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ウクライナ暫定政権の右派セクターによるオデッサ虐殺事件 

マスコミに載らない海外記事キエフと右派セクターによるオデッサ水晶の夜 (写真・閲覧注意!)に、
5月2日に起きたオデッサでの虐殺事件の事が写真と共に載っていた。
表題に写真閲覧注意と書いてある通り、それは惨たらしい写真である。
http://ersieesist.livejournal.com/813.html

40人以上の人々が亡くなり、百人以上が負傷した恐怖の5月2日に何が起きたかの証言を載せた部分を引用させて頂く。(紫字部分)
以下は、ウクライナ語を話せる友人が送ってくれたばかりの要約だ、“このビデオは、5月2日という恐るべき日を生き抜いたオデッサ在住の女性の証言だ。彼女は重要な証人で、自分が見聞きしたことを語っている。YouTubeビデオ中の彼女の発言概要は以下の通り。

________________________________


死者の多くは銃撃されていた。処刑のように、頭を撃たれた人々もいた。


- “親ロシア派”活動家達は武器は持たず、棒かこん棒だけだった。

- 火炎瓶が建物の外から飛んできた。

- (親キエフ、あるいは反ロシア派)過激派(後に主に右派セクターと判明-編者注)が労働組合会館を襲撃し、間もなく、侵入に成功した。

- ビデオに映っている女性は、他の三人の女性と、約12人の男性と既に死亡した二人の男性(火炎瓶の火と煙で窒息)と一緒に、別の部屋にいたと言った。男達が二人の亡くなった男性を、女性達が応急手当てをするように運んできたが手遅れだった… 彼等は、部屋の入り口をキャビネットや箱で塞ぐことに成功し、15分程、閉めておくことができた。

- この時、立てこもった16人の人々全員が廊下での銃声を聞いた。

- すると誰かがドアをドンドン叩き、入れてほしいと請うた。彼等は自分達も自治推進派(つまり、反キエフ)活動家だと言った。

- わずかの時間、考えたり話し合ったりした後、室内の男性達がドアを塞いでいるキャビネットを動かし、ドアをわずかな隙間だけ開け、状況がどうなっているか見ようとした。すると若い暴漢達(連中はウソをついたのだ)は即座にドアの狭い隙間から、16人がいた室内に向かって射撃を始めた。

- 女性(ビデオに映っている)は暴漢を直視した。男は黒いマスクを被っており、笑いながら、彼女をピストルで撃ったが、幸いに、狙いが外れ、仲間達に叫んだ。“コロラディンを殺したぞ!”(自治州連邦を要求する人々を意味する俗語)。



至る所に遺体


- すると暴漢は、4つほど何かのガスが入った風船を部屋に投げ込み、2-3分後に、ガスで中にいた男性達が倒れ、連中はドアを壊して開けるのに成功し、部屋に入った。

- そして、すぐさま男性全員を撃った。それでも生きていた人々を、彼等はボットで殴打して殺害した。この時に言っていた言葉が、“銃弾を節約して、やつらを殺そう…”このけだもの連中は、女性達が彼等はもう死んでいると叫んだにもかかわらず、亡くなっている二人の男性も殴打した…

- すると暴漢達は、死者を地下室に運びたいと言い出した。

- 4人の女性は連中に助命を請い… この女性(ビデオ中の-編者注)は彼等に幼い子供がいるので、…

- 4人の女性は廊下に引き出されたが、そこは本当の地獄だった。多数の遺体が至るところにあり、階段にまであった。テロリスト暴漢達の多くがわいせつなジョークを言いながら、遺骸を引きずりだして、地下室になげこんだ。

- すると暴漢は、4人の女性の一人をとらえ、どこかへ連れ出した。証人(ビデオ中の)は彼女の叫び声だけ聞こえた… その女性の声は聞こえなくなってしまった。



若い女性と男性…他の人々と同様に非武装だ


- (ビデオ中の)女性は約15分間尋問された。テロリスト暴漢は、彼女に自分はロシア人だと本当のことを言えと要求した。ところが、彼女はウクライナのパスポートを所有しており、住所はオデッサと記述されていた。

- こうした混乱の中、彼女は会館から脱出することに成功したが、その時には消防士と警官達が立っていた。消防署は労働組合会館と道路をはさんだ向かいにあるのに、消防士が来たのは1時間20分後だ。テロリスト暴漢に活動するのを阻止されたと彼等は主張した。

キエフのウクライナ政治家全員無辜の市民の虐殺を称賛した。テロリスト暴漢は報奨金を得た。

後に、会館の地下で、多くの遺体が見つかった。他にも多くの人々が行方不明だ。

ウクライナSBU治安警察が、後で更に報復できるよう、彼等から全ての個人データを差し押さえた為、病院に送られた人々は間もなく病床から逃亡した。
   (中略)
目撃者でRT特派員イリーナ・ガルシコがオデッサから報じている最新ツイート報告では、金曜の衝突に貢献していたと評する向きもあるイワン・カテリンチュクという現地警察の新署長は、後で、オデッサの右派セクター・テロリスト暴漢連中に、自分もマイダン広場(右派セクターが抗議行動サイトを極端な暴力で支配していた場所-編者注)にいたと語り、“右派セクターが助けとなり、熱心であるよう期待します (原文通り)”と述べた。


目撃者の報告では、更に何千人ものそうした右派セクター暴漢や他のネオナチが東ウクライナやオデッサ地域に流れ込んでいるそうであるが、右派セクターのトップで、その大統領候補とされている暴漢ドミトリー・ヤロシが、この団体本部をキエフから東ウクライナに移したと宣言した。
彼は、東部での、約800人の訓練されたテロリスト暴漢による新たな準軍事旅団、“ドンバス”と呼ばれる戦士の特殊部隊の創設も認めた。

更にヤロシはウクライナ国家安全保障国防会議、内務省やウクライナ保安機関の指導部と、自分たちは整合している、
クーデターが据えつけた国家安全保障国防会議新議長は、激しい反ユダヤ主義のスヴォボダ党党首オレフ・チャフニボクと共にネオナチのウクライナ社会民族党の共同創立者でもあるアンドレイ・パルビーだ、と言っていたそうである。

約1000万人のロシア語話者の市民とそれ以外との間の、東ウクライナにおける全面内戦のお膳立てが整えられつつある。主要欧米マスコミは、今日に至るまで、この出来事における右派セクター犯罪人の役割については、石のように押し黙っている。

こうやってアメリカのネオコン・ビクトリア・ヌーランド、スーザン・ライス、サマンサ・パワーやCIA長官ジョン・ブレナンは、どこかの時点で、プーチンを引きずり込んで、世界大戦を起こそうと企んでいるらしい。

ロシアはウクライナのロシア系住民を見殺しにするのも耐え難いだろうが、
計略に乗せられて、右派セクターを叩きにロシア軍を進めたりしたら、、
ウクライナの背後にいるアメリカが出てきて、遂には第3次世界大戦となり、
ウクライナ内戦の何万倍の人々が、犠牲にされる恐ろしい事態となるかもしれない。
ロシアは今難しい選択を迫られている。

プーチン大統領の神通力に、今世界中の人々の運命が、委ねられていると言えるのではないだろうか?
プーチン大統領には、何か良い策があるのだろうか?
「神ならぬ身の我に何が出来ようか」とプーチン大統領は、今悩んでおられるのだろうか?

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ロシア崩壊を目指すアメリカ政府

Paul Craig Roberts2014年5月2日 アメリカ政府には、ウクライナの危機解決を許容する意図は皆無だ。ウクライナを奪取し、ロシアを黒海海軍基地から追い出すことに失敗したので、アメリカ政府は、この危機の中に、新たな好機を見いだしているのだ。 一つは、抗議行動参加者達が、アメリカによるクーデターでキエフにし
  • [2014/05/07 15:07]
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