Dendrodium 地方自治体の大型化と住民サービス

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地方自治体の大型化と住民サービス 

大津市にも市の中央部に図書館はあるが、市域が細長いので、
図書館が遠く行きずらい者の為に、
大津市図書館は昔から移動図書館を、私の住む地域にも運んできてくれている。

先日或人から、高いもの(12000円)だから買って読めとは言えないけれど断って
「田中正造の近代」(小松裕著)という本を奨められていた。
それで私はこの移動図書館に依頼する事を思いついて、図書館に電話すると
「この図書館には置いてありませんが、他の図書館をあたって見ますから、暫らくお待ち下さい。」との返事を頂いた。
それから何週間も経っていたので、「忘れられたかな?」ともう諦めかけていた時、
県立図書館にあったから明日持って行くと、大津市図書館から電話が掛かってきた。
そして昨夕とうとう私は「田中正造の近代」を手にする事が出来たのだった。

大判な上に分厚い本なので、何時読み終わるか覚束ないのだけれど、
読みやすい文章だし、第一部一章の田中正造の青年時代・幕末の農村部の青年達の話等、とても興味深いものだった。
私はこれ迄、武士階級が尊皇攘夷で血気盛んに動き回っていた話ばかり聞かされて来ていたので、
幕末には武士以外の人々の中にも、政治的な決起をする人々があったという話は新鮮であった。
又幕末の尊皇思想というものは、現権力(幕府や大名)への反抗の砦としての意味もあったのだと知った。
明治維新は日本中の人々によって、起こされたものだったのだと改めて知ったのだった。
まだまだ最初の数ページしか読んでいないのだけど、
興味津々でどんどん読み進めそうなものなのだが、歳の所為か小さい字(パソコンだと字を大きく出来るので)にすぐ目が疲れるので、読み終わるには何日掛かるか見当もつかないが・・・・・

ところで滋賀県は図書館の住民一人当たり蔵書数が日本一で、
利用率は東京に継いで全国第二位なのだそうである。(こちら
実は私が読みたい本を図書館に電話で依頼したのは、今回が初めてではない。
電話した時図書館の人は、いつでも親切に対応して下さり、
依頼した本が貸し出し中で遅くなる事があっても、
忘れず移動図書館で必ず届けて下さっていた。

滋賀県の図書館利用率が東京に継いで全国第二位というのも、
図書館員の日頃のサービスの賜物と言えるのだろうと思われる。
(東京は全国一大学が多い都市だし、単身者も多い都市なので、図書館利用率が高くても、ある意味当然と言えるだろうと思われるし・・・・・)

橋下大阪市長が大阪都構想というのをしきりに唱えているけれど、
橋下徹氏は大阪府知事だった時、大阪府立国際児童文学館を経費節減のためと称して廃館にしてしまった。
これが橋下徹氏の言う大阪都となって、広い地域が統合される事になったら、
住民サービスは益々乏しくなって行き、
住民サービスを削って、無理やり余らせた税金で、東京都のようにオリンピック招致をしたりして、
集めた住民税を無駄遣いに費消してしまう事になるだろう。

滋賀県や大津市の図書館の行き届いた住民サービスに、
地方自治をむやみに大きくする危険性を、改めて感じたのだった。

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コメント有難うございます。
図書館は何度でも延長させてくれますので、
ぼちぼち読んで行きたいと思っています。

良い本を教えて下さって有難うございました。

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