Dendrodium 巨悪を除くのは誰?

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巨悪を除くのは誰? 

【キエフ発】 ウクライナ危機・新局面に 極右が国会封鎖
2014年3月29日 00:25
 ウクライナ危機が新局面を迎えた。28日、極右組織「ライトセクター」が国会を封鎖したのだ。ライトセクターは3日前、幹部のサチコ・ビリー(アレクサンダー・ムズイチコ《通称:サチコ・ビリー=1964年ロシア生まれ》極右政党「ライトセクター」の幹部)が内務省の特殊部隊によって射殺されたことから「報復」を宣言していた。

 ライトセクターはアルセン・アバコフ内務相(兼務・警察庁長官)が辞任するまで封鎖を解かない構えだ。

 国会前は右翼ではない国会議員や市民100人余りが封鎖に加わり騒然となった。彼らは口々に「アバコフ内務相の辞任と訴追」を求めた。

 国会前は右翼ではない国会議員や市民100人余りが封鎖に加わり騒然となった。彼らは口々に「アバコフ内務相の辞任と訴追」を求めた。

「ヘティ(去れ)」「ハンバ(恥を知れ)」…シュプレヒコールが繰り返しあがる。

 ある国会議員はトラメガ(小型拡声器)を手に声を大にした―
 「(ヤヌコビッチ前大統領の追放につながった)独立広場(マイダン)の戦いでは100人近い市民が治安警察の凶弾に倒れた。(警察のトップだった)アバコフ内相の責任を法廷で追及すべきだ」。

 「アバコフ(内務相)は辞任して法廷へ」と手書きしたプラカードを持つ女性(50代)に聞いた。この女性も右翼ではない。

 「ヤヌコビッチ前政権の閣僚は皆辞めたのにアバコフだけなぜ新政権に残ったのか?」。女性は憤った。

 筆者が「ライトセクターを支持するのか?」と尋ねると「支持する。マイダン(独立広場)の攻防では最前列で戦ってくれたのが彼らだから」と歯切れよく答えた。 (田中龍作ジャーナルより)


「狡兎死して走狗烹らる」の諺どおりのことが起きていた様である。

ライトセクターなしには戦いの勝利はありえなかった。ヤヌコビッチ前大統領の追放もあり得なかったのである。にもかかわらず新政権は「ライトセクター」の幹部サチコ・ビリーを粛清した。サチコは戦術の要だった。独立広場(マイダン)の戦いを支持した普通の人々が怒るのは当然だ。(全文は続きを読むに記載)
ライトセクターなしには戦いの勝利はありえなかった。ヤヌコビッチ前大統領の追放もあり得なかったのにと憤る人々は、もうウクライナを民主主義国と思ってはいないのだろう。
「自分達の戦力が、特に稀代の天才サチコ・ビリーの力があったから、このクーデターは成功したのだ。」と、ライトセクターの者達は思っているのである。

これを民主主義を標榜する米欧が応援して、ウクライナの領土を編入するロシアを、トンでもない悪だと決め付けて、経済制裁を同盟国に呼びかけている。
日本も米欧の同盟国という事になっているから、当然のようにロシアへの経済制裁に参加を強制されている。

私はこれ迄こういう理由から、ロシアがクリミアを独立させて後ロシアに編入したのは、何所から見ても当然の事だろうと思っていたが、
ここに来てプーチン大統領のしたたかさに気付かされ、言葉を失う思いである。

この戦闘的な極右団体ライトセクターを、プーチンは資金援助していたのだそうである。
極右のライトセクターにロシア系市民を攻撃させ騒乱状態を作り出せば、ロシアにとってはまたとない軍事介入の口実となる。ロシアにとってライトセクターは十二分に利用価値があるのだ。

米欧がウクライナを西側に付ける事を計画して反政府勢力を応援して、ウクライナにクーデターを起こした時、
米欧はロシアのプーチン大統領を見くびっていたのだろう。
プーチンは柔道の「敵の力を利用して投げ飛ばす」業を使って、クリミアをロシアに編入する事に成功したと言えるだろう。

だからと言ってクーデターを画策した米欧が、プーチンを責められるだろうか?
プーチンが大人しく米欧のなすがままにしていたら、
ロシアは唯一の不凍港クリミアを失う事になっていたのである。
プーチンは国を守る為に、全力を出して応戦しただけなのである。
プーチンがぼやぼやしていたらウクライナのクーデターと共に、
アメリカはクリミアにアメリカの艦隊を進駐させた事だろう。
ウクライナ・クーデターの目的の一つに、分断によるロシア弱体化狙いがあったそうなのだから・・・・・

もし米欧の狙い通りに事が進んでいたら、
これで米欧に逆らう国はなくなるだろうから、
シリアもイランも皆米欧の思い通りにすることが出来る様になり、
日本等弱小国は国の富を搾り取られる運命から、逃れるチャンスが皆無となって来て、益々行き詰って行く事だろう。

世界の大魔王アメリカに立ち向かう者が誰もいなくなった時、TPPのISD条項的なことが、無条件で実施される世の中になるだろうから、各国民の主権は企業の自由営業権の下に置かれる事になるだろう。
これ迄民主主義国では、国民の求めによって公害対策とか食品添加物対策とか、様々な国民を守る為の法律が創られてきているけれど、国民の為の法律は総て、企業の自由を侵すという事で廃止の運命に会うかも知れない。

遺伝子組み換え植物が世界中に普及させられて、各国の自営農家は壊滅し、
農薬を使いたい放題となって、田畑はやせ細り虫も鳥も壊滅してしまったかも知れない。
製薬会社の働きかけで、世界各国は副作用無視でワクチンを義務化させられて、税金を使って国民が泣かされ事になるかも知れない。
その上、ワクチン投与で国民の為に税金を使ったのだからと、
社会福祉予算が減らされる時代が来るのかも知れない。

食品会社は添加物の規制をなくさせる事が出来て大喜びだろうけれど、
国民は防腐剤でテカテカの野菜や果物を食べさせられるようになるかも知れない。
そして戦争屋は何か口実をつけて戦争を始め、無辜の住民を虐殺して回る事が、何時までも続けられるかも知れない。
原発は必要不可欠と言って、世界中に次々と作り続けられ、
彼方此方の原発で事故が起きても、
報道規制で他地域の者は、事故が起きたことを知らないまま、
地球の放射能汚染は益々進んで行くのかも知れない。

その他様々な企業の手前勝手な要求を、各国の政治家に受け入れさせる事によって、
世界各国の国民は貧乏と病のダブルパンチで、塗炭の苦しみを嘗めさせられ続ける事になったかもしれない。
プーチンの今回の行動の意味は、米欧金融資本のやりたい放題に、待ったを掛けたという事ではないだろうか?
そして今の世界で米欧金融資本に待ったを掛ける事の出来る者は、プーチン以外皆無のようである。

然しながら将来ロシア大統領プーチンが米欧に圧倒的に勝って、
世界の国々をどんどん吸収合併して行ったら、
例えプーチン自身がやらなかったとしても、プーチンの後継者達が、
嘗てのソ連のような全体主義の、牢獄のような国を作ってしまうかもしれない。
もしそんな事になってしまったら、これも又大変な事態となる事だろう。

然しながら現在のプーチンのロシアは、TPPに象徴されるような金融資本の悪事の代行国とは縁遠い国であって、
今の世界には一条の清風の様な存在である。
今現在の米欧強欲資本家たちの出鼻をくじく為には、やっぱりプーチンのような”やり手”は応援したくなってしまう。

あらゆる可能性を考えたら、将来に渡って、絶対大丈夫という方法などあるわけがない。
世界中がニュー・ワールド・オーダーに、完全に支配されそうになっている今、
私達一般市民は目先の巨悪を除く事を、最優先するしかないのではないだろうか?

《国会前にライトセクターのテント》
   (前記田中龍作ジャーナルの記事の続き)

 ライトセクターなしには戦いの勝利はありえなかった。ヤヌコビッチ前大統領の追放もあり得なかったのである。にもかかわらず新政権は「ライトセクター」の幹部サチコ・ビリーを粛清した。サチコは戦術の要だった。独立広場(マイダン)の戦いを支持した普通の人々が怒るのは当然だ。

 始末されたサチコのスポンサーはロシアの諜報機関だったことが明らかになっている。サチコのようにロシアから金が出ていたりすると国会を封鎖するライトセクターを排除するのは容易ではなくなる。

 極右のライトセクターにロシア系市民を攻撃させ騒乱状態を作り出せば、ロシアにとってはまたとない軍事介入の口実となる。ロシアにとってライトセクターは十二分に利用価値があるのだ。

 国会前にはライトセクターのテントも立った。独立広場の攻防の際、政府施設や国会議事堂周辺は警察が守りを固めたため、「革命戦士」たちもここまでは侵攻できなかった。今回、敵陣深く入ったのだ。

 国会封鎖で新政権の屋台骨が揺らぐのは避けられそうにない。

Comments

暗殺者

田中龍作ジャーナルですが、現場から直接報じる姿勢は好感が持てますが、『ロシア(プーチン)が極右に資金援助して親ロシアのヤヌコビッチを追放した』は、いわゆる噂話であり唐突過ぎる。
プーチンですが、そんな危険を冒すよりも、ヤヌコビッチと交渉する方が安全です。
ウクライナですがネオナチというよりも、ヒットラーと同じナチスだったステファン・バンデラの伝統があるのですが、ナチス崩壊後にはアメリカ(CIA)と深い繋がりがあるのですから、普通に考えれば極右のスポンサーはロシア(プーチン)で無く、アメリカ(CIA)ですね。
極右幹部の殺害ですが、このニュースはロシアの声が最初で、その時はウクライナの治安部隊ではなくて、正体不明の武装グルームに銃撃され死亡したテロ事件であると報じていた。
この極右幹部の射殺ですが、間違いなく死人に口なしであり、『口封じ』ですね。
そもそもロシアがチェチェン紛争に関連して使命手配していた相手だったので、殺害した武装グループは、ロシアの特殊部隊だと直感したのですが、何と。ウクライナ暫定政府の特殊部隊だったとは驚きです。
奇奇怪怪、間違いなく、これは報道されていない『裏』が有りますね。

宗純様

コメント有難うございます。
>『ロシア(プーチン)が極右に資金援助して親ロシアのヤヌコビッチを追放した』

ウクライナでの噂はそうであっても、
プーチンもそこ迄の事をしたとは私も思っていません。
プーチンなら革命後の極右グループをこっそりと援助して、暴走するよう煽るくらいの事はしたかもしれない思ったのです。

でもウクライナの噂が全部西側のでっち上げで、
彼等の嘘八百にウクライナの人々が、騙されているだけかも知れませんね。

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