Dendrodium 長年培った平和主義国としての信用を壊す積極的平和主義

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長年培った平和主義国としての信用を壊す積極的平和主義 

ローマ法王、復活祭でウクライナの暴力阻止呼び掛け
2014年04月21日 10:41 発信地:バチカン市国
【4月21日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は20日、復活祭(イースター)のメッセージで、ウクライナでの「暴力阻止」を国際社会に呼びかけた。

 法王は復活祭の祈りの中で、「私たちは皆さんに、ウクライナの平和を促進する取り組みを啓発し、奮起するよう要請します」と表明。「すべての関係者が、国際社会の支援を受け、暴力を阻止するためのあらゆる努力を行い、調和と対話の精神をもってウクライナの未来への道を示すように」と訴えた。

 バチカン(ローマ法王庁)によると、サンピエトロ広場(St Peter's Square)と広場につながる大通りにはこの日、復活祭のミサと「ウルビ・エト・オルビ(Urbi et Orbi)」(ローマと全世界へ)と呼ばれる法王からの祝福を求めて15万人の人々が集まった。

 今年の復活祭は正教会(Orthodox)の暦と一致しており、ウクライナ政府は、復活祭が終わるまでウクライナ東部の親ロシア武装勢力への対応を中断すると発表していた。

 だが、政情不安が続くウクライナ東部スラビャンスク(Slavyansk)近郊の検問所で20日に銃撃戦があり、地元指導者によると4人が死亡した。

 さらに、宗教界の指導者間でも激しい非難合戦が勃発。ウクライナ正教会キエフ総主教庁のフィラレート総主教(Patriarch Filaret)は、ロシアは「敵」であり、その「攻撃」は邪悪で神の意志に背くものなので失敗する運命にあると述べ、一方の露モスクワ(Moscow)ではロシア正教会のキリル総主教(Patriarch Kirill)が「聖なるロシアの破壊を求める者たちの企みを終わらせる」よう神に祈り、ウクライナは「霊的にも歴史的にも」ロシアと一体である、と述べた。

 ウクライナのキリスト教信者はキエフ総主教派とモスクワ総主教派に分かれており、さらに少数派がバチカンの権威を認めるギリシャ・カトリック教会に属している。(c)AFP/Dario THUBURN


フランシスコ法王の「すべての関係者が、国際社会の支援を受け、暴力を阻止するためのあらゆる努力を行い、調和と対話の精神をもってウクライナの未来への道を示すように」とのお言葉は、
ローマ法王の心からの思いを述べられたものであると私も信じます。

しかし、宗教界に勃発した指導者間の激しい非難合戦の当事者達の心は、
平和への祈りとは程遠く、敵味方の醜い争いの心を剥き出しにしたものになっています。

安倍総理が積極的平和主義という言葉で、
平和の為に戦うのだという言い方をしておられますが、
積極的平和主義というものが、どういうものになってしまうか、
ウクライナ問題に関して述べられた聖職者達の対応を見ていたら、想像に難くないのではないでしょうか?

お互いがどちらかを正義とし、どちらかを邪悪と決めつけ合っている時、争いは起こります。
そのとき国が容易に軍隊を出動させる態勢が出来ている国同士だったら、
両国はどちらが正義か不正義かを、戦争の勝敗で決着をつけようとする事になるでしょう。
自国が正義だと言って争っていた両国は、
更に新たな悪(人殺し)を推進する事になるです。

やっぱり軍を持っていても、侵略軍を排除する為に出動させる以外は、軍の出動は認めないと決めて置くのでなかったら、
本当の平和主義とは、言えないのではないでしょうか?

積極的に平和を守ると言って、外国に軍隊を進めたりしたら、
その軍隊は外国の国土を踏みにじる事になるのですから、
その国の人々が平静でいられる訳がありません。

そして軍隊というものは、どうしても自国の利益を、最優先させてしまうことになるでしょうから、、
日本は正義を守る為に出動している積りであっても、
相手国がそれを正義の出動と思わず、侵略と思う場合があるのは避けられないでしょう。
そして侵略軍を追い払おうとするその国の国民のゲリラ活動によって、
最初はそんな積りでなかったとしても、
日本は相手国にとって、国民を虐殺する憎むべき国となってしまうでしょう。

外国軍に侵攻されたら、侵略と反発するのは国民の本能と言えると思います。
だから、いくら平和と正義を守る為といっても、
外国の領土に軍隊を進めることは、平和主義国の取るべき道ではないと思います。

積極的平和主義なる思想は、戦争主義と変わりないものになるのは、
相手国を助ける為と言って攻め入った日本がどうなったか、
大東亜戦争の成り行きを思い出したら想像に難くないと思います。

平和主義と言うからには、どんな国際間の問題も、平和裡に話し合いで解決する覚悟が必要だと思います。
平和裡に事を治める為には、時間がかかる時もあるかもしれませんが、
忍耐強く交渉すれば、何時かは折り合いを付ける事が出来るのではないでしょうか?
そして長年それを続けていたら、国際的信用も出来るでしょうから、
意外とスムーズに事が運ぶようになるのではないかと思います。

安倍総理は今、戦後日本が長年培ってきた平和主義国としての信用を、
地に落としてしまおうとしておられます。

日本はこれ迄通り、平和憲法を守っていてこそ、本当の平和主義国として諸外国の信頼を得る事が出来るのですから、
積極的平和主義などと言うマヤカシに騙されない様にしましょう。

平和憲法にノーベル賞が与えられたら、日本の平和主義は磐石のものとなるのでしょうが・・・・・

Comments

恵まれている日本

海に囲まれている、多神教が主流、人種や言語で対立する場面はあまりないなど、海外侵略や武力介入さえしなければ自衛しやすい国だと思います。

ただ、軍拡競争では、狭い国土、無資源国、人口頭打ちで勝てるはずがありません。

しかし、強い国防意識かあり、規律の取れた自衛隊の存在する日本に何のメリットもなく攻めて来る国はあるでしょうか――という議論は残念ながらあまり聞きませんね。

ましま様

コメント有難うございます。
日本は今までどおり平和憲法を遵守するという姿勢を守っていた方が、どれだけ国のためになるか知れないのに、
安倍総理は如何してあんなにも、
日本を軍国化したがっておられるのでしょうね。

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アレ-ユリア! 欧米によるウクライナ政権転覆という救済、主をほめたたえよ

Strategic Culture FoundationFinian CUNNINGHAM20.04.2014 | 04:00 今年の復活祭週末、有罪判決を受けた横領犯で元首相のユリア・ティモシェンコが東ウクライナを歴訪し、“妥協案”を見いだし、“国の結束”をするよう訴えた。今週、ウクライナ全土の緊張緩和の為に作り上げ
  • [2014/04/22 00:40]
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