Dendrodium 正義としては通らなくなったアメリカの不正義

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正義としては通らなくなったアメリカの不正義 

「ウクライナで起こったのは違法組織の非武装解除だ。」ラヴロフ外相は24日、レバノンのバシル外相との会談を総括して、こうした声明を表した。

ラヴロフ外相は2月21日の合意は文字通り、その翌日に起きた国家転覆の結果、破られたと指摘し、「そのあと、政権を乗っ取ったものらがキエフと国の中に基本的な秩序を打ち立て、急進主義者をおさえる能力も無いことが露呈した」と語った。

ラヴロフ外相は、今スラヴャンスクで起きていることは超国粋主義的なグループに依拠した政策の結果だとの見方を示し、ウクライナ危機の脱却で主要な条件は現政権の違法行為の停止に集約されるのであり、ウクライナ国民に対し、軍隊を使うことは犯罪的な決定だと非難した。

ラヴロフ外相は、キエフ政権がせねばならない最初のアプローチはロシアを非難することではなく、あたかもキエフにおいて『天使が到来した』かのように言われるすべては正しくないことを提示することだと語り、米国が現キエフ政権を擁護することは、ウクライナに民族統一政府の形成を米国が望まないことを物語っていると補足した。ラヴロフ外相は、米国はキエフ政権に起きたことに対する責任を実現するよう強いるため、あらゆる影響力を使うことが出来、また使わねばならないと語っている。

タス通信、リアノーボスチ通信


2月21日の合意は文字通り破られ、その翌日に起きた国家転覆の結果、「そのあと、政権を乗っ取った者らがキエフと国の中に基本的な秩序を打ち立てたのが、現在のウクライナ暫定政権であり、
彼等は国際間の約束を一方的に破った、ならず者の集まり政権であるというのは、誰が見ても明らかな事だと思います。

ならず者集団暫定政権に、ロシア語を公用語から外すと威嚇されたクリミアを始めとしたウクライナ東南部地域のロシア系住民が、
こんなウクライナからは離れたい(独立したい)と願ったとしても、当然の事だろうと思います。
それを、ウクライナ東南部地域の住民が独立したがったりするのは、
ロシアが裏から糸を引いているからだとアメリカは断定し、
そのならず者集団の率いるウクライナ政府を援護する為、ロシアを経済制裁すると言うのは、
誰が見ても道理に合わない事だと思います。

それなのに日本を含めた自由主義(という名の不自由主義)圏諸国政府は、
アメリカ政府の言いなりにロシアを非難しています。

こんな不公正な事を、恥ずかしげもなく主張する国々の存在を見せ付けられたら、
ウクライナのロシア系住民は、益々、ウクライナの現政権を怖がり忌避する事になるでしょう。

マスコミに載らない海外記事「戦争に更に近づく」に、下記の記述がありました。
  (引用)
アメリカ政府とNATOは、今回はロシア軍と対決させる為に、膨大な軍をウクライナ国内に送り込む立場にないのに、オバマ政権は一体なぜ、ロシア軍の作戦を挑発しようとしているのだろう? ロシアを黒海海軍基地から追い出すというアメリカ政府の計画が失敗したので、アメリカ政府の予備プランは、アメリカ政府が、ロシアを悪魔化し、NATO軍の軍事支出と軍配備の大増強を強いることができるように、ウクライナを、ロシア侵略の犠牲にすることだ、というのが考えられる解だ
言い換えれば、代わりの目標は、新冷戦と、アメリカの軍安保複合体にって、更に何兆ドルもの利益だ。

   (引用終わり)
アメリカの目論んでいることが、
NATO軍の軍事支出と軍配備の大増強を強いることができるように、ウクライナを、ロシア侵略の犠牲にすることだとしたら、
ウクライナの一部の跳ね上がり者が、民主化運動という掛け声に載せられて、
ヤヌコビッチ大統領を追い出したばかりに、
ウクライナ人全員が、アメリカの罠に嵌められて地獄へ引きずり込まれ様としている、という事になるのでしょう。

こんな無法な事があって良いものでしょうか!
これまでにもアメリカは世界各地で、これに類する事をやってきていたのでしょうが、(こちら
アメリカは世界中の報道を総監している関係上、
今回のように事の成り行きが、ここまであからさまになることがなかったので、
紛争当事国民以外の人民から、アメリカの正義を疑われずに済んで来たのでしょう。
(今回はウクライナのクーデターを逐一報道する事で、クーデター政権を正当化するはずだったのでしょうが、それが裏目に出たようです。)
今回のウクライナクーデターは、時系列で報道されていましたので、
日本人もアメリカ人もヨーロッパ各国の人民も、皆ウクライナの暫定政権の正当性・アメリカ政府の唱える正義に疑問を持ってしまったのでしょう。

クリミアがウクライナからの独立を模索していた頃、
日本のアニメーターがクリミアの美しい検事総長の絵を描いた時、
世界中の人々が競って閲覧し、コメントを残して行ったのは、
ナタリア ポクロンスカヤ・クリミア検事総長が、美し過ぎたからだけではなかったのではないでしょうか?

勿論日本のアニメーターに政治的意図などは全然なく、只単にナタリア ポクロンスカヤさんが検事総長としては美しすぎるという事で、興味を引かれて描いただけなのでしょうけれど、
そしてそのアニメに魅かれた世界中の人々も、政治的な意図など殆どなく、只単にナタリア ポクロンスカヤさんの姿に惹かれただけなのでしょうけれど、
彼等がナタリア ポクロンスカヤさんに好意的になったのは、
無意識の中でクリミアへの共感と、西側諸国政府の悪辣さへの反感があったからなのではないでしょうか?

今世界の風潮は変わりつつあると言うのは、本当の事なのではないかと思います。
東西冷戦終了後、アメリカは不正義を罷り通し過ぎてしまいました。
最初の頃はアメリカの言う正義の名に、騙されていた世界中の人々も、
遂にその実態に気付いてしまったのですから、
もういくら正義の仮面を被っても、不正義を通そうとしている限り、
アメリカが支持されることは無理となって来ています。

これでアメリカが自暴自棄になって、核戦争を始め、世界が破滅する事になるとしても、
もうアメリカが今までどおり、支持されるという事にはならないでしょう。
もう「寄らば大樹の陰」的発想で、アメリカを支持し続けるのは止めた方が良いと思います。

安倍総理はアメリカの意を受けて、無理やり日本国民に集団的自衛権行使を容認させて、
自衛隊員をアメリカの戦争の、弾受け要員として差し出す契約を、推進しようとしているようですが、
そんな必要はもうないのではないでしょうか?

アメリカの栄華はもうそんなに長くはないでしょう。

安倍さんが何時までも見苦しい国売りを続けておられたら、
大好きなお祖父さま(岸信介氏)が、かたはずの処で逃げられた、
太平洋戦争後の戦犯裁判みたいな裁判に掛けられて、
今度こそ死刑にされてしまうかもしれませんよ。
安倍総理
どうか今一度お考え直しの程を!

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アメリカ・プロパガンダの終焉を前に

Thierry Meyssan アングロ・サクソン帝国は一世紀にわたるプロパガンダに基づいている。アメリカ合衆国は自由の国で、アメリカは、その理想を守る為に戦争をしているのだと、我々をこれまでどうにか説得してきた。しかしウクライナを巡る現在の危機が、ゲームの規則を変えてしまった。今やアメリカ政府と同盟諸国だけが弁士とい
  • [2014/04/30 13:58]
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