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有為の人物は目を醒ませ! 

田中宇さんの「東アジア新秩序の悪役にされる日本」と
カレイドスコープの「立ちはだかる東電下請け400社の原発利権」を、今日続けて読ませて頂いて、
今の日本はもう「既得権益」にしがみ付いている欲ボケ達を、此れまで通りに野放しにしていてはやって行けない状態にあるのではないかと、強く感じた。

田中宇さんの記事に次の項がある。
▼アーミテージ・ナイ論文との関係

 竹島をめぐる韓国の思惑は分析できた。尖閣をめぐる中国の思惑はどうか。尖閣も竹島と同様、今回の対立激化は、日本側からでなく、相手方(竹島は韓国、尖閣は中国)から扇動されている。中国側は8月15日に活動家集団を船で送り込んで尖閣に上陸し、日本政府が彼らを逮捕すると、中国全土で同時多発的に反日デモが起きた。これらの一連の動きは、市民が自然発生的に起こしたというより、中国共産党が意図的に流れを作ったものだろう。その意図は何か。

 中国側の事情として存在するのは、10月に胡錦涛から習近平への権力継承が本格化するので、その時期に国内政治で何か世論の怒りをかう事態になった場合に備え、日本という外部の敵を作っておくのが好都合ということだ。

 その見方よりもっと私が注目したのは、米国政界に依頼され、米シンクタンクのCSISが8月15日に発表した、日米同盟の今後に関する「第3次アーミテージ・ナイ論文」だ。この論文は日本に対し、台湾やインド、オーストラリア、フィリピンといった、中国を取り囲む民主主義諸国との協調を強め、米国が作っている中国包囲網の強化に貢献するよう求めている。(Anchoring Stability in Asia - The U.S.-Japan Alliance)(US report urges Japan to work with Taiwan on security)

 共和党のアーミテージと民主党のナイが連名で作る、日米同盟に関する論文は2000年以来、今回が第3弾だ。論文は毎回、日本に対し、東アジアでの米国陣営の強化にもっと積極的に貢献せよと求めている。今回も同じ流れだ。しかし、東アジア情勢の全体をめぐる変化を見ると、この10年間で、政治経済の両面で、米国が弱体化し、中国が強くなって、米国が中国の台頭を容認せざるを得なくなっている。米国は、ブッシュ政権が提唱した「G2」など、ときに中国を東アジアの地域覇権国として認める言動すらしている。米政府は、日本に中国との敵対強化を求めるが、その一方で米国自身は中国に対し、融和策と敵対策が入り交じる曖昧な態度をとっている

 こうした全体像をふまえると、アーミテージ・ナイ論文が日本に求めることは「米国の傘下でアジアの中国包囲網強化に貢献せよ」から「米国の助けを借りず、独自に中国と対決せよ」へと変化している。日本の権力中枢(官僚機構)がやりたいことは、対米従属の維持であり、中国との敵対でない。米国が、日米同盟を強化してくれるなら、日本は、米国の傘下で、虎の威を借る狐的に中国敵視の態度をとっても良いと考えているが、米国の後ろ盾がないなら、日中の経済関係が大事なので、中国との敵対を強めたくない。アーミテージ・ナイ論文の要求は、日本にとってしだいに迷惑なものとなっている。

 この論文が8月15日という、中国にとって反日(対日解放)の記念日である日を選んで発表されたことも重要だ。論文がこの日に発表されることは、事前に周知されていた。この論文が象徴する「米国が日本を、中国との敵対する方向に追いやろうとする」動きや、石原都知事が4月の訪米時に突如として尖閣買い上げを提唱したという、米国が尖閣問題で日本側を扇動している動きを見た上で、中国が8月15日以降、尖閣問題で反日的な態度を強めていることを見ると、中国共産党は日本に対し「米国の傘下でなく独自に中国包囲網を強化できるというのなら、これでもくらえ。中国人の怒りを受けてみよ」という政治的な先制攻撃をしてきたと考えられる。


現在のアメリカは日本をアメリカの中国叩きの協力者にしようとしているのではなく、
日本独自で中国と争わせ様と企んでいるし、
中国や韓国は内政に行き詰った時、国内世論を統一させる為の外部の敵として設定する為の、
便利な隣国として日本を利用しようとしているらしい。

アメリカの衰退によってアジアの情勢も、すっかり様変わりしようとしていると言うのに、
日本は相変わらず此れまで通りの「虎の意を狩る狐」そのままに、
中国や韓国に無神経で高飛車な外交を続けているし、
対米従属一辺倒の政策を国民の意思を無視して強行している。

これは此れまでの体制によって権益を受けていた者達が既得権益を守る為、
世界情勢の変化に気が付かない振りをして、
権力にししがみ付いている結果ではないだろうか?

今の日本は原発行政でも、外交政策でも総て既得権益を守る為に、
既得権益共同体の強引な圧力の下、
日本と日本人の将来を暗くするような、不合理な政策を強行し続けている。

此れまでの日本はある程度暢気にしていても、大丈夫な位に余裕があったから、
「政治家になんかなりたくない」と、心ある人々が政治家を忌避し、我利我利亡者が政治家になるのを容認していても、
何とかなっていたのかもしれないが、
今の日本には、もうそんな余裕はないのではないだろうか?

今や日本は、有為の人物が本気で政治をせねば、取り返しの付かない事になってしまうかもしれない所まで来てしまっている。
先の見えない我利我利亡者に日本の将来を任せ続けていたら、太平洋戦争で負けた時の様に国民は塗炭の苦しみを受けさせられた上に、日本中を廃墟にされてしまう恐れがあるのではないだろうか?

Comments

田中宇の勘違い

アーミテージ・ナイ報告3が発表されたのは中国の対日戦勝記念日ではなくて、アメリカの戦勝記念日の8月15日ですよ。
中国の対日戦勝記念日はミズリー号での降伏文章署名の翌日の9月3日。
そして当たり前ですがアーミテージやナイはアメリカ人で中国人ではない。
田中氏が何故中国だと勘違いしたか。理由が知りたいですね。
また2年前の前原誠司が行った尖閣での中国漁船の拿捕事件の船長釈放はクリントン国務長官との会談直後に急転直下解決している。
中国がいくら抗議しようとレアメタルで圧力をかけようと微動だにしなかった前原がアメリカに一言いわれて即座に釈放している事実は、時系列に見れば明らか。
田中宇が間違うなど有り得ない話ですね。それなら何故間違った解説を行うのか。
今度の騒動の基本は日米問題なのですが、その部分を見たくないのです。

宗純様

コメント有難うございます。
8月15日は天皇陛下の玉音が放送された日で、
対アメリカについては9月2日が敗戦の日だそうですから、
田中宇さんがアメリカの終戦の日を中国の開放記念日と間違われたという事はないと思います。
ウィキペディアによると
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E6%88%A6%E3%81%AE%E6%97%A5
「大韓民国では8月15日を「光復節」と称して、日本による朝鮮半島統治からの「解放」を祝う日となっている。北朝鮮も同様に、8月15日を「祖国解放記念日」として祝っている。」という書き込みがあります。
南北朝鮮の祖国解放記念日を、中国も同様と田中さんは思い違いされたのかもしれません。

今回の尖閣問題の発端は、石原慎太郎がアメリカのある派閥からの依頼を請け負ったのが始まりでした。
しかしアメリカ政府が「日中間の揉め事にアメリカは付き合う気はない。日本が独自で中国と争ってくれないかなと思っている」という田中さんの読みは、そう外れていないのではないかと私は思うのですが・・・・・

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  • [2012/08/31 14:55]
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