Dendrodium 日中関係の拗れで困惑の実業界
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日中関係の拗れで困惑の実業界 

Elämä on joskus harmaataの「Tさんと盛り上った」を興味深く読んだ。
現在実業に携わっておられる方々が、中国問題によって起こされた日中間の波紋で困惑させられておられる様がひしひしと感じられる。
後半は橋下大阪市長の事だけれど、此れも面白いので全文をコピーさせていただいた。(文中 大きな文字にしたのは当ブログ)

Tさんと盛り上った
突然、E社の担当さんが訪ねてきた。緊急の案件で。
E社から仕入れていた原料の供給元が製造を打ち切ることが決まり、代替を探しているという話題。
今までは国産原料を使っていたのだが、代替としては中国産を検討しているという。
過去に何度も同じような経緯で、国産原料は中国産に替わっていった。
今回は国産の代替候補もあるのだけれど、業界の流れとしていずれは中国産が主流になるはずで、
それならば今、中国産に切り替えてしまおうという話。
品質を保証してもらえるのなら構わないですよ、と言って終わるのが今までのパターン
だったのだが、やはり今気になるのは日中関係の波紋。
中国産に切り替えた後、ますます日中関係がこじれて、中国のメーカーが出荷拒否するとか、
中国政府が輸出させてくれないとか、日本政府が輸入させてくれないとかなる可能性はいかがなものか。
そんな話は同僚は夢のまた夢の可能性くらいにしか思っていないようで、
社内でそんな話をしても笑われて終わってしまう。
どうしてそんな軽く考えられるのだろう。私たちは現在進行形の日中関係悪化の当事者なのに。

E社のTさんは、話の面白い人だ。面白い、というのは笑えるという意味ではなく、
真面目に話そうと思えば話せる相手という意味。
彼の年齢は、重役風の風情からして50代後半だと思う。
今日も私が中国産原料を取り扱うことについて、御社なりの見通しは?と切り出すと、
察しのいいTさんはすぐに言った。もちろん、E社は既に中国にいくつもの取引先を抱えている。
いやあ、石原さんがやってくれましたからねえ。今のところは大丈夫です。
 中国の取引先もなんも変わらずやってくれてますし」
この騒動の話でまず石原慎太郎を挙げるところが、よく分かっていると思う。
「御社の通常の使用量から考えると、向こう1年半の在庫は確保できるようにしてありますから、
 まず心配ないと思ってます。」
そうそう、業者さんはみんなそう言う。
でも在庫が確保してあっても私は気になるのだ。将来の中国との取引の見通しが。
「しかしね、中国とのあいだがもっとこじれてきたらどうなるかわかりません」
「極端な話、戦争ってことになったらどうにもらなんでしょ。僕らもそこまでは何とも言えません」
さすがTさんだ。今の状況から戦争を連想して、言葉にしてくれる人に初めて出会った。
「我々は何とかチャイナリスクを減らしてほしいと思っとりますが、政府があれじゃあね。
 何やっとんのか分からんし。しかしね、安倍さんが総理になったらもっとマズいですよ。
 あんな”右”の固まりの自民党になったら、あぶなくて中国や韓国とは商売できんでしょう」
「石原さん、あの人は右の中の右ね。その昔、自民党の中に・・・まあこんな話
 モリイズミさんは知らんでしょうが・・・(延々と続く)」
やっぱりそうなんだ・・・。考える人はちゃんと最悪のことを考えているし、それに対して
一般人が何か働きかけようとしても政治に抗えないこともよく知っているのだなあ。
今回は中国は本気で怒っているという点でも、私とTさんの意見は一致しました。
妙に納得して、悲しくなった。

E社は中国に社員が出張する時に、取引先以外では日本語を口に出さないようきつく
指示しているそうです。
取引先では全く問題なく対応してもらえるらしいのですが、市中は何があるか分からないとのこと。
Tさんも来月中国出張すると言っていました。同行予定の取締役は腰が引けて、何とか
別の用事を作って出張を回避しようとしているそうです・・・。
何とも寒々しい事態。
先日の野田総理「わが国周辺の安全保障環境はかつてなく厳しい」と発言したそうですが、
厳しくしてしまったのは政府の責任だと思うな。
きっかけは石原慎太郎ね。それを止めることも出来なかったし、中国の怒りを解くための
行動もしないのは政府。これもTさんと私で意気投合でした。
本気で関係改善を働きかけないと、大変なことになりますよ。
Tさんによれば、中国が本当に経済制裁をしてきたら、日本人はまともな生活は出来ないとのこと。
詳しくは書きませんが、食料も医薬品も、中国なしには現状を維持することは無理ですから


・・・・・・・・・・

ところで、週刊朝日の橋下徹記事。
読んでいないけれど面白そうだなあ、やっとこういう記事が出たなと思います。
今までは彼が何をやってもマスコミは持ち上げるだけだったから。
一番問題にしなければならないのは、敵対者を絶対に認めないこの男の非寛容な人格
と書かれているらしく、この点は同意します。
文楽も、大阪市交通局も、大阪市の労組も、全てを否定されて執拗に攻撃されているのが
恐ろしくて仕方のない私です。本当に「全て」を否定なんですよね。
ある日突然、前触れもなく標的にされたら最後、という尋常でない雰囲気が狂気を感じさせます。
橋下徹は
『僕はこれは血脈主義、ないしは身分制につながるきわめて恐ろしい考え方だと思っている』
と反論しているらしいですが、一番の問題としては別のことを指摘されているのを知らないのだろうか。
あわよくば総理になってしまうかもしれない立場なのだから、週刊誌でネタにされるくらいの
ことは受け入れるのかと思ったら、ダメなのか・・・。
橋下徹自身が、今まで多くの人をネタにして踏み台にしてきたのだから、
たまたま立場が入れ替わっただだけにしか見えない私でした。
まだ売ってるのかな、週刊朝日。今からでも買えるかなあ。



追記
「日本がアブナイ」で紹介しておられた、脱原発のロゴマークを載せさせて頂きました。
脱原発を訴える超党派の国会議員でつくる「原発ゼロの会」が、次の衆院選や参院選で脱原発に賛同する立候補予定者を募っていて、脚本家の倉本聰さんの発案でロゴマークも作製されたものだそうです。

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  • [2012/10/20 11:05]
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