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ツイッターで発信した事が誰かの感情を害したら処罰されるという前例づくり?岡口裁判官の分限裁判事件 

裁判官のツイッター処罰事件が問題になっているようです。
問題のツイッターは下記のように、
既に確定した過去の判決であり、新聞社の関連サイトに掲載されていた記事で、
裁判官として公表してはならない事を公表したとか、
担当している事件の被告の秘密をバラしたとかいうものではなかったようです。

 ――問題となったツイートをした経緯は

 「飼い犬の所有権が争われた訴訟の判決について、法律上の論点がある事例だと考えた。リンクを載せた記事は、新聞社の関連サイトに掲載されていた記事。すでに確定した過去の判決であること、当事者の個人情報が完全に秘匿されていること、自らが裁判官として関与した事件ではないことを確認した上でツイートした。こちら


只、被告から高等裁判所に、岡口裁判官のツイッターによって、感情が傷つけられたという抗議が来たので、
高裁長官に呼ばれて事情を聞かれたとき、ツイッターの内容については悪い(法に触れる?)ところは全然ないと自信があったが、
そのツイッターで感情を傷つけられた人が有るのならと、
「不用意な事をした」と謝ったのだそうです。

たったそれだけの事で岡口裁判官は分限裁判を起こされて、
懲戒相当との判決が出たのだそうです。

街の弁護士日記「弁護士ドットコムから転載 岡口基一裁判官事件で弁護士らが記者会見  「裁判官にもつぶやく自由はある」によると、今回の処分を知った弁護士さんたちが、
この事件は将来、人権侵害理由に使われる恐れのある看過出来ない事件であると、
弁護士達に抗議の署名を呼びかける等、抗議活動を開始したそうです。

基本的人権は憲法で保障されている私達国民の権利です。
安倍政権は国民の権利を、こうやって、一つ一つ潰して行こうとしているのではないかと疑うのは、
勘繰り過ぎでしょうか?
分限裁判は、最高裁の大法廷によって裁判官全員15名によって審理されるのですが、
15名の最高裁判事のうち4名が安倍政権になってから最高裁判事になった人だそうです。
  
 では「街の弁護士日記」の当該記事の一部を引用させて頂きます。

●「つぶやく自由に対する侵害」

声明文は今回の懲戒申立てについて「裁判官の表現の自由『つぶやく自由』に対する侵害にほかなりません」と指摘。「今後、従業員の私的なSNSやブログ等への書き込みが、些細な理由で雇用主から懲戒処分の対象とされるのではないかとの不安が社会に広まるなどして、市民間のインターネットを通じた情報交流が萎縮する恐れがある」と社会的な影響を懸念した。

東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた発起人の島田広弁護士は「基本的人権を守る弁護士が声を上げなくていいのかと思い、まとめ上げた」と説明。
賛同者は28日金曜日午後に集め始め、3日間で呼びかけ人46人、氏名を公表した賛同者214人、公表なしの賛同者9人の計269人が集まった(1日午後3時時点。)
島田弁護士は「基本的人権が損なわれることだけではなく、人権の守り手である裁判所が、人権侵害を行ってしまう。これがどれだけ裁判所に対する国民の信頼を傷つけることになるのか、慎重に判断してほしい」と裁判所を批判。「懲戒申し立てされたこと自体、憤りを感じている。不当な懲戒を阻止するために、弁護士の皆様にご協力いただきたい」と呼びかけた。

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弁護士ドットコムのニュースを複写させて頂きます。

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