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虐めを積極的に見つける対応を進める文科省に思う 

今朝の新聞の一面トップは「学校のいじめ」に関するものでした。
ネットのニュースにも「いじめ把握数、10万件増 文科省「ふざけ合いも調査」」というのがありました。
     (緑色字部分 上記記事の一部引用)
 全国の小中高校などで2016年度に32万3808件のいじめが把握され、前年度から約10万件増えて過去最多になったことが分かった。文部科学省が26日、調査結果を発表した。特に小学校で増えており、文科省は「いじめを積極的に見つける対応が定着してきた」とみている

京都新聞の記事にもあったのですが、
この中にも「いじめを積極的に見つける対応が定着したきた」という件がありました。

いじめは出来るだけなくさなければなりませんが、
「いじめを積極的に見つける」という事になると、
一寸意味合いが違ったものになるのではないかと、
私は今朝の新聞を見た時に気になっていたのでした。

マスコミに載らない海外記事「アメリカ左翼: 安らかに眠れ」に、下記の記述があります。
   (紫色字部分 上記記事の一部引用)

アメリカ左翼は、変形させられた。かつては“平和と生活”を擁護していた左翼は、今や、アイデンティティー政治と戦争を擁護している。労働者階級は“トランプを支持する哀れな連中”として再定義され、個々の“犠牲者集団”に細分化された。女性、人種的少数派、同性愛者、性転換者t。圧制者は、生産手段を所有する極少数の権力者たちではない。圧制者は、性差別主義者、女性嫌い、同性愛嫌い、異性愛、ファシスト、白人優越主義の男性労働者階級なのだ。

アイデンティティー政治の勃興で、政治的に管理された言論が持ち込まれた。主に白人、特に異性愛白人男性が、この管理の対象になる。言論の自由の制限は益々厳しくなるが、不快な、あるいは脅迫的言動で、白人異性愛男性が立腹させられても、誰も気にかけない。白人男性は、何と呼ばれようとおかまいなく、呼ばれた通りのものなのだ。

労働者階級を、犠牲者集団に分裂させることで、アイデンティティー政治は、戦争や所得不平等に反対するのを不可能にした。団結の代わりに、アイデンティティー政治は、労働者階級は分断され、エネルギーを内紛に向けている。ロンドンのハイド・パークでは、過激なフェミニストと、性転換者活動家の間で殴りあうようになっている

アメリカでは労働者階級を、犠牲者集団に分裂させることで、
アイデンティティー政治は、戦争や所得不平等に反対するのを不可能にした。とあります。

いじめを積極的に見つけようとする姿勢からは、何が生まれるでしょう?
勿論、質の悪い「一方的ないじめ」を、
以前よりは早く見つけることが出来る様になるかも知れませんが、
友達同士の分断をされてしまうかもしれません。

例えば、友達同士のじゃれあいが発展して、
一人の子が、同級生の言動に傷ついた場合を想定して見ました。
普通の子だったら「何言うねん」と相手に食って掛かって、そのまま喧嘩に発展し、
最終的に折り合いが付くところでしょうが、
相手の言葉に傷ついたその子が、超気の弱い子だったら、
相手の子に食って掛かる勇気が出ないかもしれません。

その気の弱い子が、それでも悔しさに黙っていられなくて、
相手の子に遠まわしに、嫌味な言い方で抗議をしたら、
それが相手の新たな攻撃材料にされてしまい、
「こんな嫌味なことを言われた、虐めや!」と先生に泣きつかれたりしたら、
被害者の積りだった子は、
反って、加害者にされてしまいかねないという事態も想定されるでしょう。

学校の先生が虐めか、遊びの一部か、判断に迷われるのは、
子供達の間の出来事には、色々と微妙な事情があるだろう、
と知っておられるからという事も出来るのではないでしょうか?

時に判断ミスが生じることがあるとしても、
積極的に虐めを見つけようという取り組みを始めたりしたら、
判断ミスは増えこそすれ、減りはしないのではないかと私には思えるのです。

それに就職等で実社会に出たら、職場は学校よりずっと厳しく、
強いものと弱いものとの差は、もっと歴然としてきますから、
ある程度の虐めには、免疫をつけるという教育方針も、大切なのではないでしょうか?

虐めで自殺した子があった時、マスコミは全局上げて大騒ぎし、
いじめられて死んだ生徒とその両親は、別格の被害者様として祭り上げられ、
学校の関係者、担任の先生や校長先生・教育委員会の偉いさんたちが、
軒並みつるし上げられている図を、
子供達はマスコミに、何度見せられた事でしょう?

こういう構図を常々見せられている子供が、
相手の子を攻撃する目的で、敢えて自殺するというケースも出てきかねないと、
私は以前から気になっていたのでしたが、
その虐めを積極的に見つける取り組みをするとの文科省の発表で、
事態は更にエスカレートするのではないでしょうか?

実は私の娘は小学校の低学年の時に、ずっと虐めに苦しんでいて、
親子共に可也苦労しましたので、
虐めに会っている子や親の苦労や心配を、知らないわけではないのですが、
娘は何とかの乗り越えて成人してくれました。(そして今では中年になろうとしていますが・・・・・)
今では色んな苦労がその後の娘の、頑張りの元になった部分もあるのではないかとさえ思っています。

全く無風状態で成人し、対人関係の免疫が付かないままだったら、
実社会では一寸の風にも、やられかねません。
又、友達同士の切磋琢磨で、子供なりに悟る部分もあれば、
磨かれる部分もあるのではないでしょうか?

それにマスコミに載らない海外記事で紹介されたアメリカの話にある様に、
権力者は犠牲者を創る事で社会を分断しているというふしもあります。
社会生活を円滑にする為には、
お互いを信じ合おうとする精神とか、
寛容の精神を養う必要もあるのではないでしょうか?
虐め問題に過敏すぎる対応は、子供の心を不信感で満たし、
分断の精神を助長することにもなりかねないと思います。

社会的弱者への対応も度を越して、神経質になりすぎたら、
日本も分断された社会にされてしまい、
権力機構のやりたい放題を如何することも出来ない国にされてしまうかも知れませんし・・・・・

STAP細胞論文捏造騒動に思う 

理研の“秘部”明るみに…小保方さん「反撃会見」の衝撃度
「トカゲの尻尾切りに走ろうとする理研に、小保方さんは<何で私が!>と怒り心頭なんだそうです」(在阪マスコミ関係者)

 STAP細胞論文疑惑で、理化学研究所から“単独犯”の捏造と断定された小保方晴子さん(30)は、週明けの7日か8日にも不服申し立てを行う。小保方さんは今回の行為は捏造や改ざんに該当せず、「最終的な結果は加工していない」と主張する方針だ。

 小保方さんは今後も理研で働くことを望んでいて、理研と敵対する意思はないというが、それも今後の理研の出方次第だろう。

「小保方さんは、理研に言われるまま調査に協力し、口もつぐんできた。共著者をかばっていたフシもあるのに、あっさりハシゴを外された。上層部に相当な不信感を持っているようです。一方、野依良治理事長も反撃に出た小保方さんにカンカン。<未熟な研究者が何を言う>という心境なんでしょう。理研に残るという小保方さん側の要求を、野依氏が許すかどうか。軟着陸させたい上層部は、かなり焦っているみたいですね」(理研関係者)

■代理人弁護士は“偽装問題のプロ”

 というのも、小保方さんに反撃会見を開かれたら、何を言われるか分からないからだ。背後には“偽装問題のプロ”三木秀夫氏ら4人の弁護士が控えている。それも理研には想定外で、一体どんな「爆弾」が飛び出すか戦々恐々というわけだ。

 会見で経緯を説明するとなれば、当然、小保方さんを指導してきた理研の“エース”笹井芳樹・副センター長の話は避けて通れない。

「論文の実質的な執筆者は笹井氏とされる。小保方さんは“潔白”を訴えるために、2人のメールのやりとりを公開するかもしれません。ピンクや黄色の研究室も割烹着も笹井氏のアイデアとされるだけに、研究費の使われ方など、理研が知られたくない内部のお金の流れまで明るみになる恐れもあります。それに報道陣から、情実絡みの“不適切な指導”があったのでは? というツッコミも入るでしょう」(理研関係者=前出)

 もちろん小保方さん側の問題もあるが、ノーベル賞候補ともいわれる笹井氏の権威はズタズタになる。笹井氏に“シロ判定”を出した理研も無傷では済まされない。


STAP細胞事件はクライマックスを迎えようとしている。
この論文をネイチャーに発表するについては、理研の責任者たちが全然関わっていなかったかのごとき結論、
「総ては小保方晴子一人がやった事」というのでは、素人の私でも頚を傾げずにはいられない。

理研の幹部は、何か有った時担当者はどんな経緯があったとしても、総ての罪を自分一人で被って、
大人しく幹部の決定に従うべきであるとでも思っているのだろうか?

しかしSTAP細胞の発表には、小保方さんよりずっと年長で経験豊富な協力者が何人もおり、
論文発表報道当初も、その小保方さんを助けた先輩科学者達の報道で持ちきりであった。

その先輩科学者のお歴々全員が、今回発覚した論文のいい加減な所に、本当に全然気がつかなかったのだろうか?
そのお歴々全員が、小保方晴子に騙されて、名前を貸しただけだというのだろうか?

今回の論文発表によって、理研は政府が新成長戦略として掲げる「特定国立研究開発法人」に指定される予定であったそうである。
STAP最終報告 特定法人指定先送り (続きを読むに掲載)の中の一節に
 下村博文文部科学相は1日、政府が世界最高レベルの研究を目指して新設する「特定国立研究開発法人」に理研を指定する法案について「今月中の閣議決定は難しい」と先送りする意向を表明。という事が書いてある。

理研は政府から、何か世間の目を引くようなめざましい論文を発表するよう、求められていたのではないだろうか?
そこで小保方さんのSTAP細胞の研究が、目をつけられたのではないかと私には感じられる。
ごく簡単な手順を経れば、哺乳類の細胞を初期化する事が出来るなんて、
これが本当だったら、世界中が吃驚しこの研究を重用してくれるだろう。
成長戦略として「特定国立研究開発法人」を始めようとしている政府にとっては、
華々しい出だしとなる願ったり叶ったりの論文となる筈であった。

理研の理事には文部科学省や科学技術庁の官僚だった人が、多数名を連ねているそうだから、
それらの理事が政府からの要請を受けて、
小保方さんにSTAP細胞の論文提出を、早めるように求めたのではないだろうか?

小保方さんは、STAP細胞の存在を信じきっていたので、
まだはっきりとした実験結果を得ていなかったけれど、
実験はおいおい遣れば良いから、兎も角論文を急いで欲しいとの上からの要請に、
応じてしまったのではないだろうか?

小保方晴子さんは科学者として頗るいい加減な人間で、
科学者失格と言えるような性格であるという事ではあろうけれど、
先輩研究員が率先して、この研究論文捏造に協力してくれるので、
もともと、鷹揚な性格であった小保方晴子さんには、
それ(実験結果捏造)が悪い事とも、思えなくなって終っていたのではないだろうか。

しかし、こういう政治的要請が無かったら、
小保方晴子さんはまだ実験結果が出ていない論文を、ネイチャーに発表しようとは思わなかっただろうし、
例え思ったとしても、理研の上司がそれを許可する事はなかっただろう。

理研は政治的要請にしたがって、論文を捏造するよう小保方晴子さんに要請しておきながら、
捏造がばれたら、総ての責任を小保方晴子さん一人に被らせて、この騒動に終止符を打とうとしている。

普通の大人しい女性だったら、理研上司の酷い仕打ちに、涙を飲んで終わりになっていたのだろうけれど、
それが誰であるかは分からないけれど、小保方晴子さんには応援者があったようである。
彼女が記者会見で何を言うか、理研の上層部の人々は今、命の縮む思いをしていることだろう。

ノーベル賞受賞者の野依良治理事長はこの裏事情を全然ご存じなかったのだろうか?
ご存じなかったのだとしたら、勝手にこんな事をした幹部に対して怒る筈なのに、怒る相手が違うでしょう。
事情を知っておられたのに、大人しくしていない小保方晴子さんに、かんかんに怒っておられるとしたら、
野依良治理事長も科学者として如何なのだろう?

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モンペ(モンスターペアレント) 

大津いじめ自殺:父「子供が法律になった」 命日に策定
 いじめを受けていた大津市立中学2年の男子生徒が自殺してから11日で2年となり、同市役所で生徒の父親(48)が記者会見した。生徒の自殺をきっかけに施行された「いじめ防止対策推進法」の基本方針が同日策定されたことに触れ、「子供が法律になったような思い」と心境を語った。


昨日「いじめ防止対策法」が施行された。
その昨日、私は小学生の異変に驚く経験をさせられた所であった。

用事で出かける途中、近くの小学校から集団で下校する生徒達に出会った。

その中の一団(10人程度)の女生徒たちが、道の真ん中に集まって誰かをとっちめていた。
とっちめられている子が何かいけない事をしたのか、
集団虐めなのかちょっと見ただけでは分からないので、
「どうしたの?」と私は声をかけて見たのだが、
そこで返ってきた言葉に驚かされたのだった。

「話してるんだから、よその人は口を出さないでください。」
と、きっぱりした口調で言う女の子は、小柄で小学校低学年にしか見えなかった。

「子供が安全に育つように気を使うのは大人の役目だから・・・・・」
と言う私に対しその子は、
「ばばあが・・・・・」と言い放ち、
それを聞いていた回りの女の子達が、軽蔑を込めた笑い声を発したのだった。

此れまで私が接してきた子供達だったら、
「どうしたの?」と尋ねたら、
「だれだれちゃんが・・・・・」と諍いの理由を一生懸命説明しようとしてくれていたので、
ばばあは黙っとれ的なことを、未だ小さい女の子が言うとは、吃驚仰天であった。

大人気ないことであるが、その時私に怒りが奔った。
「貴女、今なんと言った?」
その子を見つめている私の目に、そうとうの迫力があったのか、
周りで笑っていた子供に、恐怖の色が現れ、
その気の強い子も言葉に詰まって、
みんなして一目散に逃げ出して行った。

その話を娘にしたら、
そんな子が一人でも居たら、学級閉鎖にもなりかねないのだと娘が言った。
「あの子のお兄ちゃんか何かに,そんな子がいるのかな?」と私が言うと、
「多分親やろう」と言う。

そういう子の親に「モンペ(モンスターペアレント)」と呼ばれるのがいて、
そんな子が一人でも居たら、学級が酷い状態になって、学級閉鎖という事もしばしば起きている。
それで、学校側はそんな子のいるクラスの担任に、
発言力のない定年真近の教師か、新任の教師を当てる事が多いのだそうである。

これは10年も前に教育学部に居た時、大学で聞いた話だったらしい。
娘は教育学部を出ながら、教師の免状を取ることを拒否し、どんなに言っても私の言う事を聞かなかった。

この現状を不問にふしたままで、新任の教師に総て押し付けている現状で(その教師が虐められている状態で)、教師に虐められている子供を守る事等、ほぼ不可能であろう。(子供が先生の言う事を聞かないだけでなく、強烈な親が、新任の教師に圧力をかけてくるのだから・・・・・)

モンスターペアレントが出るのは、マスコミにも責任の一端があると思う。
虐め自殺事件があったらマスコミは、まず校長をいびり倒し、担任教師を責めまくる。
こう言う報道を見せられた親に、教師に対する尊敬心がなくなるどころか、
教師とはこんなに弱いものだと、教師をなめてかかる親が出ても、ある意味当然の帰結ではないだろうか?

昔の親は教師に対して、子供を預かってもらって教育してもらっているという尊敬心を持っている親が大部分であったと思えるが、
今の親は学歴に於いても教師以上の者も多いからでもあるかも知れないが、
教師を見下している親が多いのではないだろうか?

そしてそんな親達の言動を見て育つ子供達が、
教師を見くびり、
気の強い自分の言いなりになるクラスメイトを見くびって、
勝手気ままなことをしているのが、大抵の虐め事件の実態なのではないだろうか?

福島県の放射能被災地でも、放射能が心配で投稿等したら、周りから叩かれる風潮にあり、
皆、強い者に靡き、改善を遅らせている現状にあるらしい。
大人でも子供でも人とはそんなに強い者ではない。
強者が悪い事を進めている現状で、弱者が悪に靡くのも、残念ながらどうにもならない事なのかもしれない。

真実を探すブログ「クレーン操作に日本の運命がかかっている」の中に、次の記述がある。
――「復興に向かっているんだから、健康被害だとか、東電の責任とか、国の責任とか、そういうことは言うな」という空気もありますね。

草野:私の友だちが、子どもいるから心配で、ある施設に行って、「放射性物質の検査はどうなっているんですか」って聞いたら、その施設の検査が十分でなかったらしいのです。そこで、その人が、フェイスブックにそのことを書いたのですが、そうしたら、「そんなこと言ってんじゃねえ」と、メッセージが送られて来て、脅されたという話がありました。
 いじめの構造と一緒で、声の大きい連中の仲間に混ざらないと、自分に被害が及ぶという恐怖感があります。だから、とりあえず強い方に混ざっておくということになります。それがいやだったら、もう何も言わないでおくしかありません。疑問や危機感をもっている人にものを言わせない力が働いていると思います。
 あの時代といっしょですよ。かつて戦争のとき、戦争反対と言えなかったでしょう。終わってから、「自分は、反対だった」と言った人はそれなりにいましたが、それでは遅かったわけです。
 いまそれと同じ状況じゃないですかね。本当に恐ろしい。ああ、この構造って変わってないなと思います。


「いじめ防止推進法」など創っても、マスコミが態度を改めない限り、学校は行き詰るだけだと思う。
文部省もマスコミも虐めの根本的な問題を解決する努力をしてほしいものである。

虐め報道に思う 

いじめ対応の校長自殺か…津市教育委員会は「因果関係不明」

 津市教育委員会は18日、市立明小学校の伊勢野賢二校長(54)が、自宅近くの雑木林で首をつった状態で死亡したと発表した。遺体は16日朝見つかり、自殺とみられる。校長は校内で起きたいじめ問題への対応に追われていたが、市教委は「遺書がなく、因果関係は分からない」としている。

 市教委によると4月中旬、保護者から「遠足の時に、子どもが仲間外れになりそうだ」などと相談が学校側にあり、いじめが発覚。校長は担任らと協議する一方、6月上旬に教委へ報告していた。市教委はカウンセラーなどを学校に派遣、校長は自ら家庭訪問も行った。

 市教委は「校長が対応について、悩んでいたとの報告を受けたことはない」とし、学校側が把握していたいじめはこの1件のみという。

 校長は今月15日午後、普段着のまま自宅を出て行方が分からなくなった。4月にこの学校の校長に就任したばかりだった。

 小学校は17日、校長の死を児童に説明し、保護者にも文書で伝えた。

 市教委の岡野俊担当理事は「(市教委の)支援態勢を検証し、県教委と連携して早急に学校運営を整えたい」と述べ、早急に関係者から聞き取りを行い、市内すべての公立小中学校の校長から意見を聴くとした。
[ 2012年7月18日 10:20 ]


大津市の虐め事件でマスコミが大騒ぎしている中、三重県の小学校の校長先生が自殺されたそうである。
今小中学校の先生にとって虐め問題は、大変な重圧になっているようである。
15年以上も昔の事になるが、娘が地元の中学校に入学した時、
その年にこの中学校の校長として赴任されたばかりの校長先生が、入学式の挨拶で言われた事で今でも印象に残っている事がある。
「○○中学校は大津の学習院と言われている位に、問題がない学校だと同僚に羨ましがられました・・・・・」と校長先生は如何にも嬉しそうに話しておられたのだった。
その話を聞いて私達新入学生の親達も、それが一番心配な事だったので、
その話が嬉しく、印象に残っているのかもしれない。

何処かの学校で虐めによる自殺者が出ると、マスコミは担任の先生や校長先生に対し、まるで先生達に全責任があると決め付けた様な、インタビューをしている。
先生達に対する敬意のかけらも見せない扱いをしながら、「先生というのは聖職なのに・・・・・」と嘆いて見せるマスコミ。
こういう報道姿勢を見て、国民の先生に対する敬意が醸成されるはずもない。
心得違いをした親達に、先生に対して高圧的な態度で接するものが増え、モンスターペアレントと言う言葉が出来ているのが、日本の現状である。

数年前の事だけれど、姪の娘が高槻市の小学校6年生の時である。
モンスターペアレントと言えるような数人の生徒の母親達が、何かにつけて担任の先生に集団で文句を言いに行く等、完全に先生を馬鹿にしている風であったそうである。
母親が先生を馬鹿にしているから、その子供達も先生を馬鹿にしていて、授業中教室を走り回ったりして先生の話を全然聞かず、殆ど授業も出来ない状態になっていたそうである。
姪を含む他の大部分の母親達は心配しながらも、どうする事も出来ないでいたそうであるが、
卒業を前にした2月ごろになって先生が遂にダウンしてしまわれ、
新しい担任を決める事も出来ないまま、生徒達は他のクラスに振り分けられてしまったそうである。
学級崩壊という言葉を聞いた事があったが、学級崩壊というのがどういうことなのか、その時始めて私は知ったのだった。
小中学校の先生がどんなに大変な状態に置かれておられるかも、改めて痛感させられたのだった。

マスコミはそういう事情を知りながら、何処かの学校で自殺児童が出たりすると、
それが闇から闇に葬られている間は、知らんぷりしているのに、親が裁判に訴えたるなどの断固とした行動に出たら、初めて気がついた風に、
マスコミは社会正義の権化であると言わぬばかりに、大騒ぎを始めている。

親が裁判に訴えたのなら、その事実を報道するだけで、後は裁判の結果を静かに見守っていれば良いのに、
担任がどうだ、校長がどうだと、マスコミがリンチの様な私設裁判を始めている。

昨年東電福島で原発の過酷事故が起きたとき、原発行政を主導して来た元大臣などの、自民党議員にインタビューしたら、
「いまさら反省してもしようがない。」と言われた、という報道をネットで目にしたことがあったが、
そんな情報はネットでちょっとの間話題になるだけで、
新聞テレビなどのマスコミはキャンペーンを張るどころか、殆ど目に付く報道さえしては居ない。
(東電福島原発事故が起きても、原発導入に関わった政治家の反省の弁を聞いた事がないが・・・・・)

学校の問題を2週間以上もキャンペーンを張って騒ぎ立てるのは、
マスコミに社会正義の観念があるからではなく、
政治権力が国民に気づかれないうちに、国民にとって重大な影響がある事柄をきめてしまおうとしているから、
その問題を報道して国民に反対されない為に、
国民が関心を他に向ける為、国民が関心を持ちそうな事件を大々的に報道して、
国民の目を政治から逸らそうとしているのではないだろうか?
(原発再稼動を強行された大飯原発の活断層問題、東電福島の使用済み核燃料プールの問題、日本の独立を奪う恐れのあるTPPに政府が勝手に入ろうとしている問題、集団的自衛権の変更問題etcのどれ一つとっても、国民生活を脅かす恐れのある、疎かに出来ない深刻な問題だらけである。)
小中学校の虐め問題は国民の目を逸らすのに最適だから、出来るだけセンセーショナルに報道するべしとばかりに、ここ2週間ばかり何処のチャンネルに変えても、大津市の中学校の虐め自殺事件報道が出てきていた。

勿論この虐め問題の深刻さについては、論を待たないが、
だからと言ってこんなに、キャンペーンをはる必要があるとは思えない。
学校に限らなかったら、此れと同等かこれ以上に酷いハラスメントが、今の日本にはいくらでもあるではないか。
高濃度の放射能汚染されたところにある小学校に、無防備な子供を通わせる政府の方針一つとっても、酷いものであったし、放射能汚染された瓦礫を日本国中にばら撒く政策を断行する政府の姿勢も酷いものである。
政府の福島県民に対するハラスメントだけを取り上げても枚挙に暇がない状態である。
今の日本で一つの事にキャンペーンを張っている暇など、マスコミにはないはずである。

虐めの酷さを聞かされれば聞かされるほど、生徒や父兄は心配になり、
親は子供が虐められない方策をまず考え、子供に虐めを見ても知らん振りをしていなさいと、卑怯者になる教育をするかもしれないし、
虐める側の強い子やその親達は、マスコミにこてんこてんにやっつけられている先生達を、
ますます馬鹿にしてかかり、やりたい放題をするようになるかもしれない。

先に書いた原発行政をやって来た自民党の元大臣達や東電の経営陣の様な、
マスコミのスポンサー側にある強い者達が、お話にならないくらい酷い発言をしたり、無責任なことをしているのを知っていても、見てみぬ振りをしているマスコミが、
マスコミの前では無力な先生達を、一方的に悪者扱いしている様子を見て、子供達がマトモになるだろうか?
先生とはこんな風に馬鹿にしても良い人たちなのだという、間違った刷り込みを生徒達にして、
マスコミは学校の荒廃を助長しているだけではないだろうか。

私の娘は大学の教育学部を出たのだけれど、大学で色々と聞いたのかどうかは知らないが、
学校の先生にだけはなりたくないと言って、教員免許をどうしても取ろうとしなかった。
今教師達がどんなに酷い状態に置かれているか、津市の小学校の校長先生の自殺事件を見て、改めて思い知らされる。
此れまでにマスコミは何度もキャンペーンを張って、担任教師や校長教育委員会叩きをやってきているが、
今の先生達の窮状に、マスコミの虐めに対して行われたキャンペーンが、無関係であるとは思えないのである。

そして、虐めによって自殺者が出たら、自殺の原因を虐めだけに限り、
自殺の原因が虐めだけかどうかは分からないと、教育委員会が言ったら、その発言を無責任と断罪するマスコミは、子供に酷い虐めを受けたら自殺しかないという、トンデモナイ刷り込みをしているようなものであると、私には思える。
自殺の原因が虐めだけだったかどうかは分からないと言う発言を非難するのでは、
「どんなに辛くとも、死ぬ気になってやれば、何か方法があるかもしれないのだから、絶対に死を選んではいけない。」というメッセージを出す事さえ拒否する事になってしまう。

マスコミは酷い虐め=自殺という方程式を、教育委員会に無条件で認めさせようとしているが、
そんな考え方がどれだけの子供の自殺を誘発させる事だろう?
日本人の若い人の自殺数は世界で跳びぬけて多いという話を聞いた事があるが、
虐めに会う等の酷い待遇にあったら、自殺しかないという刷り込みが、無関係ではないのではないかと私には思える。

今や虐めは学校だけに起こるものではないようで、
会社などでも退職させたい者を閑職に追いやって、他の社員にいやみを言わせるなどのパワハラが、横行しているそうである。
パワハラを受けた人の会社を相手取った訴訟では、多くの場合会社は賠償金を払うべしという判決が出ているそうである。
それなのにパワハラで会社に虐められたら、大人しく辞めてしまう(泣き寝入りをする)人が多いのが、日本でパワハラが横行する理由なのではないだろうか?

虐められたらどうするか? 
解決方法をもっと真剣に議論する為のキャンペーンなら、意味もあるかも知れないが、
虐め=自殺の方程式を国民全員に押し付けるようなキャンペーンは、
国民の勇気を萎ませるキャンペーンでもあると思う。

虐められても死んではならない
死ぬ気になって解決方法を考えたら、抜け出す方法はいくらでもあると信じて、虐めに立ち向かう子供になって欲しい。
そういう子をホローする大人が増えて欲しい。

虐め蔓延 

今大津市が虐め問題で(負の)脚光を浴びています。
虐め問題では私も子供が小学校の時苦労していたので、他人事でなく感じてきていました。
子供が虐めにあっている時、「私の子供の頃には余り弱いもの虐めを見なかったし、変な事をする者がいても、それが何時までも続いたり、クラス全員が誰かを無視するなんて聞いた事もなかったのに」と不思議に思った事があったのでしたが・・・・・

今日コメント欄(http://dendrodium.blog15.fc2.com/blog-entry-1328.html#comment5228)に、
滋賀県大津市のイジメられ自殺に追い込んだ加害者5人の親の中野2人の親はは、
PTA会長、PTA役員だそうです。
PTA役員の親は滋賀県警OBのため、
3回に渡り被害届けを提出しようとしたが、
大津署から受理を拒否された。
担任の森川進先生「あまりやりすぎるなよ」
周りの他の教師も見ていたと生徒からの証言。
と言う情報が寄せられました。
それで、虐め問題についての私の感じていた事を書きましたのでここに再掲させていただきます。

大津市の虐め問題が日本中で報道されているようですね。
私たち大津市民も初めて聞く話で、何処の中学校かも分からない状態だったので,虐めた方の生徒の親に実力者がいるのかなと噂していたところだったのですが、やっぱりそういうことだったのですか。

先生も虐めの蔓延した時代に学校に行った世代ですから、強い者に楯突いて自分がいじめられるのが怖かったのかもしれませんね。
家の娘は虐められる方にされていましたので、そういうことは言わなくてすんだのですが、
「誰かが虐められていても、見てみぬ振りをしていなさい。余計な事をして自分がいじめの対象にされたら大変だから・・・・・」と、子供を持つ親は言っていたらしいですね。
これは親としたら仕方のない発想だったのかもしれませんが、こうやって日本中虐め(不正)に目を瞑る人間を量産する事になってしまったのかもしれません。

「世の中賢い者(保身に長けた者)だけになったら、(まともに)回らないようになる。」と父がよく言っていましたが、
今の日本保身優先の者だらけになったから、悪はやりたい放題と言うことになっているのかもしれません。

そういう意味で当事者を責めているだけでは、問題の解決にはならないのではないかという気がしています。
社会の意識が変わらなかったら同じ事の繰り返しになるでしょう。
先生は自分が(社会からの)虐めの対象になる事を恐れて、ますます隠蔽体質になるかもしれません。

マスコミの多くは周知のごとく、政府の悪事を報道せず、悪巧みを助けるような報道を常時やっている団体です。
虐め問題では豪そうに悪をたたいていますが、それはその悪が弱いからに他なりません。
この虐め問題を繰り返し繰り返し報道するのも、一種の弱いもの虐めではないかと私には感じられます。
マスコミにしたら、それによって巨悪を隠す(報道しないで済ます)事も出来るし、正義の味方の振りも出来るし一挙両得という事なのでしょう。