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人類の先祖は同じなのに・・・・・ 

中国デモ被害の「平和堂」、2店舗が営業再開
2012/10/27 10:22
 9月の反日デモで襲撃を受け休業していた日系百貨店「平和堂」は27日午前、中国湖南省長沙市内の2店舗で約1カ月半ぶりに営業を再開した。山東省青島の「イオン黄島店」も今月1日から順次、営業を始めており、日系小売店舗はようやく元の姿を取り戻しつつある。

営業を再開した日系百貨店「平和堂」に入る買い物客(27日、中国湖南省長沙市)=共同
 27日に再開したのは、長沙市中心部の「五一広場店」と「東塘店」。食品スーパーを併設する東塘店では1割引きの「感謝セール」を実施。多くの顧客が詰めかけ、食用油などをまとめ買いする姿もあった。営業再開にあたり厳重な警戒態勢を敷いたこともあって、大きな混乱は起きていない。

 平和堂の店舗は日本政府による沖縄県尖閣諸島の国有化に反発したデモで9月15日に襲撃され、設備の破壊や商品略奪の被害を受けた。同省にある3店舗の損失額は5億円。うち4億円は保険の補償対象になる見込み。

 滋賀県を地盤にスーパーを展開する平和堂は1998年に中国市場に進出。長沙市内に2店舗、同市に隣接する株州市に1店舗を展開している。株州店でも復旧を急いでいる。(長沙〈中国湖南省〉=菅原透)


滋賀県に本店を構え、毎日買い物に行っているスーパーマーケット平和堂が、百貨店としてニュースになっている。
中国では平和堂は百貨店として認識されているのかなと思ってニュースを色々見たら、スーパーマーケットと書かれたものもあった。

其れは兎も角、日本の尖閣国有化で起きた騒動の時、平和堂がデモ隊によって襲撃されたというニュースが、日本企業受難の最初のニュースだった様に記憶する。
その時「如何して平和堂が?」と一瞬耳を疑ったが、
怒った人々が『何が平和じゃ~』と平和という字に反応して、平和堂が最初に目の敵にされたのかも知れないと思ったのだった。
それは野田政権によって、日中間が平和に遣っていく為の約束事を反故にされた事への、
中国側の怒りの爆発だったのではないだろうか。

日本も中国も同じ漢字を今も使っている。
永い永い歴史の中の大部分で友好関係にあった両国なのだし、現在は経済的にも離れがたい存在になっていると言うのに、
石原慎太郎が平和を壊すのが目的としか思えない「尖閣購入」発言をアメリカでやったのが、尖閣問題が起きるきっかけであった。
歴史的にいろんな経緯があっても、其れを棚上げして仲良くしていく事が両国国民の為になるからと、せっかく先人が知恵を絞ってくれたものを・・・・・

「恨みに報いるに徳を以ってする」と友好に力を尽くしてくださった日中の指導者の思いもむなしく、
「九仭の功を一簣に欠く」の石原慎太郎の愚行が、取り返しの付かない痛手を両国関係に与え、経済界の受けた打撃も計り知れないくらい大きなものであった。
平和堂は損失額5億円の内4億円は保険で保障される見込みだそうであるが、1億円の損失は泣き寝入りせねばならないのだろうか?
この際石原慎太郎に損害賠償訴訟を起こしたらよいのではないだろうか?

石原慎太郎は中国人に対する敵意が強いようで、常日頃から「支那人」と殊更侮蔑をこめて言っているが、人類は皆同じ先祖を持つのだから、外国人だけがお粗末であると思うのは可笑しいのではないだろうか?
遠く先祖をたどれば同じお祖母さんに到達する筈であるのに・・・・・

人類同士である以上、日本人にも中国人にも、立派な人もお粗末な人も同じくらいの割合でいる筈である。
只中国は日本の10倍の人口だから、
お粗末な人の数も10倍となり、目立つという事があるのかもしれないが、
立派な人も日本人の立派な人の10倍の人数居られるはずである。
(石原慎太郎にはお粗末な人ばかり目に付くのだろう。同類の親和性?)

30年近く前私の妹の家に遊びに行った時見た、妹の子供達の面白いエピソードを思い出す。
妹の末の息子がまだ3~4歳の時の事であるが、
2歳違いのその子の姉が、「馬鹿河馬ちんどん屋 お前の母さんでべそ」と定番の憎まれ口を言った時、
「母ちゃん一緒」と、その小さな弟が言い返したのだった。

3~4歳の子でも「母ちゃん一緒」という言葉で応酬出来るのに、
大の大人の石原慎太郎は、同じ先祖を持つ人類同士が同類であるという事を、
如何して理解出来ないのだろう?
きっと石原慎太郎は、お粗末な日本人の中の一人だからなのだろう。

Comments

異民族は自分たちとは異なる人々であるという現実

欧州では「人類みな兄弟」的な博愛精神で多文化主義を取り入れて移民政策を緩和したのですが、実際にはイスラム系移民などが地域共同体との軋轢を生んでいます。 移民した住民だけが悪いわけではないのですが、彼らが祖国の文化や民族性を失わないことは欧州人にとっては文化的脅威・侵略以外の何物でもないのです。 これは実に厳しく難しい現実であり、欧州各国政府首脳は正式に『多文化主義は失敗した』と宣言しました。


ご指摘の中国人云々ですが、たとえ善意からであっても、異民族に寛容であることが重大な悲劇を生むことは十分にあり得ることです。 中国では漢民族によるチベット系ウイグル系住民に対する差別や虐殺が起きており、決してこれらを甘く見るべきではないと考えます。

伯爵様

コメント有難うございます。
仰る通り長年月過ごしてきた環境や、文化によって民族は可也違うものになっていることは事実でしょうね。
でも、何処かの民族が血として劣っているという事はないということが言いたかったのです。

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