は足尾銅山の操業を止めさせるのだと、被害農民は田中正造よりもずっと戦闘的で意気盛んであった。

足尾銅山から鉱毒が流れてくる以前にも、渡良瀬川はしばしば氾濫していたが、
氾濫によって地味が肥えるので、それ迄は川の氾濫もそれほど悪い事ばかりではなかった。
しかし、足尾銅山から流される濃厚な鉱毒で、渡良瀬川の洪水による氾濫は、
農地を台無しにするだけのものになったのだった。

被害農民1000人余りが何度目かの押し出し(今のデモ?)に、東京に向けて出かけたとき、
官権はそれまでと打って変わって、牙を剥いて立ちはだかった。(押し出し隊はそれ迄は無事東京に到着していた。)

最後の押し出し隊が東京へ向かう途中、川俣という処に差し掛かった時、
大勢の警察官が押し出し隊を待ち伏せしていて、
無腰の農民を足蹴にしたり踏みつけたり、銃剣で殴ったり突いたり、沼に突き落としたりと、
乱暴狼藉の限りを尽くして、一行の東京行きを阻んだだけでなく、
その中の20数人を不穏な企てをしたという事で、起訴までしての大弾圧をしたのだった。

この恐ろしいまでに乱暴な弾圧で、渡良瀬川流域の農民の多くが、意気をそがれてしまい、
取るものも取り敢えず、遠くの土地に逃げ出す農民もあったそうである。
それ迄政府は足尾銅山の鉱毒が、田畑を汚染して作物が取れなくなったので、
洪水被害という事で地租を免除していたが、
免除期間(4年)を過ぎたら、もう地租免除の延長はしない事に決めた。

これで被害者は足尾銅山の鉱毒の所為で、収穫が出来なくなったおまけに、土地まで取られてしまう事になった。
足尾銅山の所為で収穫が落ち地租を払えないのに、
その為の考慮は一切せずに、
農地を差し押さえの上競売に掛けて、被害農民を身包み剥いでしまうことに決めたのである。
これからが田中正造翁の活躍の本番なのだろうけれど・・・・・

今回福島の牛は何とか東京に到着できたけれど、
今後、福島県民がうっかりしていたら、
足尾銅山の鉱毒に泣かされた農民が、更にその上に、農地を取り上げられる憂き目を見させられたのと同様の、
理不尽な目に会わされるのかもしれない。

政府が決める新しい法律で、
除染した家に帰らない者も固定資産税を払えと言い出されたら、
固定資産税が払えないままに、只で土地建物が押収されてしまう恐れもある。
土地建物を取られてしまってからでは、もう損害賠償もしてもらえなくなってしまう事だろう。

足尾銅山鉱毒事件被害農民に対して、明治政府が採った施策の、
恥知らずなまでの獰猛さに、
福島県の人もうかうかしていたら、
政府は何を言い出すか知れたものではないと恐ろしくなった次第である。

「続きを見る」に、
「除染作業員「何でこんな無駄なことを」の声も業者はボロ儲け」を複写

除染作業員「何でこんな無駄なことを」の声も業者はボロ儲け
NEWSポストセブン 2014年3月19日 07時00分 (2014年3月19日 07時33分 更新)
① 放射性物質を取り除くための除染作業の予算はどんどん積み増されてきた。2014年度予算案には4924億円が計上され、これまでの総額は1兆8899億円にのぼる。しかし、除染作業は計画通りに進んでおらず、費用の総額は5兆円以上になるとの試算も出ている。

 国は放射線量が年間1ミリシーベルト以下(自然界から受ける放射線量を除く。以下同)にすることを目標に掲げている。この年間1ミリシーベルト以下という目標が合理性の低いものであることは、世界の専門家の常識だ。昨年来日した国際原子力機関(IAEA)専門家チームも「1ミリシーベルトにこだわる必要はない」と述べている。

 にもかかわらず巨額予算が注ぎ込まれる除染とはどのような作業なのか。除染作業員はこう証言する。

「作業は主に3種類あります。1つめは地面の土の表面をスコップで?がして、その土をトンパック(大袋)に入れること。2つめは草刈りや伐採。3つめは洗浄です。家の壁や道路を水で洗う。スピナーと呼ばれる器具で水を吹き付けたり、デッキブラシでこすったりして、使った水は専用の処理機に入れます。屋根の洗浄だけは鳶職がやりますが、それ以外は正直言って誰でもできる作業です」

 そうした単純作業を繰り返して年間1ミリシーベルト以下という目標値を目指していくのだが、「雨が降れば道路や排水溝などは再除染が必要になる」(同前)といったことはざら。つまり1ミリシーベルト以下は“終わりのない旅”なのである。

 そんな無意味な作業を続けるのは、業者と政治家にとって除染が「カネのなる木」だからだ。

 通常、公共事業に長い時間をかけて湯水の如く予算を使えば世論の批判を招く。しかし除染については「放射能は低ければ低いほどいい」「徹底的に取り除くべきだ」と一部世論がむしろ積極的に後押ししてくれる。しかも専門技能を持つ現場作業員を集める必要はない。公共事業が削られ続けた中で、除染事業は“貴重な存在”である。

 別の除染作業員はこんな言い方をする。
 
「作業員はみんな、『なんでこんな無駄なことをしているんだろう?』と感じていますよ。自治体発注の地域は年間数ミリシーベルト程度の低線量地区が多く、除染しているすぐそばで買い物に行く人やジョギングしている人がいます。自分のやっていることに疑問を抱くのは当然です。まあ、それでも日当が1万5000円くらいで普通の土木工事よりはいいのでやっていますが……」

② 除染作業員の募集広告を見ると「初心者歓迎」「高収入のお仕事」といった文言が並ぶ。…

まるで性風俗産業の広告のようだ。そして、「高収入」を払ってもなお業者が利益を出せるということである。
 福島県の除染基準要項によれば戸建て住宅1軒の除染費用の目安は70万円で、「1軒の除染に4日、5~6人でやったとして一人で一日3万円弱稼いだ計算」(同前)ということになる。現場作業員は地元の三次、四次下請けの業者に雇われていることが多いという。業者が各段階でマージンを取っても十分に利益が出る。

 これら除染事業は大手ゼネコンを中心としたJVが見事な棲み分けで落札している。2013年度発注の事業でいくつか例を挙げると、

●大熊町/清水建設・大林組などのJV、契約額151億2000万円
●南相馬市/大成建設などのJV、241億2900万円
●富岡町/鹿島建設などのJV、573億3000万円

 といった具合だ。

 ゼネコン各社は本格的な除染事業が始まる前の2011年に、日本原子力研究開発機構からの委託(随意契約)で実験的な除染モデル事業を行なっている。多くの自治体ではモデル事業を行なったゼネコンがそのまま本事業も落札した。
 
 しかも復興庁の行政事業レビューシートを見ると契約額の大きい除染工事の落札率はいずれも90%を超え、中には1社しか入札していない工事もある。普通の公共事業なら官製談合を疑う声が出てもおかしくないケースだが、ここでも除染は特別視されて批判を免れている。

 ともあれ単純作業ばかりの巨額事業、競争相手もいない入札で業者はボロ儲けできる仕組みなのだ。

※SAPIO2014年4月号

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