Dendrodium 強制避難区域の指定を外されて戸惑う被災者達

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強制避難区域の指定を外されて戸惑う被災者達 

東電福島第一原発の事故から3年が経過しようとしている今、
福島県では除染の完了を理由に、次々と強制避難区域の指定が外されようとしているそうである。
東日本大震災3年 住民帰還と除染 初の避難指示解除へ 田村・都路地区 産経新聞 3月9日(日)7時55分配信
除染が完了したと言っても、年間4ミリシーベルト以下になっただけらしいが、
この値は最初よりは放射能値が下がってはいるものの、
まだまだ安心して住める値ではない、と思う人も多数ある事だろう。

故郷で死にたいという事だけが望みの老人と、
これから何十年も生きて行く筈の子供やその保護者とでは、
4ミリシーベルトへの感じ方が、全然違うものとなるのは、
放射能を持った物質は総て体外に排出されるものではなく、
放射能の種類によって差はあるが、
体の中に蓄積されていく物である事を考えたら当然の事である。
10年未満だったら発病しなくても、数十年経ったら発病するかもしれないのだから・・・・・

先日NHKテレビの特集で、強制避難地区を外された後も、避難生活を続けたいと思っている人が、言っておられた話が思い出される。
帰還できるのに帰還しないで避難生活を続けていたら、
それ迄貰っていた精神的損害に対する手当て月額10万円と、帰宅する人への特別手当90万円が貰えなくなるのだそうである。
つまり、放射能汚染された土地であっても、
政府が除染したからもう大丈夫と決めた土地に、政府の判断を疑ってまだ住めないと言う者は、
「自己責任で勝手に避難せよ。」という事なのである。

しかも除染した時に出た物が、彼方此方に山済みにされているし、
山などは20メートルまで踏み込んで除染したというだけで、大部分は除染できていないので、
山の方から幾らでも、風に乗って放射能が飛んでくる恐れがあるという。
そして林業で生活していた人々は、山が除染されなかったら、生活が成り立たないのに、
山の除染は出来ないけれど、強制避難区域を外れたのだから、帰宅したら良かろうという事で、
それまで貰っていた月々の手当てが無くなるのだそうで、
これからどうやって生活して行ったら良いものかと困っておられた。

福島県の農地で作った物でも、政府が決めた放射能値を下回っていれば安全である。
これを危ないと言って避ける者があるのは、風評被害であって、避ける者が悪いというのが、
風評被害という言葉の意味らしい。
しかし原発事故の起きる前には、如何して基準値を今よりずっと低く設定していたかを考えたら、
原発事故後、放射能許容基準を上げた事で、
東北の食品が並べて危険であると、それらを避けたくなるのは、人間の持つ自己保全本能で、当然の事ではないだろうか?

東北の食品でも安全基準を厳しいままにしていたら、もっと売れる筈なのに、
政府は如何して安全基準を、こんな危険な水準にまで高めたりするのだろう?

それでは被災地の農業や漁業者達がやって行けないと、政府は言うかのも知れないが、
原発の過酷事故を起こして、放射能基準値を守れない農地又は漁場にしたのは東電なのだから、
政府は東電に、ちゃんと損害賠償させれば良いだけのことではないだろうか。
損害をちゃんと賠償してもらった方が、被災者も放射能の残った地域で作業して被爆するより、ずっと助かるというものであろう。

尚、飲料水の放射能基準値が事故前10ベクレル/kgだったものが、事故が起きた年の3月17日の基準では、一挙に300ベクレル/kgに上がっているのである。
そして野菜(根菜、芋類を除く)の基準値が2000ベクレル/kgだそうである。(こちら

ところで、福島の県庁食堂ではキロ1ベクレル、小学校給食はキロ10ベクレルが規制値。一般食品は100ベクレルと決めているそうである。
福島県は小学校の給食の方を成人のための食堂よりも、10倍も高い放射能許容量に決めているとは!
福島県庁が如何に不誠実な役所であるかの象徴的事例なのではないだろうか。

福島県庁がこんな不誠実な事を平気でしているのは、
その上の国の復興庁が同様に不誠実な行政をしており、
福島県に不誠実な対応をするよう指導しているからなのではないだろうか?

こんな不誠実な感覚で出された安全宣言では、住民が不安になるのは当然の事なのではないだろうか?

事故を起こした責任企業東電が、今も誰一人処罰されもしないで、
あまつさえ柏崎刈羽発電所を再稼動しようと、新潟県知事に圧力を掛けているのだから、
政府の不誠実さ酷さは押して知るべしであろう。

こんな状態で福島は3度目の3月11日を迎えようとしている。

Comments

困った東北

福島県には住めない、
福島県産の物は食べれない、
これが現実です。

北関東3県と埼玉県北部と千葉県の食材も、
危険ですが、
泣き寝入りして食べていますが、
西日本の物があれば迷わずそちらを選んでいます。
魚は回遊するから日本中一番危険です。
放射能の基準を福島原発事故前に戻すべきです。
右翼の原発好きの輩は福島県は住めると吼えますが、
絶対に移住して住もうとはしませんし、
安全なら積極的に住み人体実験「モルモット」で世間に証明するべきです。
口だけの人間が絆だ助け合いだのとほざきます。
東北の食材を無理やり食べてあげることや、
無理やり放射能汚染瓦礫を引き受けさせられているのは絆とはいいません。

自分たちの所で出たゴミは30年40年かかろうが自分たちの自治体で処分するのが当然です。

日本全国に放射能瓦礫ばら撒いて絆というのなら、
臍で茶を沸かすほどチャンチャラ可笑しい話です。
みんなで被爆すれば怖くないみたいな発想で熱く語ることは絶対に許されません。

絆って家族だけに通用する言葉で
日本全国、世界中に当てはめるのは無理があると思います。

淡路神戸、新潟中越地震も忘れてはいけませんし、
テレビで取り上げなくなりましたね。

みちのく様

コメント有難うございます。
>日本全国に放射能瓦礫ばら撒いて絆というのなら、
臍で茶を沸かすほどチャンチャラ可笑しい話です。
みんなで被爆すれば怖くないみたいな発想で熱く語ることは絶対に許されません。

全くですね。
こうやって日本中何所にも避難場所は無いぞという事にして、避難を諦めさせようと言うのでしょうか?(原発を再稼動するのも?)

本当に酷い為政者達だと思います。
何処かの誰かに言われてやっているだけなのかもしれませんが・・・・・

淡路神戸、新潟中越地震は東北の受けた災害を思うと規模が小さいし、原発が絡んでいなかっただけ、まだ復興しやすかったのでしょうね。
神戸等、ほぼ復旧しているようですし・・・・・
東北の地震津波は、地震津波だけだったとしても大変なものでしたが、それに原発事故が加わったのですから目も当てられない状況で、以前の震災がかすんでしまっても仕方ない事かも知れませんね。

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