http://analyzer.fc2.com/ --> Dendrodium 最近読んだ本の感想
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動物は外敵による仲間の災難にパニックになるという。竹中平蔵他売国勢力は如何して平気なのだろう? 

先日も書きました「あなたのなかのサル」フランス・ドゥ・ヴァール著の中に、
又興味深い話が載っていましたので、ご紹介したくなりました。
第5章「やさしさー道徳的な感情と身体」の中の1節です。
     
模倣や共感には、言葉もいらなければ意識も必要ない。だからどんなに単純でも、他者と関係を持とうとする行動はすべての動物に見ることが出来る。過去の論文を調べると、1959年にはもう「他者の苦痛に対するラットの情動的反応」という興味深い標題の論文が発表されていた。
という書き出しで、ラットを使った実験でラットに有る他者への共感と思われる行動が紹介されています。

バーを押すと食べ物が出てくるが、同時に隣のラットのに電気ショックが与えられるという給餌器で実験すると、
ラットがバーを押すのを止めるだそうです。
ラットは電気ショックの苦痛に飛び上がる仲間をしり目に,食べ物を出し続けるに忍びなかったと思われます。

同様の実験をサルでやったら、サルはラット以上に強い抑制が働いて、
或る者は5日間、別のサルは12日間食べ物を受け付けなくなったそうです。
彼らは他者に苦しみを押し付けるよりも,飢える事を選んだようです。

 こうした実験結果は、他者の事を只思いやったというより、相手の苦しみが原因で自分もつらくなったと考えるのが妥当だろう。後者の反応は、いわゆる生存価が高い。誰かが恐怖と苦悩を露わにしていたら、良からぬことがあるのではと警戒するのが当然だ。1羽の鳥が急に地面から飛び立ったてば、群の他の鳥もとりあえず飛び立つ。何があったのかは2の次である。ぐずぐずしていたら、外敵の餌食になるかも知れない。人間でも動物でも、パニックが驚くほど速く伝播するのもそのためだ。と、ラットやサルの反応を評しておられます。

コロナショックを仕向けられた世界中の人間が、一気にパニックになったのは動物にあるそういう性質によるのかも知れません。
安倍晋三や竹中平蔵や売国を請け負っている一部の官僚が、
日本人の権利を端から蝕んで、同胞を苦しめても平気なのは、
彼らがもはや民主主義国日本の国民であるより、
金融資本体制下の人間になっているからなのではないでしょうか?

だから彼らは、今も日本が民主主義国だと信じて、民主主義を壊すなと批判する人々を、
冷笑し平気で裏切ることが出来るのかも知れません。

スーパーシティー法が成立したことを、マスコミが殆ど報道しないで,
いまだにコロナウイルス感染者が何人増えたとか、何人に減ったとか、
それしか重大事がないかのような報道を続けているのは、
マスコミ関係者もスーパーシティー法を是非成立させたいからなのでしょう。

彼らが同胞を裏切っても大丈夫と思っているのは、
将来新しい体制になっても、重要な地位につき続けることが出来ると信じているからなのでしょうね。
でも、今は同胞が少しは抵抗しているから、これをなだめる為に必要で、
彼らは国民とは段違いに有利な扱いをしてもらっていますが、
国民が完全に隷従させられてしまった後は、
彼等にも同胞と同様の運命が待っているのかも知れません。

もしかしたら「狡兎死して走狗烹らる 」という諺の様に、
裏切者は必要ないと、彼らは一網打尽に処刑されることになるのかも知れませんね。 

「あなたのなかのサル」を読んで思ったこと 

今「あなたのなかの サル」(フランス・ドゥ・ヴァール著)を読み始めた所なのですが、
又、全部読まないうちなのに、その中の一部をご紹介したくなりました。
(年を取ると読んだ端から忘れて終いますので、記憶にあるうちにとツイ・・・・・)

この本の中で主に扱っておられるのは所謂類人猿と呼ばれているチンパンジーとボノボです。
ボノボの存在は最近まで知られていなかったそうですが、
チンパンジーを凌ぐほどの知能の持ち主のようです。
ネットにも多数の動画が載っていますが、
人間の言葉を聞いて、その意味を表すカードを取ってくるように指示したら、
可なりの数、略正確に持ってきていました。

チンパンジーもこの要領でカードを持ってくるように指示した時、
支持者の顔が見える時には、カードを持ってくることが出来るけれど、
支持する人の顔が見えない状態での支持の時には、カードを選ぶことが出来ないのだそうです。
チンパンジーは言葉を覚えているのではなく、支持者の表情を見て、
どれが選ぶべきカードかを見分けているようです。

所がボノボの場合は、支持者の顔が全然見えない状態の時でも、
間違えずにカードを選べますので、
ボノボは人間の言葉をちゃんと理解している事が証明されているのだそうです。
ボノボは単語だけでなく、文章になっていても理解できるようです。

そんなボノボですがボノボの生態の映像を見ると、大抵の人が戸惑ってしまうくらいに、
所謂”秘め事”を誰とでも、のべつ幕なしにやっているのだそうです。
ボノボにとってそれは仲間同士が喧嘩せずに友好的に付き合う為に、大変有効だから、
喧嘩せずに済ます方法としてやっている部分も大きいようです。

ボノボの集団はメスが率いている母系社会で、オスのトップはボスの息子がなるのだそうです。
それの反対でチンパンジーはボス同士が、体力と知力を駆使して戦い、
戦いに勝った者がボスになるのが決まりのようです。

ボノボの社会はオスとメスの数が、ほぼ同数なのに反して、
チンパンジーの社会は、オスの数がメスの約半数位なのだそうです。
オスの約半数が成長途中で死ぬ(半数は何らかの形で殺される)という事のようです。
(追記 この場合の社会は研究の為に、出来るだけ自然な状態が保たれている飼育場ですが・・・・・)

この本の第2章「権力 マキャベリの血」に面白い事が書いてありました。
その中のほんの一部を複写させて頂きます。
  (前略) 不人気な指導者になると、恐怖はなおのこと増大する。マキャベリは君主になるなら、貴族ではなく平民の支持を受けるのが望ましいと書いている。貴族は君主の立場を身近に感じるので、ひそかに追い落としを図るだろう。それに権力基盤は広ければ広いほど良い。マキャベリのこの指摘は、チンパンジーにも通用する。虐げられたものを守るために立ち上がるリーダーが、一番愛され、尊敬される。下からの支持が上を安定させるのである。
 民主主義が、階級社会の過去を経て達成されたというのは本当だろうか?私たち人間は、もともと粗暴で混沌とした自然状態にあり、「ジャンヌダルクの掟」に支配されていたという説は、今も根強く残っている。そこから脱却できたのは、色々な規則にみんなが同意し、一段高い権力者に、規則を守らせる権限を与えたからだ。これは、トップダウン方式の政府を正当化する時の常套句である。では、もし全く逆だったら?つまり最初に権威者が居て、あとから平等化への試みが始まったとしたら?どうやら霊長類は、こちらの順序で進化したようなのである.混沌状態など存在しなかった。初めに確固たる階級社会ありきで、それを地ならしする方法があとから模索された。ヒトを含めた霊長類には、破壊活動家の血が流れているらしい。
 消極的だが、平和好きで寛容な動物はたくさんいる。仲間にかみつくことは滅多になく、けんかのあとはすぐ和解して、食べ物や水を快く分けてやるサルもいる。ウーリークモザルになると、けんか事態が殆どない。だが霊長類学者は「支配の流儀」が異なるのだと考える。高順位のものが鷹揚で寛容な種類もあれば、横暴で懲罰好きな種類もある。だから呑気に暮らすサルがいるとしても、平等では決してない.下位の者が力を合わせて抵抗し、砂の上に一線を引かないと平等は実現しないのに、かれらはそういう事をあまりしないからだ。
 ボノボも気楽で、割合平和的な生き物だ。彼らが採用しているのは、チンパンジーと同じ「出る杭は打たれるメカニズム」だが、序列の上下をひっくり返して極限の形までもっていった。ボノボの社会は弱い性が上に立って、事実上「強い性」になっている。むろん身体的にはオスの方が強い。だからメスは、死ぬまでダムを補修し続けるビーバーの様に、上位の座を維持する努力を重ねるのである。この驚くべき特徴に加えて、ボノボの社会組織はチンパンジーより流動性が際立って低い。これもまた、同盟関係の中心が母親と息子という、切っても切れない結びつきだからだろう。相手がころころ変わる日和見的な同盟が成り立つのであれば、体制に動きが出てくるのであるが、ボノボにはそれがない。だからボノボ社会は平等社会というより、寛容と表現する方が適切だろう。
 民主主義は積極的なプロセスだ。不平等を解消するには働きかけが必要である。人間にとても近い2種類の親戚のうち、支配志向と攻撃性が強いチンパンジーの方が、突き詰めれば民主主義的な傾向を持っているのは、おかしなことではない。なぜなら人類の歴史を振り返ればわかる様に、民主主義は暴力から生まれたものだからだ。いまだかつて、「自由・平等・博愛」が何の苦労もなく手に入った例はない。必ず権力者と戦ってもぎ取らなくてはならなかった。ただ皮肉なのは、もし人間に階級差がなければ、民主主義をここまで発展させる事は出来なかったし、不平等を打ち破るための連帯もできなかったということだ。

階級社会でもボノボの様な「平和で寛容な社会」の方が良いのか?
命がけで戦っても、権力者を反省させずには置かない不屈の精神で、戦いとる民主主義の方が良いのか?
難しい処ですね。

日本の天皇制というのは「ボノボの母系(弱い性)の権力」と似ているのかも知れませんね。
確かに、鎌倉時代以降の天皇は、力を奪われた存在でしたから、
ボノボ的と言える制度かも知れませんね。

弱い性を最上位に据えることで、平和と寛容の社会を作っているボノボ、
平和が好きだったら「ボノボ社会」だし、
飽くまでも民主主義にこだわるなら力で権力を奪いあう「チンパンジー社会」だし・・・・・・・

私たちは究極的には、どちらを求めているのでしょうね。

最先端技術 AI を人類は正しく使いこなせるだろうか? 

ちょっと前から読んでいた「ホモ・デウス」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)と、
「父が娘に語る経済の話」(ヤニス・バルファキス著)を読み終わって数日たちました。
他の事に気を取られて書けないでいたのですが、
日々記憶から消えていきそうですので、
あらましのところを書いておこうと思いました。

「父が娘に語る経済学」には経済の成り立ちの歴史が素人にも分かりやすく解説」され
色々な例を挙げて面白く読めるように書かれた素晴らしい本でした。
作者のヤニス・バルファキスという人は、この本を書いた後に、
財政危機のギリシャの財務大臣に招聘され大活躍をした人だそうです。

EUが主張する財政緊縮策に敢然と「NO」を示し、大幅な債務帳消しを求め、
国民投票でも緊縮策の受け入れ反対を勝ち取ったそうです。
強硬な姿勢の為バルファキス氏は程なくもっと融和的な人物と替えられたそうですが・・・・・

そんな硬骨漢ですから経済に、銀行が絡むことによってどいういう事が起きるか(起きたか)などを検証したりして、経済の魔術的な面も解き明かしておられました。

経済は数学などを使っているからといっても科学ではないのは、
占星術がインターネットを使っていたとしても科学ではないのと同じであると、
経済学を科学と主張する意見に反対し、手術を外科医に任せるのと同じように、
経済を経済学者に任せていたら良いというのは間違いであり、
国民は経済のことには常に目を光らせておくべきであると言っておられます。

労賃を下げたら失業率が下がるという考えの間違いを突く(賃金が下がり傾向だったらもっと下がるのを待つのが人情)など、
色々と例を示しながら発想の転換をさせてもらいました。

ハラリさんの「ホモ・デウス」のテーマは、AIの技術がもたらすかもしれない危険な未来についての検証でした。
人類はどんどん科学技術を極めて行き
遂にAIという技術まで手に入れてしまいました。
人類は今後AI技術を駆使して神になる事を目指して突き進み、
遂に人類の終焉を迎えることになるかも知れないと、
その理由を様々な観点から描いてありました。

人間が神になる事をめざしたら何故人類の終焉になるかというと、
AIを使って人間のアルゴリズムを徹底的に解き明かし、
そのアルゴリズムを神のものに近づけようとAIに、
人間のアルゴリズムなどのデータを集めさせるなどしていたら、
AIは人間よりも人間のことを詳しく知る様になり、
人間は只のデータになってしまう恐れがあるという事のようです。

単なるデータに過ぎないとされてしまう事によって、
人間の人生と経験は神聖であるという人間至上主義(ヒューマニズム)の信念が崩れてしまい、
ついには急流にのまれた土塊のように人間は、
データの奔流に溶けて消えかねない恐れを抱えているのだそうです。

ヒューマニズムという名で唱えられていた「人間の尊厳」が消えてしまうと、
一握りのエリート層は自らをホモ・デウスにアップグレードし、
大多数の者達を無用者階級として支配したり、切り捨てるかも知れません。

そして、エリート層自身も成長したAIによって、
無用者として排除されることになるかも知れないという訳です。

ダーウィンの進化論から類推したら、
地球で偶然に生命体を得て、代々進化を重ねて、
生き物の頂点に立った人類(ホモ・サピエンス)は、もっと進化した新人類に、
その地位を譲るべき時が来るだろうと考えられるからです。

しかし、人類はそれだけのものなのかどうか?
著者も人類がアルゴリズムに過ぎないものであるという考えに疑問を呈しておられます。
これからのAI技術の進展で間違わないようにしないと、
人類は自分自身で自分の首を絞めることになるかも知れないというのが、
この本のテーマだったようです。

もっと詳しく様々な観点から検証してある本の、
ほんの一部分の紹介しか出来ていないのですが、
AI技術がこれからどんどん進歩して行ったら、様々な問題が出てきて、対応を間違えると人類は想像もできなかったような苦境に立たされることになるかも知れない瀬戸際に差しかかろうとしているようです。
技術の進歩が必ずしも人類にとっての光明となるとは限らないのは、
核技術の進歩が人類にもたらした地獄絵の世界でも経験済みですが・・・・・

「父が娘に語る経済の話」でも最後の方で、
AI技術の進歩によって人類がどうなるかについての考えを書いておられました。
AI技術の進歩によって、ますます自動化された各種生産工場は、
労働力を必要としなくなって、世の中に失業者が満たされる為、
この世はデストピアになって仕舞うかもしれないけれど、
生産手段を共有するシステムを作ることが出来、
AIによって生産されたものを、人類が皆で分け合うことが出来たら、
この世の中はユートピアになるだろうという訳です。

AI技術の進歩は人類にとって光明となるのかどうかは、
これからの人類の対応次第という事のようです。


サピエンスを読み終わって 

11月の半ばに読み始めた「サピエンス」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)
普通とちょっと違った視点からの人類の歴史で興味深かったからか、
私にしたらかなり早く読み進めることが出来て、
12月の半ばには、上下巻を読み終わっていました。
(大抵の本は3~4か月はかかっていましたので、私にしたら珍しい早さでした。)

読み終わって感想を書いてみようかと思って考えてみますと、
この作者の言っておられることを、ちょっと空想を広げて書いたら、
西欧諸国がここ4~5世紀の間に、他地域の住民にした酷い仕打ちも、
世界人類がひとつに纏まる為には仕方なかった事なのかも知れない、
と言っている事になるかも知れないと思えて、
ちょっと書きにくい感じがしていたのでした。

狩猟したり採集したりして、
自然のままの生活をしていた人類(サピエンス)が、
耕作を始めたことによって、より幸せになったかというと、
人類は畑を耕すことによって、以前より長く働かねばならなくなるし、
田畑を横取りされる恐れが出たり、権力者に搾取されるようになったりと、
大抵の人類にとっては採集生活のままの方が、
反って幸せだったかもしれないと言えるでしょう。

しかし、核を手に入れて終った人類が、
もう後戻り出来なくなっているのと同様に、
一旦田畑を耕すようになった人類は、もう後戻りできなくなっていたのでした。

ヨーロッパから一儲けをたくらむ冒険家が、世界の果てまで出かけるようになったのは、
ヨーロッパの知恵者が、投資したがっている人々から、
スムーズにお金を集められる方法を編み出してからだったようです。

王様に貸したら、王様は借りたお金を返せなくても、また貸せと要求して来て、
断ったりしようものなら、牢屋に入れられかねないから、
余剰資金を持っている者も、おいそれと貸そうとはしませんでした。
ですから、権力者だけが冒険家を使っていたのだったら、
ヨーロッパの世界侵略はあそこまで拡がりはしなかったでしょう。

或る商人が借りたお金は必ず利子をつけて返すという信用が大事であると気づいてから、
借りたお金は期限までに、必ず約束の利息をつけて返す努力をした結果、
大勢の者が投資したがるようになって、
世界中に出かける資金が豊富に集まる様になってきました。

資金を借りる時約束した配当を払う為、
他民族の土地に出かけて行った冒険家たちは、
他国の財物を略奪せねばならない事情を抱えていたことが、
ヨーロッパ人が新世界で欲しいままに、
略奪行為を重ねる様になった理由であると同時に、
略奪することによって裕福になっていくことを覚えたヨーロッパ人が、
彼らにとっての新天地を求めて何処どこ迄も、
命懸けで航海して廻るようになった理由でもあるのでしょう。

人が誰かに酷い事をする時、相手を同じ人間と思っていては、
やり難いという理由もあって、
侵略者たちは侵略して行った土地の人間を、
未開の土人と言って蔑み、自分たちより1段劣った人間だから、
差別しても良いという事にしたのかも知れません。

かくしてヨーロッパ人が略奪目的であっても、
世界の隅々まで進出して行ったから、
現在の様に世界中の人類が知り合う様になり、
ほぼ同じ価値観で生きるようになったというのは、
厳然たる事実でもあるでしょう。

アメリカなどが様々な嘘でかためた、偽善的行為をしているとは言っても、
現在のアメリカ支配層にも、まだ「善」なるものの認識が残っているからこそ、
嘘もつけば報道陣にフェイクニュースを流すことの強制もするのでしょう。

認知革命によって力を得た我々サピエンスは、
近代になる以前から他の人類だけでなく、
他の生き物をかなり多数、絶滅や絶滅寸前に追い込んで来た、
不届き千番な生き物であるという側面を持っているようです。

それはヨーロッパ人だけでなく、サピエンスが世界中に広がる時、
新しく住み始めた土地々々で、
そこに住んでいた生き物を、かなり多数絶滅に追い込んでいるそうです。

これ等のことをサピエンスがやっているのを、自然は放置してきたから、
サピエンスは現在世界中に充満する存在となったのでしょう。
もし神があるなら許されざる種族と思われそうなところですが、
これまで人類が繁栄してきたのは、神など存在しないからでしょうか?

それとも神は人類を現在の様に繁栄させ、
様々な文化を花開かせたかったから、
様々な悲惨な事件も、その為に必要な事だと容認しておられるのでしょうか?

これまで人類が人類自身の幸せとは違う道を、
しばしば歩かせられて来たのは、
神が人類を現在の域まで達する者にしたいと思っておられたからなのでしょうか?

サピエンスとしての人類も、征服者としてのヨーロッパ人も、
神の計画の駒として働かせられていただけなのかもしれないという見方は、
ヨーロッパの征服民にしたら、喉から手が出るくらいに欲しい考え方かもしれませんが・・・・・

AIを手に入れた人類はこれから先、何処まで変わるか知れない状況にあるようですが、
人類はこれから先も、最先端の何かを続けるために、繁栄し続けるのでしょうか?
その為に泣かされる生き物は、今度は人類そのものになるのかも知れませんが、
それでも神はやってみたいとお思いなのでしょうか?

この世が神の遊びの庭であるのなら、
それ(AI技術で人類が人類に支配される世界)もあるのかも知れませんが、
人間は神の子という思想からすると、
神自身が楽しめない遊びの庭など、
創りたいと思われる筈がないかも知れません。

只、、サピエンスの歴史は、何かに操られて此処まで来たのかも知れないという考え方にも、
そうでないという考え方にも、一理あるような気がします。

尚「サピエンス」には歴史的事実に基づいたことのみ、書かれていると思われました。
ここに色々と書きましたのは、あの歴史本を読んで空想を広げた
私の考えですので悪しからず、ご了承ください。

桜を見る会の疑惑を追及して安倍政権を追いつめているふりをしている野党に思う 

桜を見る会の疑惑追及で野党は大騒ぎしていますが、
安倍総理を本気で辞任に追い込む気はないのではないかと感じられます。
ジャパンライフ社長を誰が招待したか分かったからと言って、
安倍総理がのらりくらりと逃げるのが分かっていながら野党は、
ジャパンライフ問題に固執して、のらりくらりの返答に終始する菅官房長官と安倍総理の返答に、怒って見せているだけのような気がします。

野党はどうして「桜を見る会」に行くための交通費の領収書について全然質問しないのでしょう?
安倍総理に公職選挙法違反の証拠発覚 したというのに、
国会で全然話題にさえしていないのは如何したことでしょうね。(こちら
野党議員たちは国会で安倍政権を追い詰めているふりをしたいだけで、
本当に追い詰める気はないのではないでしょうか?

本当は安倍政権の代わりに自分たちが政権を握るなど、
絶対に避けたいと思っているのではないでしょうか?
旧民主党政権で官房長官をしていた枝野さんは、
3/11東日本大震災の時、アメリカの恐ろしさをもろに味あわされて、
もう2度と政権など取りたくないと思っておられるのではないでしょうか?

枝野さんは、政権について下手に米軍の要求を拒否したりしたら、
民主党政権当時のアメリカよりも更に厳しい状況下にあるアメリカが、
どんな厳しい仕返しをして来るか分からないと、心底怖がっているのではないでしょうか?
それでも議員を続けているのは何の為でしょう?
野党だったら直接米軍と関わることはないから、
適当に政権批判していたら何とか日が経って行くだろうという事なのでしょうか?

ボリビアでアメリカの利益を損なう大統領が再選された時、アメリカが取った態度を見たら、
野党議員の気持ちもわからないではないような気もしますが・・・・・(こちら

ここは怖いもの知らずの山本太郎さんの「令和新撰組」を、応援するしかないのかも知れませんね。
令和新撰組が政権を取れるほどの勢力になる頃には、
アメリカはもう破綻しているかもしれませんし・・・・・

今読んでいる本「サピエンス」に、世界人類を一つに纏めるべき時ではないかと書いてありました。
でも、いくら世界人類を纏めるべき時だと言っても、
現在のアメリカにそれをさせたのでは、
地球上の生物の終焉が早まることになるだけでしょうから、
この世の創り主(神・佛)はそれを許されないだろうと思われます。

アメリカを裏で支配している世界的金融資本家たちは、
属国各国の生息環境が壊されるのもお構いなしに、
除草剤ラウンドアップを使うことが前提の遺伝子組み換え植物を作るよう強制し,
ラウンドアップのグリホサートで人の健康を害し、土地をやせ地に変え、
健康被害が危惧される遺伝子組み換え食物を、食べざるを得ないようにしています。
ヨーロッパではラウンドアップの所為で癌になったという訴えが続出し、
有罪判決も多数出ているそうです。

又、牛などの家畜は草原での放牧ではなく、牛舎という狭い空間に押し込められて、
牧草ではなく、本来牛の食べ物ではないトウモロコシを無理やり食べさせられて、
病気にならざるを得ない状態にされているそうです。

属国にこんな事を押し付けるのも、牛舎を造らせてお金儲けをし、
抗生物質の薬漬け状態で飼育させて、薬屋が儲け様と言うのでしょう。

これでは家畜が可哀そうであるだけでなく、
肉や牛乳を通じて人間の体に抗生物質が大量に入ることになり、
人は腸内細菌を破壊されてしまいかねません。
自分たちが儲ける為だったらどんな事でもする金融資本が後ろ盾のアメリカが、
世界制覇をしてしまったら、世界中の民は逃げ場がなくなってしまいます。

既に危ない状況の地球生命に明日はなくなってしまうでしょうから、
生物を遊ばせるためにこの地球を創った造物主(神仏)が、
現在のアメリカの覇権の完成を許されるとは思えません。

ダーウィンの進化論を信じている人は、神が生き物を作ったなんて嘘だと言っておられますが、
ダーウィンの頃にはまだなかった生体学の発展で色々なことが分かってきて、
生物が偶然に創られることはあり得ないと分かってきているのだそうです。

アミノ酸一つでも偶然の状態で作られるのには、
例え1兆年かけても無理であると分っているそうですが、
アミノ酸は人体に30種類もあるそうですから、
40億年や50億年ではとても出来ない相談と分かっているのです。(こちら

近年宇宙には色々な有機物があることも、
世界の宇宙科学者が突き止めているところですから、
生命が宇宙由来であることはまず間違いないと思われます。

勿論生物は創り主(神・仏)によって作られたという証拠があるわけではありませんが、
神が創ったのではないと言い切ることもできない状態にあると思います。

という訳で私は造り主(神仏)の存在を信じているのです。



ピケティさんとハラリさん 

トマ・ピケティの「21世紀の資本」を何とか読み終えて、
今「サピエンス全史」(ユヴァル・ノア・ハラリ著)を読み始めたところです。

「21世紀の資本」の大部分は記憶の外に出てしまっているのですが、
改めて、表紙に表示されていたものを見て、
これがこの本の主題なのではないかと思いました。

ピケティさんがヨーロッパやアメリカで記録されていた古い統計を調べて行かれたところ、
何故か常に   r(資本収益率)>g(産出と所得の成長率)
となる事に気づかれたのだそうです。

この事をピケティさんは「21世紀の資本」表紙に下記のように記しておられました。

     r.>g
資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に恣意的で持続不可能な格差を生み出す。


大きすぎる格差こそが経済を破綻させる原因であることは、
歴史的に何度も経験させられているのだから、
これからは格差を大きくしないために、税金で予防処置をせねばならない。、
各国が協力して税金逃れが出来ない仕組みを作り、大きすぎる格差を生みそうなところ程、
高い税率をかけるなど、きめ細かな対策を施して行ったら、経済破綻を予防できると、
最後の章に様々な対策を書いておられました。

読み終わって私は、ピケティさんが、とても誠実な方であることは間違いないと思いました。
しかし、現在のロビイストに仕切られている米欧の政府が、
スポンサーである資本家の意に反する税金対策を取ることは望むべくもない事で、
絵に描いた餅にしかならないのかも知れないとも思いました。

第2次大戦後の世界が、一時的でおわったようですが、希望に満ちた世の中になりましたね。
ピケティさんの推奨される経済対策も、
現在の米欧のロビイストの政府が何らかの形で破綻したら、
そののちに出来る新政府は、新しい気持ちで、
理想的な税制を施行することになるのかも知れませんね。

超お金持ち階級の人々も、経済破綻を予防する税制があるのなら、
無暗に肥え太るより、ある程度の富で満足していたら、経済破綻しないで済むのなら、経済破綻しない方がよほど良いことに気づき、
ピケティーさんの提案されている格差予防の為の、
累進課税や諸々の対策が採用される日が、
来ないとも限らないかと期待されますが・・・・

「サピエンス全史」は未だ上巻の3分の1程を読んだに過ぎないのですが、
作者ハラリさんの」は洞察力・頭の良さに驚かされました。
それと同時に、あきらめの心境に似たものも感じさせられました。

この地球上にいはホモサピエンスが現れる以前、
ホモ・ネアンデルターレンシスとかホモ・ソロエンシス、ホモ・エレクトス、ホモ・フローレシエンスなど
世界各地に様々な人類がいたのに、
現在残っているのは我々ホモ・サピエンスだけであるのは何故か?
気候変動とか様々な要因によって、彼らは滅んで行ったのか?
それとも我々ホモ・サピエンスが彼らを滅ぼしてしまったのか?
様々な説があるけれど、
ホモ・サピエンスが他の人類や動物たちにない能力を持っていることから、
ホモ・サピエンスが他の人類を滅ぼしたのかもしれないとも思われる節が濃厚なようです。

サピエンスでなくても他のホモ属も、大きな脳を持ち道具の使用 優れた学習能力 複雑な社会構造を持っていたのですが、
ホモ・サピエンスだけが持った能力が、他のホモ属を滅ぼしていったのではないかとして示されたのが、
「認知革命」と言える位に凄い認知能力なのです。

これがなかったら人間も動物も団結出来るのは、どんなに多くても150人位が限度で、
普通統率できるのは30人から50人位で最大でも150人の集団行動が限度なのだそうです。
所が人類は「虚構」によって、ずっと大勢が団結できるようになったのだそうです。

他の人類や動物たちも言語を使うけれど、それは主に仲間に危険を知らせるなど。
情報の伝達が主ですが、サピエンスの言葉は情報を伝えるという意味では同じだけれど、
その情報が危険を知らせるとか等だけでなく、噂話をするために発達したのだそうです。
一部を引用します。

「サピエンスは本来社会的な動物であるという。私たちにとって社会的な協力は、生存と繁殖のカギを握っている。個々の人間がライオンやバイソンの居場所を知っているだけでは十分ではない。自分の集団の中で、だれがだれを憎んでいるか、誰が誰と寝ているか、誰が正直か誰がずるをするかを知る事の方が.はるかにい重要なのだ.。」


という訳で柔軟な言葉を手に入れたサピエンスは、
全く存在しないものについての情報を伝達する能力をもったのでした。
伝説や神話、神々、宗教は認知革命に伴って初めて現れたのでした。
サピエンスは噂話をする能力の助けを得て、より大きくて安定した集団を形成しましたが、
それだけでは150人が限度でした。

もっと大きな集団を形成するために、
サピエンスの認知革命によって得た虚構・神話が活用されたのでした。
厖大な数の見知らぬ人どうしも、共通の神話を信じる事によって、首尾よく協力できるようになるのでした。

という訳でサピエンスは他のホモ属とは比べ物にならない位の大規模な人員動員が出来るようになったから、
身体的にはサピエンスよりずっと優秀だったネアンデルタール人をも、
滅ぼして終うことが出来たのだろうという訳です。

このサピエンスが地球上で勝者となるために活躍した能力、
噂話をする能力とか、神話などの虚構(嘘)で皆を一つにまとめることとかは、
現在の社会では否定的な感じで受け入れられていますが、
これらの能力こそが、人類を地球上の勝者とした能力だったのですね。
会社なども虚構の上の者(法人)ですし・・・・・

この本の作者はイスラエルの大学教授だそうですが、
イスラエルという国は最近作られた虚構の上に形作られた国なのですよね。

人類が昔からやってきた様なことを、現代社会で今イスラエルが強引に実行している事に、
この本の著者ハラリさんは内心情けない思いをしておられるのではないかとし感じられました。

でもこれは人類がこの地球上の勝者となる為に延々と続けて来たことで、
アメリカやイスラエルのやっていることが目立って見えるだけのことかも知れません。
今サピエンスは人類以外攻撃の対象がないくらいに、地上を制覇しつくして、
地球はサピエンス同士の争いで終焉するかもしれない所まで来てしまいました。

情けない思いをしているのはイスラエル人のハラリさんだけではなく、
人類総てが同じ思いに至るべきところに来ているという事なのかも知れません。

未だほんの少ししか読んでいないのに、又中途半端な感想を書いてしまいましたが、
これからこの本はどのように展開して行くのか楽しみです。
又思いもかけない様な見方解釈をして見せてもらえそうな予感がして・・・・・

ところでこの「サピエンス」は大変な反響を呼んでいる本だそうですね。
現職の京大総長とかオバマ前大統領、ビルゲイツ氏なども賛辞を寄せているようです。
カズレーザーさんも、「滅茶苦茶面白い、ずーっとワクワクする」と書いていますが、
将にそんな感じで、とても面白い本です。







一日も早い消費税の廃止を! 格差拡大は大恐慌の引き金となっている歴史的現実 

無謀にも私はこの夏ごろから、あのピケティーの「21世紀の資本」を読み始めていたのでした。
この本は大判で600頁余りもある本である上に、
今読んだ事でも直ぐに忘れてしまう おそまつな記憶力の私には、
読んでも無駄な本かと何度も思いながらの。遅々として進まぬ行程でした。

亀の歩みでも、続けていれば何時かは到着出来るものの様で、
残すは第Ⅳ部のみの処まで来ました。
第Ⅳ部は21世紀の資本規制で、
これ迄の、18世紀以来の富の分配と格差の構造の推移についての分析は終った所です。

それでこれまでにピケティーの分析で出たものの一つに、
経済にとって大きすぎる格差問題があると感じた事を、
少しでも早く書きたくなった次第です。

1930年代の大恐慌の頃や2008年のリーマンショックによる大不況の頃、
どちらの時も経済的格差が最大値を示していたのだそうです。

それで格差を拡大する事が、経済危機を齎す最大の原因の一つになると、
ピケティーさんは考えておられるのだと思いました。
これから先、経済的大恐慌や大不況を起こさない為には、
税制等で格差の拡大を出来るだけ押さえる必要があるとの、お考えであると感じています。

更にそれで思い出されるのが、
消費税が法人税や所得税からの付け替え税であるという現実です。
消費税が導入されて以降、略同額の法人税と所得税が減税になっているという証拠(数字)を揚げておられるブログがありますので、
消費税率引き上げの目的の一つが法人税率引き下げである事は間違いないと思われます。

消費税が導入された1989年度の税収が54.9兆円、2016年度の税収実績が55.5兆円でほぼ同額なのだそうです。

下記は1989年度から2016年度の国税収入推移だそうです。

所得税 21.4兆円 → 17.6兆円
法人税 19.0兆円 → 10.3兆円
消費税  3.3兆円 → 17.2兆円

すなわち、

法人税=9兆円減少、
所得税=4兆円減少、
消費税=14兆円増加


消費税は所得税も払えない低賃金の者からも、
生活費に収入の1%も使う必要のない高収入の者からも、
同率の税金を取るシステムですから、
格差拡大システムと言っても過言ではないでしょう。

その上消費税で取った税金分相当が、
法人税率、所得税率の大幅な引き下げに当てられているのですから、
尚更格差拡大につながるシステムだと言えるでしょう。

経済学の見地から言っても、
消費税はお金持ちも貧乏人も、共に苦しめる大恐慌を、
招き寄せるシステムであるのですから、
一日も早く消費税を廃止して、
法人税率や累進課税、贅沢品に対する物品税等を
昔の日本のように戻すべきなのではないでしょうか?



正義は勝つ 巨悪の悪運が尽きるまで負けなかったら・・・・・ 

1982年度の報告書「食物・栄養とガン」をT・コリン・キャンベル博士が、発表され、
ガン等の現代病の大部分が食生活の改善(動物性たんぱく質を10%以下にし、プラントベースのホールフードを食べる)で、
心臓病等が発病せずに済んだり、発病していても劇的に改善するという研究結果を報告されたそうです。

その報告書が国中の関心をよんだのを受け政府系の栄養委員会が作られるなど、
医学会に新風が吹き込まれるかに見えていたが、
様々な実験結果を踏まえ、病人の指導の成果も上っていた報告書だったのにもかかわらず、
動物性食品を供給する業者の団体等が様々な影響力を駆使して、
「動物性食品を少々減らしても、病気の改善に繋がるかどうか、証明する事は難しい。」という結論が出され、
食生活の改善の効果について、疑わしいというムードが醸成されて行ったそうです。

しかし、食生活の改善で効果があるかどうかについて出された結論は、「どちらとも言えない」という事で、
「動物性たんぱく質の過剰摂取を控えるべきなのかも知れない」という事も、
否定されていた訳ではなかったそうです。

それが2002年に出された「食品栄養委員会」の報告書では、
摂取が許される範囲の数値として、
炭水化物を総摂取カロリーの45~65% 脂肪を20~35% たんぱく質を10~35%と
脂肪やたんぱく質、砂糖の摂取量を大幅に増やして提示していたのだそうです。
(キャンベル博士は動物性たんぱく質は10%以下に押さえるよう指導しておられるそうです。)

そして砂糖は総カロリーの25%までに減らすべき(25%までならOK)としており、
炭水化物の半分以上をキャンデーや清涼飲料水 ケーキ等に含まれる砂糖で摂取する可能性がある数値を提示しており、
米国民の肥満は押さえようもない様な数値だったそうです。

この数値で米政府は学校給食などの栄養指導をするだけでなく、
フード・スタンプなど政府支給の食料品が、この基準で作られるのですから、
国民への影響は大変なものとなる筈の報告書でした。

大病院に勤務しているお医者さんで、心臓病患者に食事療法を勧め指導して、
成果を上げているお医者さんがあっても、
病院の経営陣を始として医師達は良い顔をせず、
食事療法の禁止する院長も有ったそうです。
(心臓病の手術をしたら500万から1000万円入るけれど、食事療法では・・・・・)

患者への食事療法を禁止している病院関係者が、
自分の家族を食事療法を受けに行かせる者が相当数有ったそうですが・・・・・

昔の算術医は「代金を払えない者の治療はしない」だけだったのが、
今の算術医は「有効な治療でも、儲けにつながらない治療はしない。」となっているようです。

しかし、キャンベル博士がこの「葬られた第二のマクガバン報告」を出されてから、
段々と米国の状況が変わり始めている様です。
有名人で食事療法の効果を発表する人が続出しているようで、
特に、2010年クリントン元大統領がCNNテレビで
キャンベル博士のこの本を読んで食習慣をプラントベース(野菜中心)のものに変えたら24ポンド(11kg)減量出来、心臓病が改善した。「素晴らしい健康を手に入れた」と話されたそうです。

これが他の主要テレビ局やニューヨーク・タイムズなどのメジャー紙で紹介され、
更にそれが様々な団体のホームページで紹介され、
それがブログやツイッターで個々人が紹介されるという連鎖反応が起こり、
プラントベース食への関心を一層高めているそうです。

以前だったら「ベジタリアンとはヒッピーなどの特殊の人たち」という印象が強かったけれど、
今はどんな立派そうな人でもビーガン(卵や乳製品も取らない徹底的なベジタリアン)料理を堂々と注文するようになっているそうです。

芳ちゃんのブログで過去記事の分類抽出ということで、
モンサントの除草剤等について書かれた記事として
21の記事を上げておられました。 (こちら

一時はどんな批判も受け付けない勢いのモンサントでしたが、
昨年あたりからモンサントを吸収合併したバイエルは、次々に訴訟に負けて、
除草剤によって癌になった被害者へ、多額の賠償を命じられています。

一時は巨悪の繁栄する酷い状態が続いていても、
何時かは運の尽きる時が来るという事なのかも知れませんが、
巨悪の運を尽きさせたのは、
人々を不幸にしている巨悪の不正を、何としても正そうとの意欲に燃えた立派な人々が、
損得を離れて地道に粘り強く頑張ってこられたお陰なのかも知れません。

そういう方々によってこの世は支えられているのかも知れませんね。

動物性たんぱく質を摂らなかったら発癌物質に曝されていても癌は発症しないものらしい 

耕助のブログの「国民皆保険」60年というのは日本の保険制度が出来てからの年数です。

先進国で唯一、国民皆保険制度のない国が米国であり、5千万人以上の米国人は民間の医療保険に入れない無保険者であるのだそうです。

日本の安倍政権はアメリカの圧力で色々と国民にとって害悪となる政策を強行していますが、
アメリカの場合何所の国から圧力を受けたわけでもないのに、
自国民を助ける政策を実行しているとは思えないことが多々ある様です。

今読んでいる「葬られた第二のマクガバン報告」(著者T コリン・キャンベル他)を読むと、
アメリカ社会が如何にゆがんだ社会であるかを感じさせられます。

アメリカ人の死亡原因の一位は心臓病で、2位は癌のようですが、
この本の著者のキャンベル博士は1980年頃に、
動物実験で癌発生のメカニズムに迫るような実験をされたようです。

実験では強力な発癌物質(アフラトキシン)を与えたネズミに、
5%が動物性たんぱく質の餌が与えられるグループと、
20%が動物性たんぱく質の餌が与えられるグループに分けて実験したら、
5%のたんぱく質食を与えられたネズミは、強い発癌物質アフラトキシンを投与されていても、
癌を発生しなかったのだそうです。
そして、20%の動物性たんぱく質を含む餌を与えられたネズミは、全部が癌を発生したそうです。

又、動物性たんぱく質を餌の5%以下に押さえた食事を与えている限り、癌は発生せず、
そのネズミ群に20%が動物性たんぱく質の餌に変えて与え始めると、
癌を発生し、その癌は段々と大きくなって行ったそうです。

同じネズミ群に、又5%以下のたんぱく質の餌を与えたら、
出来かけていた癌は大きくならず、縮小して行ったそうです。

この様にネズミの場合動物性たんぱく質の量によって、
癌ができたり出来なかったりする事が明白だったそうです。

動物実験ながらこれ程顕著な結果が出たのに、
動物の場合と人間の場合では違うだろうと、
(現状維持派の)医師達の多くが、その研究結果をを無視しようとしていたそうです。

次に必要なのは人を対象とした研究による直接的な証拠が必要となっていたキャンベル博士の研究チームに、その頃、国交回復したばかりの中国から、チェン・ジュシンという「栄養・食品衛生研究所」副所長だった中国人医学博士が来て、願ってもない様な統計が中国で作られている事を知らされたのだそうです。

それは1970年代の始め、末期がんで死にかけておられた周恩来首相が、
この病気の情報を収集するための、中国全土に及ぶ調査を開始されたのだそうです。
65万人が関与してなされた調査結果は、美しく色分けされた分布図に描かれ、
どの地域にどの癌が多いとか、殆ど癌患者がいないとかを示していたそうです。
そして中国の癌は一地方に集中している事が明らかになっていたそうです。

この調査結果を元に、米中共同で始められたのが「チャイナ・プロジェクト」で、
中国全土から選ばれた65の郡に出かけて行き、
必要事項を直接住民に尋ねたり、検査する為の尿や血液を集めたりと、
寒帯から亜熱帯に及ぶ広大な地域での調査が行なわれたそうです。

そこで分かった事は色々とあったのでしょうが、
動物性たんぱく質と癌との関係は、歴然としたものだったようです。
動物性たんぱく質をアメリカ人は平均して摂取カロリーの10~11%摂っているのに対し、
中国人は動物性たんぱく質は0.8%しかとっていず、植物性たんぱく質を1日に64g摂っていたようです。
中国人同士でも地域によって可也ばらつきがあったそうで、
豊かさが招く病気(癌・糖尿病・心臓病)の多い地域と、
肺炎や消化器系の病気等貧しさが招く病気の多い地域とに、はっきりと分かれたそうです。
それでもアメリカ人と比べたら歴然とした差が有り、
アメリカ人が亡くなる病気は、豊かさが招く心臓病・癌・糖尿病が殆どの様です。

ここで言う豊かな食事とは動物性たんぱく質を多く摂って、植物性食品は小麦粉や果糖等工場で加工されたものを食べる事になって居るようですから、体には余りよくないようです。

別に心臓病でも患者さんに動物性たんぱく質を控える食事を勧めて、
結果を出しているお医者さんもある様ですが、
病気対策は食事からという説が幾ら出ても、食肉業者や酪農業者その他諸々の加工業者等、既に出来ている職業を圧迫するような説は出来るだけ無視したい勢力が強いからでしょう。
こんなに歴然とした調査結果が出ても、政府も医学会もこの調査結果を無視して来ている様です。

アメリカの医学界では心臓病対策に高度の手術を開発しても、
食事による対策を周知させる努力は殆どしていない様で、
現在も心臓病の人も癌の人も、一部の人が誠実なお医者さんにかかる事が出来て、食事療法をしているだけで、
殆どの人の食事は従来どおりの、動物性タンパク質重視の食事のままのようです。

アメリカでは健康の為のプロジェクト等、大々的に研究している様に見えながら、
もう手もつけられないくらいに悪化した心臓や血管の、プラークを取る手術などには力を入れても、
血管を狭くするプラークを作らないための食事に、注目する事は何故か忌避しているようです。
(*追記 続きを読むに、それに関する事を書きました。)

もうチャイナ・プロジェクトから30~40年経っているのですから、
真面目に取り組んでいたら今頃は、心臓病の人も癌の人も激減していた筈ですのに、
今のアメリカでも、一向に改善されてはいないようです。

それ処か、グリホサートという除草剤には発がん性その他様々な問題があるという事が明らかになっているのに、今年又、アメリカ政府はグリホサートの認可の更新の認めたそうです。

アメリカ政府にとっては国民は業者を儲けさせる為にあるという事の様ですね。
日本のようにアメリカの圧力に屈してという言い訳が出来ないだけに、
アメリカ政府の悪辣さは、様々な面で顰蹙を買い始めているようではありますが・・・・・

5・24 追記 
続きを読むに
心臓病患者の食事療法に対し、アメリカの公的機関が執った遣り方を書いて置きました。


続きを読む

現在人体に害をなしているシステムも、元は人間が生き延びる為のシステムだった 

「果糖中毒」 19億人が太りすぎの世界はどのように生まれたのか?(ロバート・H・ラスティグ著)を先月から読みかけていたのですが、まだやっと半分を超えたところまでしか来ていません。
それでも忘れないうちに書き留めて置きたくなって、例によって読み掛けの本のご紹介させて頂きます。

メタボ症候群には糖尿病・高血圧・心臓病・癌・認知症など恐ろしい病気が詰め込まれているそうですが、
このメタボ症候群の原因として最近までは、動物性脂肪が第一の敵だと思われていたようです。
ところが色々と調べていくうちに、動物性の脂肪が一番の悪玉ではないという事が解明されて来、
果糖の取り過ぎこそが最大の要因であるという事が分かってきたのでした。

どうして果糖が現代人にとって害となるかというと、それには歴史的な経緯があるのでした。
果物は秋に実りせいぜい一ヶ月かそこらしか食べられない物だった時代、
動物達は来る冬に備えて、栄養を溜め込んでおこうと、
一時的に一生懸命果物を食べまくり、体に脂肪をつけて寒い冬を乗り越えていたのでした。
    (一部引用)
果実に備わる天然の糖分は果実をおいしくする源だ。だが果実は私たちの祖先にとって、一年に一ヶ月だけ巡って来る「収穫期」にしか手に入らないものだった。その後は四ヵ月の間の飢えに備えて脂肪を増やすことが必要だったのである。言いかえれば私たちの祖先が手に入れられることが出来た分量において、糖分は進化的に適応したのである。
     (引用終わり)
果物を一年中保存して何時でも食べられるなど、ありえなかった時代に、
私たちを生き延びさせる為に形づくられた、糖分を脂肪に変えて体に蓄積するシステムが、
現代において人類を苦しめているメタボ症候群の大きな原因となっているのですね。
それも食物繊維抜きで1年365日、1週間に7日間、24時間にわたり多量の糖分が得られる現代世界の状況下では、
私たち人間の体重増加はもはや周期的なものではなくなり、このプロセスは適応不能なものになってしまっているのです。

現在アメリカの農業はとうもろこしの大量生産に力を入れて久しいようですが、
このとうもろこしから作られた果糖が、アメリカだけでなく世界各国のジュースやファストフード等様々な食べ物に加えられている為、糖分取り過ぎで肥満になっているだけでなく、
健康被害で苦しんでいる人々が、世界で19億人もあるのだそうです。

勿論アルコールの摂り過ぎも体に悪いのですが、
サウジアラビアとマレーシアという信仰上アルコールの摂取が禁じられている国でも、
果糖の大量に入った清涼飲料水を、毎日浴びるほど飲んでいる為に、
現在この両国が世界で最大の2型糖尿病に見舞われている国
という事になっているのだそうです。

果糖は肥満の唯一の原因ではないけれど、
慢性代謝疾患においては主要原因なのだそうです。

豊かさを求めて営々と努力してきた人類でしたが、
豊かさの極限に達したと思われていた今、
人類はどんでん返しに会って、悲惨な運命に出会わされているのですね。

ここでも「陰極陽転・陽極陰転」の法則どおりになっているようです。
人類はこの件も上手に切り抜けることが出来るでしょうか?


追記
私の夫は30年ほど前にタバコを止めたのですが、
タバコの代わりにノド飴をなめる習慣をつけていました。
私は晩酌のお酒や、高血圧の薬の常用の他色々な売薬を使っていたことが肝臓の負担になって、小さかった肝臓がんを、手の付けられないまでにしてしまったと思っていました。

肝臓に問題がなかったうちは、ノド飴の糖分も特に大事に繋がらなくて済んでいたのでしょうが、
大腸癌の手術後、肝臓に小さいながら転移してからは、
このノド飴の糖分は、もろに肝臓の負担になったのかもしれないと、
この記事を書いた後になって気づいた次第です。
果糖だけでなく精製された砂糖等、食物繊維が除去された食物は、
消化が早い分肝臓に溜められることになる確率が格段に高くなるらしいです。
そういう訳で、ノド飴も清涼飲料水やジュースと同様、
肝臓にはかなり負担になる代物だったのではないかと気づいた次第です。



心臓停止後の脳波の活躍 

東大薬学部教授の池谷裕二さんの「できない脳ほど自信過剰」という本の中に、
「死ぬ瞬間、脳はどうなるのか?」という項がありました。

ミシガン大学のボルジギン博士の論文(米国科学アカデミー紀要)に、
ねずみが死ぬ瞬間の脳活動が記録されたことが載っていたそうです。
ねずみの頭部に電極をとりつけ長期的に脳波を記録している時、7匹のねずみの死に立ち会うことが出来たのだそうです。
ここから原文の複写をします。(紫字部分)
死の瞬間、驚くべき脳活動が現れました。心臓が停止してから脳の活動が止まるまでに30秒ほどかかります。この短い間に脳の活動は三つのステージを経て変化しました。

ステージ1は心停止から3秒間ほど。脳波のスペクトラムパワーはわずかに減弱しますが、基本的には生きている状態と似ています。おそらく血流が停止しても3秒間は脳内に蓄えられたエネルギーで生きられるのでしょう。

つづくステージ2ではアルファ波やシータ波という脳波が強く現れます。これは5秒ほど続きます。

驚くべきは、最後のステージ3です。ガンマ波が現れ、脳活動の停止まで続きます。ガンマ波は脳全体で同期していました。この状態は、覚醒した状態、特に意識レベルの高い脳の状態とそっくりです。

発見はまだ続きます。このガンマ同期の脳状態を詳しく調べると、脳内活動の流れが前頭葉から後頭部の方向へ向かっている事が分かりました。いわゆるトップダウンという脳情報の動きです。トップダウンとは外からの感覚情報がなくても、脳内から情報を呼び起こす状態です。「想像する」「思い出す」といった作業をイメージしてもらえばよいでしょう。
これらは脳の内側で行われる作業です。そんなトップダウン状態の活動が死ぬ直前に現れたということです。

心停止は生命にとって危険な状態ですが、すぐに心臓が再鼓動を開始すれば蘇生します。九死に一生を得た患者の中には、生き生きとした意識体験を語る人がいます、いわゆる「臨死体験」です。
 臨死体験は怪しいオカルト現象ではなく、世界中の多くの文化で普遍的に記述されてきた現象で、蘇生患者の20%が経験しているとも言われています。「現実よりもリアルな感覚」という彼等の証言も、鮮烈なガンマ同期という今回の実験結果とよく一致します。

当然、蘇生せずにそのまま亡くなってしまった方も、似たような脳内経験をしている事でしょう。死に逝く脳にみられる鮮烈なガンマ活動は、もしかしたら、脳からの人生最後のプレゼントなのかも知れません


この項を読んだ時私はその内容「人生最後のプレゼント」に一寸嬉しくなって、
それを一人でも多くの方にお知らせしたく、この記事を書いた部分もあるのですが、
別の理由もありました。

臓器移植のとき脳死段階で心臓を取り出して良いことになっていますが、
心臓よりも脳の方が後迄動いており、
しかも、その時人生最後のプレゼントが与えられているという事が判明したのに、
それでも心臓よりも先に脳死が来、脳死が人の死であるという事で、
脳死段階での心臓移植をして良いのだろうか?と疑問に思ったからででした。

腸内フローラと信仰 

娘に勧められ「腸内フローラ10の真実」(NHKスペシャル取材班)という本を読みかけています。
その本でアトピーも腸内菌によって治る事があると言うところを読んだのですが、
今日、以前ブログに書いた「アトピーに付いて」という古い記事への、アクセスがあったことを知りました。
それで、アトピーに付いて久しぶりに書いてみようかと思います。

アトピーなどアレルギーは、免疫の暴走によるものなのですが、
短鎖脂肪酸という物質が、免疫の宥め役をするTレグを作り、
免疫の暴走を抑えてくれるので、アレルギーが改善するのだそうです。
この短鎖脂肪酸は肥満や糖尿病の改善等、色々と人体にとって良い働きをする物質ですが、
腸内細菌の働きで作られるものだそうです。

その部分を複写して置きます。


「腸内フローラの真実」
 6 花粉症やアトピーなどのアレルギーを腸内細菌が防いでくれる?

 日本人の3人に1人がかかっているといわれる「花粉症」、重症化すると日常生活にも大きな支障を来たす「アトピー性皮膚炎」や「ぜんそく」。アレルギーは現代社会を悩ます深刻な病気です。こうしたアレルギーは”免疫”が暴走することで起きます。
 本来、免疫はウイルスや病原菌などの外敵と戦うための仕組みで、免疫細胞(白血球とも言われ、いくつかの種類があります)がつねに全身をパトロールし、敵を見つけては攻撃し、排除してくれています。しかし、白血球が本来は無害な花粉などに過剰反応するようになり、暴走を始めてしまうことがあります。これがアレルギーです。
 又リウマチや多発性硬化症など「自己免疫疾患」と呼ばれる病気も似たような仕組みで起きていて、根治が難しいことから、21世紀の医療に残された最大の課題のひとつとされています。

▼免疫細胞の暴走を止める「Tレグ」も、腸内細菌がカギ
ここ数年アレルギーや自己免疫疾患の予防・治療に、腸内細菌が重要な役割を果すことが明らかになってきました。何故腸内細菌とアレルギーが関係するのか?カギとなるのは免疫細胞の一種「制御性T細胞(Tレグ)の働きです。Tレグは他の免疫細胞の暴走を抑える”なだめ役”をしている特殊な免疫細胞で、アレルギーや自己免疫疾患の根治を可能にする希望の光として、今世界中の科学者が争って研究しています。

理化学研究所の大野博司さんは、このTレグが生まれる仕組みを明らかにしました。”なだめ役”のTレグと、”攻撃役”のT細胞は、もとをたどれば同じ、未熟なT細胞が変化したものです。では、どんなときに未熟なT細胞は、Tレグになるのか?実はTレグへと誘導する役割を果していたのは、肥満や糖尿病の項目でも出てきた腸内細菌が作る物質、「短鎖脂肪酸」でした。
 マウスに食物繊維が多い食事を与えると、Tレグの数が増加することがあります。大野さんは、食物繊維をえさとする腸内細菌が作る物質がTレグを増やすのではないかと考えました。そこで、未熟なT細胞の培養液に腸内細菌が作る物質を一つづつ入れて調べてみると、短鎖脂肪酸の一種である「酪酸」を入れたときに、Tレグが大きく増えることを発見したのです。詳しく調べると、酪酸が未熟なT細胞に働きかけ、DNAのスイッチを切り変えることで、Tレグへの道を歩ませていることがわかりました。
 そもそも腸内細菌も人体にとっては”部外者”ですから、免疫細胞から攻撃を受ける立場です。腸内で生きながらえるためには、攻撃を抑える側のTレグが増えたほうが都合がよかったのでしょう。腸内細菌は免疫細胞の”なだめ役”を増やして寛容にすることで、自分たちの生存を維持出来ます。一方人間の側も免疫の暴走が起きにくくなって、アレルギーや自己免疫疾患を防ぐ事が出来ます。お互いに利益を共有していることになります。

話は変わりますが、私の父は若い頃、鯖や蛸を食べると、アレルギー反応で全身に蕁麻疹が起きていたそうで、鯖や蛸が大好物の父には悩みの種だったそうです。

ある時、当時購読し始めたばかりの「生長の家誌」に、
汝ら天地一切の者に感謝せよ、天地一切の者に感謝したら、天地の万物が汝の味方になるから、天地の何者も汝を害することは出来ぬ、という趣旨の「詩」を読んだのだそうです。(今は大調和の神示と言われている)
その時父は「そうか~ みんな味方なのか~ 敵はいないのか~」と、
心の底から思ったのだそうです。
その時、鯖や蛸の蕁麻疹を治そうと思って、その詩を読んだわけではなかったのに、
不思議な事に、
次に鯖を食べた時、蕁麻疹が全然出る事なく、
それ以後、父は蕁麻疹から開放されたのだそうです。

この父の蕁麻疹が治ったエピソードは、
父の場合、鯖や蛸(アレルギー物質)に対する恐怖心が、体内で敵愾心をつくり、
敵と信じている鯖や蛸が体内に入ると、免疫が暴走し、蕁麻疹を創っていたのでしたが、
父が和解さえしたら、この世の中に敵はいないと、心の底から思った(信じた)時、
おそらくTレグ細胞が自然に働いて、免疫の暴走が防がれ、
蕁麻疹が出なくなったということを表しているのではないかと思うのです。

つまり本人の心だけででも、免疫力の働きをコントロールすることが出来るという事なのではないかと思うのです。
弘法大師やイエス・キリストが奇跡的に病を治したという逸話がありますが、
弘法大師やキリストの様な人には、
多分不思議なオーラがあって、
聞く者の心を芯から納得させる事が出来たから、
本人の体内の免疫力が、暴走していたものなら収まり、萎縮していたものなら正しく働いて、
それまで苦しまされていた病気を治すことも出来たという事なのではないかと思うのです。

これは本人がそう思う(信じる)以外、起こり得ない働きですから、
それ迄、色々な迷い(思い違い)で、本来の自療力が働かない為に病んでいた体が、
人体に備わった本来の自療力を知り、信じることが出来た時、
奇跡的とも思える位に、綺麗に治ってしまうという事もあるのでしょう。
これは心の底からそう思う(信じる)以外に、救われる道はないことですから、
「信じる者は救われる」とイエス・キリストも仰ったのでしょう。

宗教は信じないことには、何の役にも立ちませんから、
宗教のそういう所につけ込んで、
イカサマの教義で一儲けを企む輩とそれに騙される輩が、
この世の中に絶えないという事態になるのでしょうが・・・・・

その点、腸内フローラでアトピーが治ると知ったら、
アトピーに対する恐怖心が消えることでしょうが、
そんな信ずる心というものを抜きにして、Tレグ細胞の働きだけででも、
アレルギーが治るそうですから、安心なのではないでしょうか?
もしかしたら、安心した宿主の意識が、腸内細菌に働きかけて、
事態打開にひと役かってくれ、尚更良いのかもしれませんが・・・・・

「腸内フローラ10の真実」
まだ読んでいる途中で、偉そうに言うのは何ですが、
お読みになる値打ちがある本だと思います。
健康(病気)というものに付いて、
最近までの医学の常識によって、
思い違いさせられていたことを是正する意味でも、
腸内フローラの働きを知ることは、良いことだと思いますし・・・・・