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シリア・ホウラ虐殺は誰がやった? 

シリア大統領「国外が仕掛けた戦争に直面」、ホウラ虐殺を非難
2012年 06月 4日 09:28 JST
[ベイルート/アンマン 3日 ロイター] 政府軍と反体制派の衝突が続くシリアで3日、アサド大統領が議会で演説を行い、国内情勢について「国外から仕掛けられた真の戦争に直面している」と主張した。

1時間にわたり演説した大統領は、先月25日に西部ホムス近郊のホウラで108人が死亡した事件などについて、「モンスター」でもこのような虐殺は行わないと述べ、政府軍の関与を否定。外国による陰謀を実行している「テロリスト」が攻撃を続けているとし、武装した反体制派への弾圧を続けると強調した。

大統領はシリア情勢について「これは国内の危機ではなく、国外の勢力が仕掛けた戦争だ」と持論を展開したほか、情勢解決に向けて野党勢力と協議する意向を示した。

国連のシリア監視団は、ホウラでの虐殺は政府軍が行った可能性が高いとの見方を明らかにしている。犠牲者の大半は子どもと女性だった。

一方、クリントン米国務長官は2日、ロシアのラブロフ外相と会談し、シリアの政権移行に焦点を当てる必要があると述べた。ロシアはこれまで2回にわたり国連安全保障理事会の対シリア非難決議に拒否権を行使している。


ホウラ虐殺事件に関して、政府軍か反政府軍のどちらかが嘘をついている事は間違いない。
しかしどちらが嘘をついているのか、確証はない。
ホウラで虐殺された108人の内49人が子供だったそうである。

政府軍が反政府軍を討つのは、反政府軍の力を封ずる目的であるはずである。
反政府軍の力をそぐ目的で、政府軍が子供を49人も殺すだろうか?
戦闘に巻き込まれて誤って数人の子供を巻き添えにする事があるとしても、
反政府軍を牽制する目的で戦っている政府軍が、子供を49人も狙い撃ち的に残虐な殺し方で殺すとは思えない。
そんな事をしたら反政府軍の怒りを掻き立て、反政府軍をますますかたくなにするだけだろう.

残虐さを印象付けるのが目的で大勢の子供を殺害したとしか思えない今回の虐殺事件は、
シリア政府を制裁したくて仕方ない、反政府軍の応援国米欧の手の者(反政府軍)である蓋然性が、一番強いと言えるのではないだろうか?

大体残虐な政府軍を制裁する為と称して、米欧の軍隊はリビアを空爆してどれだけ無辜の市民を殺害した事だろう。
空爆するのは残虐でなく、政府が武器を持って楯突く反政府軍と戦うのが、残虐だとしたら、
外国のスパイとなって自分の国に仇名す者があったら、政府がスパイを退治する事が、残虐と言う事になってしまうだろう。
これではあらゆる意味で強い国に狙われたが最後、独立国のつもりの国であっても、自分たちの政府を守ることが出来なくなってしまうだろう。

こんな無茶苦茶な論理を罷り通そうと、
シリア政府を残虐な政府と印象付ける目的でシリア政府の敵が、いたいけない子供を49人も虐殺しておいて、
逆にシリア政府を口撃しているのではないかと私には思える。

本当に慈悲心のあるものだったら、紛争を収める為であるとしても、
航空機で爆弾を連打するなど考えるだに恐ろしい事と思うはずである。
ところがイギリスの新聞などは、残虐な写真を載せて世論を沸騰させる目的で載せた写真が、
ホウラの写真と言いながら、イラクで撮った写真であったそうである。(こちら
そんな間違いを犯すくらいの同情心でBBCは、
シリアの国民が可哀想だから、国連軍にシリア政府を攻撃させよと言っているのである。

シリアの現状は気の毒な限りであるが、気の毒だからと言って外国軍に空爆されるとしたら、もっと気の毒な事だと思う。

日本だって太平洋戦争末期、大都市が次々と空爆されて、地獄絵を見せられたというではないか!
私は田舎にいたし、まだ乳幼児だったから、戦時中の記憶は殆どないが、
夫は神戸の町を小学校卒業したばかりの頃、大勢の人々と共に逃げ惑った経験を持っている。
その上原爆投下間もない広島駅を、汽車で通過した経験も持っている。
その悲惨さ残虐さは私たちの想像を絶するものだったに違いない。

市民の上に爆弾を打ち落とすなどもってのほかの事を、
さも正義であるかのごとく報道し、国連軍なるものに空爆を促すなど、
慈悲心のかけらもない輩が、シリア国民に同情している振りをして、
残虐な事を企んでいる。

内戦を強いられているシリアの人々の不運を、解決してあげる方法は、
反乱軍への武器援助などの応援を含めて、
外国勢がシリアから手を引く以外ないのではないだろうか?

Comments

お久しぶりです。


>内戦を強いられているシリアの人々の不運を、解決してあげる方法は、
反乱軍への武器援助などの応援を含めて、
外国勢がシリアから手を引く以外ないのではないだろうか?


そしてルワンダと同じ道を歩ませるん
ですか?
今度は少数のアラウィ派への虐殺が始まりますよ。

ライ麦狼様

コメント有難うございます。
中東やアフリカで民族紛争が絶えないのは、国境を決める時現地の事情を無視して、地図に定規を引いて決めたので、民族が複雑に入り混じった国になった為、一つの国として機能させる時、民族間でいざこざが絶えないのだそうですね。
(米欧はそれが目的で、国境をこのように決めたらしいですが・・・・・)
リビアが西欧に助けてもらって(空爆してもらって)反政府軍が勝ちましたが、
その後もいざこざが絶えないようですね。
でも、どんな残酷な事があっても、マスコミは西欧の損得に関わりない時は書かないようですが・・・・・
カンボジアのポルポト政権の悪行もアメリカがカンボジアと組んでいる間は、報道しませんでしたね。(だからポルポトの悪行について、私達は過去の事になってから初めて知らされたのでした。)

第2次世界大戦後反植民地主義が蔓延したので、西欧列強は形を変えて旧植民地を支配する為に、色々な手を埋め込んでいたようです。
国境の決め方もその一つでしょう。

勿論米欧の仲間として、その権益を守るのが日本の立場であり、そうするべきだと思っている人は多いでしょうし、私達はそのお陰で贅沢な暮らしを味あわせてもらっているのかもしれません。
だから、米欧の味方をするべきだと言われるのならともかく、シリアのアサドが悪いから成敗するべきだという論には反発を感じます。
今米欧がやろうとしている事に、所謂正義もなければ、まして慈悲心など全然ないと私は思います。
そういう事位知った上で、
それでも米欧に味方すると言われるのなら、それはそれなりに理屈は通っていると思いますが・・・・・

私は、利益の為だったら手段を選ばない輩が、
可哀想だから助けるなどと言う嘘八百を並べ立てて、
自分たちを正当化している事を批判しているだけなのです。

最近読んだ「政府は必ず嘘をつく(堤未果)」の中にこのことが書いてありました。堤さんは「アラブの春」やリビアのカダフィ殺害を西側メディアがしかけたものだと分析し、シリアも同じ道をたどるだろうと分析されていました。その通りになっていて怖いです。

yutaka 様

コメント有難うございます。
政府は必ず嘘をつくですか。
全くですね。
中東がやられている間は対岸の火事ですが、
今度アメリカは極東で事を起こそうと企んでいるという話を聞きます。
操られて日本が馬鹿な事に巻き込まれないようにと祈る思いです。

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