Dendrodium 生前退位
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時の記念日の新聞を見て 

今日は時の記念日

例年は近江神宮がニュースになる日であるが、

今年は退位特例法が昨日参議院で可決され成立したので、

新聞は退位特例法がらみの記事で満たされている。

 

それと、いくら退位特例法が成立したばかりといえども、
これを無視することは、さすがに出来ないからだろう、
京都新聞の
1面には、

先日事故で作業員が被爆した日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」の
放射性物質が飛散した室内の床に、複数の黒い物質が散らばっていたという記事が載っていた。

その黒い物体とは、放射能の魔王とも言われるプルトニュームの可能性があると言う。


此の事故報道を見て、
同じ放射能事故でも、大洗研究開発センターの場合はニュースになったけれど、

福島原発で収束作業に従事している作業員の方々が、
放射能被爆事故に襲われるようなことは、
本当に全然なかったのだろうかとの疑いが生じてくる。

原発事故以降、もう6回も暑い夏が過ぎている。

福島原発の事故現場で働いておられる作業員の方々は、

真夏でもガスマスクの着用が義務付けられている事だろうけれど、

近年は東北地方でも35度以上の暑い日が続く夏が、何度も巡って来ている。

作業員の方々は冷房など望むべくもない原発事故現場で、

35度以上の無茶苦茶暑い事故現場で、

ずっと、ガスマスクをつけて作業し続けておられるのだろうか?

 

そんな事をしたら熱射病になってしまいそうなものだけれど、

福島原発の収束作業をしている作業員が、
熱射病で倒れたとのニュースを聞いた事がない。

 

やっぱり暑さに耐えかねて、放射能値が高いところででも、少しだけなら良かろうと、

原発作業員がガスマスクを外してしまうから、
熱射病を免れているとしたら、
作業員の被爆は免れないだろう。


現在報道されていないだけで、
原発作業員の被爆事故(死)の数がどれ程に上るのか、
空恐ろしい限りである。

 

こんな大変な日本ではあるが、

昨夜は旧暦の515日で、梅雨に入って3日目であったが、

雨の降ったのは入梅の日だけで、

一昨日・昨日と2日続けて、
皐月とも思えないような見事な満月が、明るく煌々と冴え渡っていた。
物語にでも出て来そうな位に美しい夜空だったが、
月が余りに明る過ぎて、星は数えるほどしか見えなかった。

天皇陛下は昨夜此の月を、どんなお気持ちでご覧になったのだろうか?

昨年のお言葉によって天皇陛下は、
これから天皇になられる後世の方々を含めて、一定の年齢になったら、
退位する制度を欲しておられたのではないかと拝察されるが、
安倍総理は陛下のお気持ちに、全く気付かない振りをして、
今上陛下一代限りの退位という事で、特例法を創らせてしまった。

今上陛下が83歳とご高齢で、
ご公務のご負担にこれ以上耐えて頂くのも辛いから、
今回の退位特例法でしか対応する気のない安倍政権に、
野党は反対を唱え続けよと、主張する気にもならなかったが、
安倍政権を退陣に追い込んだら、
今度はちゃんとした皇室典範の改正で、
皇嗣に付いても将来続けることが出来る道を考えて、決め直すべきだと思っている。

問題山積の退位特例法ではあるが、一応ご退位の道はついたので、
陛下には一日も早くお楽になって頂き、余生をお楽しみ頂きたいと願っている。

天皇の意思をも握り潰す安倍政権 

<陛下>退位議論に「ショック」 宮内庁幹部「生き方否定」

毎日新聞 5/21(日)

 天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた。

【図で分かりやすく】退位を巡る出来事と安倍晋三首相の発言

 陛下は、有識者会議の議論が一代限りで退位を実現する方向で進んでいたことについて「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」と語り、制度化を実現するよう求めた。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」とも話していて、政府方針に不満を示したという。

 宮内庁関係者は「陛下はやるせない気持ちになっていた。陛下のやってこられた活動を知らないのか」と話す。

 ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授(故人)ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言。被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀(さいし)だけを続ければ退位する必要はないとの主張を展開した。陛下と個人的にも親しい関係者は「陛下に対して失礼だ」と話す。

 陛下の公務は、象徴天皇制を続けていくために不可欠な国民の理解と共感を得るため、皇后さまとともに試行錯誤しながら「全身全霊」(昨年8月のおことば)で作り上げたものだ。保守系の主張は陛下の公務を不可欠ではないと位置づけた。陛下の生き方を「全否定する内容」(宮内庁幹部)だったため、陛下は強い不満を感じたとみられる。

 宮内庁幹部は陛下の不満を当然だとしたうえで、「陛下は抽象的に祈っているのではない。一人一人の国民と向き合っていることが、国民の安寧と平穏を祈ることの血肉となっている。この作業がなければ空虚な祈りでしかない」と説明する。

 陛下が、昨年8月に退位の意向がにじむおことばを表明したのは、憲法に規定された象徴天皇の意味を深く考え抜いた結果だ。被災地訪問など日々の公務と祈りによって、国民の理解と共感を新たにし続けなければ、天皇であり続けることはできないという強い思いがある。【遠山和宏】

 【ことば】退位の有識者会議

 天皇陛下が昨年8月、退位の意向がにじむおことばを公表したのを踏まえ、政府が設置。10月から議論を始めた。学者ら6人で構成し、正式名称は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」。11月に16人の専門家から意見聴取し、今年1月の会合で陛下一代限りの特例法制定を事実上推す論点整理をまとめた。4月に最終報告を首相に提出した。

陛下は、有識者会議の議論が一代限りで退位を実現する方向で進んでいたことについて「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」と語り、制度化を実現するよう求めた。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」とも話していて、政府方針に不満を示したという。とある様に、
陛下も安倍政権の独断専横にご不満であらせられるそうである。

平和憲法の下、象徴天皇像を築き上げられた今上陛下のお考えを、
国民的議論を経る事なく、安倍政権は一存で否定し、
明治憲法下の皇室に戻そうと目論んでいる。

有識者会議という名で公平を期している振りをしながら、
自分の意を受けた学者を使って安倍総理は独断専横に、
特例法で皇室典範の改正もせず、一代限りの退位法を断行しようとしている。

安倍総理は時によっては憲法を無視したり、捻じ曲げたりするくせに、
天皇は国政に関わってはいけないという憲法三条を利用して、
天皇の意思を独断で排除している。
第三条  天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。 )

天皇家は「続くことと祈ることに意味がある」のだから、
今上天皇の様に、天皇の務めを全身全霊で果すには高齢すぎるなどという心配は無用であると安倍政権は、
今上天皇のお考えを、頭ごなし切って捨てるような裁決を下そうとしている。

安倍政権の求める天皇像は、国民に全然寄り添う事なく、
宮殿の奥深くでお行儀良くしてくれていたら良いというものの様である。
天皇陛下が何をお考えか、国民に知られない方が、
政府は天皇の名を使って好き勝手が出来るという考えを安倍総理は隠そうともしていない。

明治憲法下の天皇制なら、
政府は天皇陛下のために命がけで働けと、国民に命令できる。
国民にとっては、再び天皇の名を騙る政府を許すなどトンでもない事である。
天皇陛下にとっても、政府の都合で戦争をはじめているのに、
その戦争の責任を一身に担わされる戦前のような制度に戻されるなど、
絶対に受け入れ難いとお思いなのではないだろうか?

そして、安倍政権はそういう天皇像をこそ求めているという事なのだろう。

詰まり、昭和天皇が戦時中に苦しみぬかれた経験から、戦後そういう天皇像を否定する事で、
新しい天皇像・象徴天皇のあるべき姿を模索し続けて来られた今上天皇には、
安倍政権の目論む戦前の軍国主義的天皇になど、
絶対に戻されたくないとお考えなのだろうと拝察される。

安倍政権は衆参両院で3分の2以上の議席を獲得している事を武器に、
森友学園疑獄、加計学園疑獄で、違法行為を命じた証拠を提示されても、
示された証拠を握り潰して終う横道振りである。
その上天皇陛下に対して此処まで人権蹂躙とさえ言える様な御扱いをしていると言うのに、
如何して天皇の右翼を任じる人々が、
不敬専横極まりない安倍総理を、放置しているのだろう?
安倍総理が即刻辞任に追い込まれないことが、不思議でならない今日このごろである。

天皇陛下の生前退位について民進党が特別法を容認へ 

 衆参議長、退位「特別法」提示へ 典範に根拠、民進容認方向 

天皇陛下の退位を巡る各党全体会議=8日天皇陛下の退位を巡り、衆参両院の正副議長は、与党が提唱する陛下一代限りの特別法制定を支持する方針を固めた。3月中旬の取りまとめを目指す国会見解に、皇室典範付則に根拠規定を置くべきだと明記するとともに、皇族減少対策を含む皇位継承の安定化の検討が必要だと政府に求める表現も盛り込む方向で最終調整に入った。退位の恒久制度化へ向けて典範抜本改正を掲げる民進党も特別法容認へ党内集約を図る。関係者が12日、明らかにした。


 大島理森衆院議長は13日の各党派への個別意見聴取を踏まえ、正副議長4者で国会見解の内容を固め、与野党の最終合意を得た上で、安倍晋三首相に伝達する。

天皇陛下の生前退位に付いて自民党は、皇室典範改正で恒久法を創る事を嫌がって、
一代限りの退位を特別法で制定すると言って物議を醸していた。
民進党は天皇の譲位は憲法の規定どおり、皇室典範の改正でするべきだと、
正論を主張していたが、ここに来て民進党は主張を変え、
条件付ながら与党案に賛成する事にしたそうである。
民進党に何があったのだろう?

森友学園問題で安倍総理の辞任も近いかと期待していたのだけれど、
今回も安倍総理を辞任に追い込むことは出来ないという事なのだろうか?