Dendrodium イスラム教国の女子教育妨害事件報道に思う
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イスラム教国の女子教育妨害事件報道に思う 

英外相らマララさん見舞う 銃撃被害のパキスタン人少女
 女性の学ぶ権利を訴えたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(15)が武装勢力に頭部を銃撃された事件で、英国とパキスタン、アラブ首長国連邦(UAE)の閣僚らが29日、マララさんが入院する英中部バーミンガムの病院を訪れた。英外務省が同日明らかにした。

 英国のヘイグ外相とパキスタンのマリク内相、UAEのアブドラ外相が病院を訪れ、マララさんの父親や医療チームと面会。激励や感謝の言葉を伝えた。

 訪問後に発表されたマリク内相の声明によると、マララさんはこの数日間、順調に回復しているという。

 ヘイグ外相は声明で、「パキスタンの女性の教育を支援するために、できることは何でもする。我々は、マララさんのように女性の権利を守っている人たちの味方だ」と述べた。


マララさんはイギリスで手厚い治療を受けて快方に向かっているそうで、何よりのことであった。
しかし、重傷を負わされた女生徒であっても、アメリカ軍に襲撃された女生徒達についてヘイグ英外相は、どう思っておられるのだろう?
「パキスタンの女性の教育を支援するために、できることは何でもする・・・・・」とヘイグ外相は言っておられるが、友軍(アメリカ軍)が負傷させたアフガニスタン人の女生徒は、同情に値しないと思っておられるのだろうか?

以下にペシャワール会便りに載せられた、アフガニスタンでの米軍空爆によって女生徒たちが重軽傷を負ったという報告部分をコピーさせて頂く。

サルバンド村の銃撃と青空教室
2月15日、「危険な演技」は度を超え、女子学童に米軍ヘリが機銃掃射を加える事件が発生しました。作業現場から遠くないところに学校があり、百数十名の女子生徒は、まだ教室がなく、野外で黒板を囲んで学んでいます。ヘリコプターは超低空で飛来し、子供に襲いかかりました。12名が重軽傷(うち重症6名)、機銃弾が「教室」の石垣を跳ね、その破片で負傷したものです。

折から外国兵による「コーラン焼却事件」で、アフガン中が騒然としていました。PMS側は直ちにケガ人の救援活動を行いました。その際に、学校の教師や父兄たちが、女子学童のための教室建設を懇請しました。
この状態で野外の学習は危険です。青空教室が悪い訳ではありませんが、木陰もない岩石沙漠、厳寒酷暑の中、まともな学習ができるとは思えません。その上、機銃掃射の餌食となるとあっては、たまったものではありません。

PMS側は大いに同情し、用水路工事が山を越える時点で、女子教室の建設を約束しました。サルバンド村側は表面上沈黙し、善後策が話し合われています。これによって、PMSを除き、カシコートに外国人が入れなくなりました。こうした事件はアフガン中で日常的に起きています。堪忍袋の緒が切れたアフガン人将兵が外国兵を銃撃したり、狂った外国兵が民間人を殺したりする事件が相次いでいます。
野外学校
授業中の女子学童。PMSは校舎の新設を秋から始める(カシコート地区)


アフガニスタンも当然のことながらイスラム教国である。
欧米のニュースではイスラム教徒は女子教育を禁止しているから、それに反抗したマララさんを武装勢力が襲撃したと言っているが、イスラム教国アフガニスタンの父兄は、女生徒達の為に野外学校を運営していたし、
野外学校では再びアメリカ軍に襲撃される恐れがあるという事で、校舎の建設をペシャワール会に依頼しているのである。

イスラム教が女性差別をしているように印象付ける為に、一部の分からず屋が起こしたマララさん襲撃事件を殊更大げさに報道して、欧米がどんなに立派であるかを強調しようというのであろうが、
アフガニスタンとパキスタンの間を行き来して医療活動をしてこられ、今は用水路建設まで手がけておられる中村哲さんからの報告を見れば、
イスラム教が女子教育を禁止していると言うのは、必ずしも本当ではないということを知る事が出来る。

英外相マララさん見舞いのニュースからも、
世界中の報道はプロパガンダなのかも知れないと思えてくる。

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コメント有難うございます。
中東の方々の受けられた災難を思うと、身の毛のよだつ思いがします。
アメリカの西部劇の時代にも、ああいう事があったのかもしれませんね。
それでアメリカインディアンは白人を襲うようになっていたのに、
西部劇によって私のような馬鹿は、インディアンを野蛮な乱暴者と思っていたのでした。

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