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ワシントンポストが伝えるアフガニスタン戦争に関する真実から類推する中村哲さんの殺害の真実 

マスコミに載らない海外記事「アフガニスタン戦争に関するいくつかの真実」に、
アフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)事務所の400以上のインタビュー、約2,000ページの記録書類と要約を公開したワシントン・ポストの記事をもとに、
アメリカが2001年から始めたアフガニスタン侵攻について、
その目的など様々な視点から見た数々の問題点が書かれています。
     (一部引用 紫字部分)
2001年以来、アメリカはアフガニスタンに一兆ドル以上費やした。金の大部分はアメリカ合州国「請負業者」に還流した。何であれ、賄賂と汚職がもたらすもののかなりの部分は、アフガン当局者によってドバイ不動産に投資された。
               (中略)
戦争は初めから全く不要だったし、不要なのだ。

退役海軍特殊部隊隊員で、ブッシュとオバマの下のホワイトハウス当局者だったジェフリー・エッガースは、アメリカ兵をアフガニスタンに駐留させておくことに対し、その前提を問おうとした人々はごく僅かだと述べた。
「学んだ教訓」インタビューで「アルカイダに攻撃された時、我々はなぜタリバンを敵にしたのでしょう? 我々はなぜタリバンを打倒したいと思ったのでしょう?」とエッガースは言った。「集団として、体制には一歩後退して基本前提を問う能力がないのです。」


戦争はいかがわしい商売だったし、今もそうだ。戦争には、金を納税者から特定利益集団へと動かすこと以外何の目的もないのだ。盗みを正当化するために、政治家や軍司令官連中は繰り返し国民にウソをついてきた。

戦争はいかがわしい商売だったし、今もそうだ。戦争には、金を納税者から特定利益集団へと動かすこと以外何の目的もないのだ。盗みを正当化するために、政治家や軍司令官連中は繰り返し国民にウソをついてきたと、
インタビューを受けたアフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)事務所の人が言っていたそうですが、
アメリカの傀儡として働いたアフガニスタンの政府首脳の地位も、下記の様に儲かるものだったようです。
       (引用)
 アフガニスタン大統領選挙は今年3月に行われるはずだった。日程は二度変更され、最終的に9月に行われた。結果は10月に発表されるはずだったが、日付は11月に延期された。更に選挙委員会は二度目に発表の無期限延期を決めた。
 アフガン政府高官連中の地位は実にもうかるのだ。指導者連中の誰も他人を入れようとしない。

選挙をしてもその結果が気に入らなかったら、結果発表しないで、政権に居続ける人達の一人ですから、
ガニ大統領がペシャワール会の中村哲さんを、どんなに重要視し大切にしている様に見せていても、
それは中村さんを救世主の様に思って、感謝し頼っている大勢のアフガニスタン人の心を、
自分に繋ぎ止めたいが為以外の何物でもなかったのかも知れません。
という事は、例えばガニ大統領は米軍が中村さんを殺害しようとしていると知ったとしても、は
それを阻止するために、米軍の意に逆らうようなことまでする人ではないという事でしょう。

世に倦む日々「憲法9条の殉教者 – 気高い理想と篤実な精神ゆえの偉業と受難 」の中に、下記の文言があります。
     (一部引用)
アフガン当局が言っているところの、「事前に危険だと伝えていた」とか、「襲撃情報を伝えていた」とかも、怪しくアリバイ的に響くし、日本外務省の言っている「『危ないです』と直接伝えていた」などという話も、日本国内向けのエクスキューズに聞こえる。本当に襲撃の危険が迫っていたなら、アフガンの英雄であり生ける救世主である中村哲の護衛に当たって、なぜ当局は車両の前後に護衛車を配置しなかったのだろう。中村哲が乗車する車の前に護衛車を付けなかったのだろう。時間も経路も犯人側に筒抜けになっていて、簡単に待ち伏せで仕留められたのは、明らかに内部にスパイが潜入していたからだ。テロは計画的組織的に実行されている。もし、アフガン政府が、察知した真犯人の名を中村哲に告げていたら、中村哲も警戒して警備を厳重にしたか、安易な移動は控えただろう。

なぜ当局は車両の前後に護衛車を配置しなかったのだろう。中村哲が乗車する車の前に護衛車を付けなかったのだろう
この部分を読んだ時、そう言われればそうだけど・・・・・
と思ったのでしたが、
中村哲さんを名誉市民にしたり、中村さんの棺を担いだりしてくれているガニ大統領が、まさか・・・・・
という風に感じたりしていたのでしたが、
マスコミに載らない海外記事のに上記部分
大統領選挙をさせまいとして頑張ったり、大統領選挙を実行しても、
その結果が思わしくなかったら、
結果発表を無期限に延期して現職に居座り続けているという事を知って、
世に倦む日々さんは、その名前をあからさまに言ってはおられませんでしたが、
アメリカの支配下にあるアフガニスタンの大統領が、どんなに高く評価していても、その殺害を阻止できないと思う相手は、米軍を置いて他にはないのではないかと思われます。
という訳で、中村哲さん殺害の真犯人は米軍(又はその傀儡)というのが、
真実なのかもしれないと感じました。

追記
中村哲さんの遺骨がアフガニスタンの緑の大計画で、緑野になったかつての砂漠に分骨されることになったそうです。
確か「ガンべり砂漠」と呼ばれていた所だろうと思います。

関連記事を「続きを読む」に複写しておきます。

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英議会選挙保守党過半数 ブレグジットの民意を反映? 

【英総選挙2019】 与党が過半数獲得 ブレグジットへの「新たな信任」と首相
イギリス総選挙の投票が12日午後10時(日本時間13日午前7時)に投票が締め切られ、与党・保守党が下院(定数650)で過半数議席を獲得した。来年1月31日までのブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)を目指すボリス・ジョンソン英首相は、「我々の『ひとつの国』保守政権は今夜、ブレグジット実現へ強力な信任を得たようだ」と述べた。保守党にとって1987年以来の大勝となった。
午前6時(日本時間午後3時)すぎの時点で、保守党は358議席(47増)を獲得。労働党は203議席(59減)となった。 スコットランド国民党(SNP)は48議席(13増)、自由民主党は11議席(1減)、北アイルランドの民主統一党(DUP)は8議席(2減)になった。この時点での未確定議席は残すところ8議席。

敗れた労働党のジェレミー・コービン党首は、「労働党にとっては残念な夜」だと敗北を認め、次の総選挙で党を率いることはないと述べた。
労働党が今回失った北部、中部、ウェールズの選挙区のほとんどは、2016年の国民党票でブレグジットを支持していた。


2016年のブレグジットの国民投票結果がやっと実現されることになったようですね。
それがイギリス人にとって良い結果をもたらすのか悪い結果をもたらすのか、
私には皆目見当もつかないのですが、
兎も角国民投票の結果を政府が実現するらしいという情報は、
民主主義にとっては喜ばしい事と言えるのではないかと思いました。

これまでイギリスではブレグジットの結果を見て、
国民の判断は変わっているかもしれないから、
もう一度国民投票をしようという意見も出ていたようですが、
ブレグジット反対を表明していた労働党が失った選挙区の殆どが、
2016年のブレグジット支持派だったそうですから、
労働党は民意を無視しようとしたという事で、
今回、敗退の憂き目を見たと言えるでしょう。

かつて大阪府で「大阪都構想」への賛否を問う住民投票をしたことがありました。
その結果「大阪都構想」に反対の票が多数と分った時、
大阪府知事はその結果が不満で、やり直しの投票をさせました。

再投票でも都構想反対の民意が出たのでしたが、
大阪府知事はその投票結果が不満であることを隠そうともせず、
長らく大阪都構想計画に拘り続けていたようでした。
最近はやっと諦めたのか、ニュースでその話題を聞かなくなりましたが・・・・・

この様に政治家は自分たちのやりたい事(スポンサーから請け負ったこと等?)をやる時、
民意に従ったという形式をとるために、住民投票をしますが、
住民の意見に従う気は余りなく、自分たちの意見に従う民意が出るのを待って、
如何にも民意に従っているかのようなポーズをとりながら,即座に実行に移します。
(反対票が多数の時政治家が、即座にその政策の取り下げを、表明することはめったにないようですね。)

山口県の上関に原発を作る計画を、
民意によって進めるという形式を整えるために、
原発推進者たちは30年近く反対し続ける上関住民に、
繰り返し繰り返し民意を問い続けたそうです。

いつか高齢になった住民が原発反対運動に疲れ果て、
うっかり賛成派議員の多数を勝たせ為か、
町会議員の過半数を原発建設賛成派にされてしまって、
原発が創られそうになっていたことがありました。

その時の町議会議員の総数は12人で、投票結果は8:4でした。(こちら
当時政府は山口県だけでなく全国の自治体を、大きな規模になるよう合併させていましたが、
上関だけは小泉内閣の地方自治体大合併の時も合併されずに、
小さな町のままに据え置かれ続けていたのでした。
政治家は民意を反映せずに済むためなら、様々な手を使っているようですね。

上関原発が建てられそうになっていた時、東電の福島原発で過酷事故が起き、
上関の原発建設もしばらく沙汰止みになっていましたが、
最近又、上関原発建設計画が生き返っているらしいです。(こちら
山口新聞に「海上ボーリング調査許可 上関原発計画で県 中電に」という記事が載っており、
山口県は原発建設の為に必要だからと中国電力が申請したボーリング調査を、許可したのだそうです。

住民が30年近く反対を表明し続けていても、その意見は無視し続けて、
たった1回、町議会議員の過半数が、原発建設を容認したら、
その容認した事実は何年たっても有効とされて、
反対運動の人々が年老い反対運動をする元気がなくなったか、死に絶えるのを待ってでも、
事故が起きたら、瀬戸内海の海を汚すかもしれない上関に、
原発を造ろうと言い続けるのですから,呆れた民主主義政治です。

上関に創った原発に、もし福島で起きたような過酷事故が起きたら、
瀬戸内海地方は漁業だけでなく、漁業に付随する数々の産業も立ち行かなくなり、
瀬戸内海地方は火の消えたようになりかねません。

それでも中電は原発事故の恐ろしさを体験した地震国日本の、
美しい瀬戸内海沿岸で、新たに原子力発電所を建設する積りにしているらしいのです。

国民や住民の反対は無視して、
何度やり直ししてでも賛成票を得るまで住民投票を繰り返させ、
賛成票が1度でも出たら、鬼の首でも取ったかのように、
何年経とうと有効と、何時までもそれを振りかざして、
住民を地獄に突き落とすかも知れない原発を、
彼らは強引に建設して終おうとしているのです。

為政者が国民投票や住民投票をさせたからには、
その投票結果を守る姿勢がなく、為政者が望む結果が出るまで、
何度でも民意を問い直すことが許されるとしたら、
そんなのは民主主義国の政治とは言えないでしょう。

この度イギリスで民意の通りをブレグジットを実行しようとしたメイ首相の内閣が倒された後、
次に就任した首相も、民意を実現すると頑張り続けて、総選挙をする事になったそうですが、
総選挙の結果与党圧勝となり、
ブレグジットの民意は変わっていなかったという結果が出たので、
やっと初期の民意が実現の運びとなったがのでした。

 もめにもめた後、やっと民主主義政治が実現することになったと知って、
遠い国のことながら祝福したくなったのでした。

EU離脱の結果、色々と困った状況が待っている人々もあるかもしれませんが、
それは逆(離脱しない所為で困った状況になる人)の場合もありうることでしょうし、
イギリスは議会制民主主義の先生的国だそうですから、
そこが民主主義の厳しい処と思って諦めるしかないと
英国の民主主義者なら思われるのではないでしょうか?

安倍総理4選出馬を表明? 

世に倦む日々さんが「安倍晋三が4選に踏み出し – しばき隊による常軌を逸した山本太郎叩き 」に、
安倍総理が事実上の4選出馬表明をしたと書いておられます。
以前、安倍総理は4選まではしないだろうと情報通らしき人が言っておられましたが・・・・・

9日の記者会見で、安倍晋三は改憲への意欲を示し、解散総選挙を断行することに躊躇はないと語ったのだそうですね。
この発言は事実上4選への出馬表明になるのだそうですが、
「総選挙をやったら俺にはムサシと言う強い見方がついている。」という訳なのでしょうか?

麻生太郎も時を合わせたように、文藝春秋のインタビューに発言を載せ、
改憲を実現するために安倍4選が必要だという主張を明らかにしたそうです。
嘆かわしい話ですね。

ところで”しばき隊”による山本太郎叩きの怒濤が凄まじいのだそうですね。
     (一部引用)
しばき隊によるれいわ新選組叩きには二つの目的が看取できる。一つは、ネットの左翼界隈でしばき隊のヘゲモニーを固守することであり、権勢を保持することである。従来同様、ネットの中での暴力支配を続ける権力を保つべく、新参者でショバを荒らすれいわ支持組を排除しないといけない。しばき隊にとってのれいわ支持組は、嘗ての路上での「へサヨ」と同じ駆逐すべき政敵の存在だ。しばき隊はセクトであり、セクトの本能と生理に従って常に行動する。しばき隊は暴力集団であり、街の暴力団と同じようにショバの利権を動機に抗争する。もう一つの目的は、来る衆院選での共産党の比例票を守ることであり、共産党の比例票がれいわに流れるのを防ぐべく、山本太郎を失墜させ排撃するプロパガンダを徹底することである。左派浮動票をれいわではなく共産党に回収することだ。
無頼のしばき隊が左翼世界で地位を維持できている理由は、一にも二にも共産党が後ろ盾になっているからであり、共産党が彼らを友好市民団体としてオーソライズし、エンドースしているからである。その条件が失われたら、しばき隊はただの(「反差別」を看板にした)ゴロツキ集団でしかない。したがって、現在の一心同体の関係において、共産党の勢力の浮沈はしばき隊の浮沈と同義であり、共産党の勢力後退はしばき隊の左翼内での影響力低下に直結する。共産党にとって、しばき隊は、言わば党の機動部隊全体の編成の中の、重要な実力ある支隊であり、精鋭部隊と呼んでよい武闘派の軍隊である。ネットと路上の活動で大きな恩恵を得ている。嘗ての民青同盟の位置がしばき隊にリプレイスされていると言っても過言ではない。共産党の比例票を守ることは、しばき隊の神聖なミッションであり、自己の生息と安寧のためにも譲れない問題だ。共産党の比例票がれいわに奪われて減ることは、彼らが錦の御旗として掲げる「3.11以後の社会運動」の挫折と没落を意味する。


しばき隊が令和新撰組を目の敵にしている訳は、令和新撰組が共産党に流れる左派浮動票を取る恐れがあるからとは思いもかけませんでした。
消費税を下げるべきと言っているのは令和新撰組と共産党くらいのものだから、
令和新撰組は共産党と共闘するのかな位に軽く考えていたのですが、
同じパイを奪い合う関係という事になってしまうのですね。

政治の世界とは、本当にややこしく恐ろしい世界なのだと、今更のように驚いています。

安倍総理が任期満了まで頑張るにしても、
その後は一応引っ込んでくれて、一件落着の日も近いのかと期待していたのでしたが、
期待はずれになるのかも知れません。

でも日本がアメリカにNOと言えない国である限り、
誰が総理になっても50歩100歩なのかも知れませんが・・・・・

福岡で中村哲さんの家族とペシャワール会による合同葬 

今日はペシャワール会の中村哲さんのお葬式が行われる日だそうです。
(先週まではあれほど毎日中村哲さんのことを報道していましNHKが、
中村さんのお葬式が行われるという今日は完無視のようでした。(他のチャンネルも同様?)

先週ペシャワール会や中村哲さんのことを詳しく報じていたのは、
テレビでの安倍政権叩きの時間を、少しでも削るのが目的だったのかも知れません。
だとすると、安倍総理とそのお仲間たち、本当に「現金な人たち」ですね。

それは兎も角、中村さんのお葬式の日の今日、
日本の宗教について書いた記事がありましたので、ご紹介させて頂きます。
中村さんがクリスチャンだからと言って、仏教徒の私が、
少しも違和感を持たない理由もそこにあるのだろうと思いますので・・・・・
(続きを読むに中村哲さんの合同葬の記事を複写しています。)

In Deep「私たち日本人には神も宗教も必要ないのだから。これまでもこれから先も永遠に」
という記事に、日本人の宗教観について書いておられます。
日本人の宗教観については西洋人だけでなく、日本以外の国の人には理解できない様なものだけれど、
日本人の偉人賢人はどう思っているのかという事で、数人の人が残された意見を紹介しておられます。
その中で私は二宮尊徳の下記のものが一番的確な表現なのではないかと思いました。
     (一部引用)
二宮尊徳 「世の中に本当の真理はただ一つしかないが、その真理に近づく入り口はいくつもある。仏教、神道、あるいは仏教でも天台宗、浄土宗、浄土真宗、禅宗などいろいろあるが、これらはいずれも一つの真理へ到達するための道に付いている沢山の入口の名前に過ぎない」

そういう意味で私は日本人が信心の意味を一番理解している民族なのではないかと思います。
これは神仏習合ということで「本地垂迹説」推進した昔の為政者の功績と言えるのではないかと思います。(こちら

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香港デモ隊にウクライナクーデターを率いたネオナチ活動家達が合流 

In Deep[破局の手前 : 2014年ウクライナ騒乱を率いたネオナチ集団が香港デモ隊と合流。そして、その背後に共通する「プロビデンスの目」]に、
恐ろしい事が書かれています。
ウクライナのクーデターを主導したネオナチの活動家達が、香港のデモ隊と合流したのだそうです。

「ウクライナの極右活動家たちが結集している」ことは、
ロシアだけでなくアメリカのメディアでも伝えられていたそうです。
彼ら活動家達はインスタグラムやフェイスブックに、自分たちの(下に複写したような)写真を投稿しているそうです。
1香港のネオナチ 

報道によれば、彼らはジャーナリストだと偽って入国しており、
報道関係者だけが持つことができる「プレスパス」を所持していることが、
彼ら自らのフェイスブックへの投稿で明らかとなっているそうです。
香港のネオナチ 3(フェイスブックに投稿された写真)

又、彼らは活動家というより、ネオナチ軍人(民兵)で、
彼らは 2014年のウクライナのクーデター(2014年ウクライナ騒乱)を主導した者達だそうです。
彼等の中には、下記のように「オデッサ」で市民42人をビルに閉じ込めて焼き殺すという、
むごたらしい事件を率いたセルヒイ・ステルネンコが含まれているのだそうです。
(記事の一部引用)
ウクライナの右翼組織オデッサ・セクションを率いたセルヒイ・ステルネンコが含まれる。
セルヒイ・ステルネンコは、2014年5月2日に、ウクライナの貿易連合ビルに放火した。この火事で 42名が死亡し、数百名が負傷した。
ステルネンコはまた、2014年ウクライナ騒乱の数カ月後に、ウクライナ政府の元役人を襲撃するギャング組織を結成している。
という、恐ろしい人が含まれると書かれたロシアの記事を紹介しておられます。
(全文は”続きを読む”に複写)

香港の活動家たちはウクライナからやって来た活動家たちが、
ウクライナクーデターの時、何をやったか知っているのでしょうか?



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奉祝 皇后陛下雅子様56歳のお誕生日 

皇后雅子さま56歳の誕生日 「各地で出会ったたくさんの笑顔は、かけがえのない思い出」
毎日新聞2019年12月9日

 皇后雅子さまは9日、56歳の誕生日を迎えられ、宮内庁を通じて文書で感想を公表した。療養生活が続くなか皇位継承に伴う儀式など東京都内や地方で臨んだ行事を振り返り、「各地で出会ったたくさんの笑顔は、かけがえのない思い出として心に残り、大きな支えになってくれるものと思います」と感謝の気持ちをつづった。

 皇后さまは、天皇陛下の即位関連儀式を終えたばかりの心境を「無事に(陛下と)ご一緒させていただけたことに安堵(あんど)し、うれしく思う」と明かした。一般参賀(5月4日)では約14万人から祝福され、約12万人が都心の沿道に詰めかけた祝賀パレード(11月10日)では涙を拭う場面もあった。「多くの国民から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂いた」と感謝した。
 国民の気持ちの背景に上皇ご夫妻の歩みがあるとして、「国民と苦楽を共にされ、長きにわたって国民に寄り添われ、お務めを果たされたことによるところが大きい」との思いを記した。
 文書では、台風19号などの被害を案じ、プラスチックゴミなど環境問題や子供の虐待問題、世界の紛争や内戦に「心が痛む」とした。アフガニスタンで医師の中村哲さんが命を落としたことにも「とても残念でした」と言及した。

 皇后さまは、天皇陛下の即位関連儀式を終えたばかりの心境を「無事に(陛下と)ご一緒させていただけたことに安堵(あんど)し、うれしく思う」と明かした。一般参賀(5月4日)では約14万人から祝福され、約12万人が都心の沿道に詰めかけた祝賀パレード(11月10日)では涙を拭う場面もあった。「多くの国民から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂いた」と感謝した。
 国民の気持ちの背景に上皇ご夫妻の歩みがあるとして、「国民と苦楽を共にされ、長きにわたって国民に寄り添われ、お務めを果たされたことによるところが大きい」との思いを記した。
 文書では、台風19号などの被害を案じ、プラスチックゴミなど環境問題や子供の虐待問題、世界の紛争や内戦に「心が痛む」とした。アフガニスタンで医師の中村哲さんが命を落としたことにも「とても残念でした」と言及した。

 皇后さまの療養生活は2003年12月から続く。「健康の一層の快復に努めながら、陛下とご一緒に、国民の幸せに力を尽くしていくよう努力したい」と皇后としての思いをつづった。
 医師団は例年通り「体調には波がある」としたうえで「過剰な期待を持たれるとかえって逆効果となり得る」との見解を示した。
 皇后さまは9日、陛下とともに皇居などで開かれる誕生日行事に臨む。【和田武士、高島博之】


今日は雅子様が皇后陛下となられて初めてのお誕生日です。
ご健康についての懸念はまだ残ると医師団は言っているようですが、
あの過酷なご即位にまつわる数々の行事を恙なくどころか、
皆が感心するほどの御立派さで終えられたのですから、
ご健康への懸念は略必要なくなられたと思っても良いのではないかと思います。

直近の事件では、ペシャワール会中村哲さんの被弾死事件がまだ生々しいところですが、
この事件に際し上皇様上皇后さまが中村哲さんに哀悼の意を表されたそうです。
雅子様もアフガニスタンで長年にわたり医療活動や灌漑施設の整備などを行い,復興の支援をされてきた中村哲氏が,最近現地で命を落とされたこともとても残念なことでした。と、
中村哲さんのご落命を残念がっておられます。

その前に、今年は東日本で大変水害が何度も起きましたが、
犠牲になられた方も多く,深く心が痛みます。ご遺族のお悲しみはいかばかりかと思いを寄せ,心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。また,被災された方も大勢おられ,寒さが募る中,様々なご苦労が絶えないことと案じております。今後,復旧が順調に進み,被災された方々に安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っております。
とお誕生日に際して出されたお言葉の中で述べておられます。(全文は“続きを読むは“に複写しています。)

平成の皇后陛下美智子様に続いて、
令和の皇后陛下も優しく聡明なお方になって頂くことが出来て、
本当に有り難いことです。
皇后陛下雅子様がいつまでもお元気でと願ってやみません。

皇后陛下のお誕生日を心からお祝い申し上げたく存じます。


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中村哲さんの語られた憲法9条の功徳 

春夏秋冬にペシャワール会の中村哲さんが、憲法9条についての思いを語っておられた記事を
載せていましたので、ここに再掲させて頂くことにしました。

「マガジン9:http://www.magazine9.jp/」(http://www.magazine9.jp/interv/tetsu/tetsu.php)
この人に聞きたい中村哲さんに聞いた
アフガニスタンという国で、9条をバックボーンに活動を続けてきた
から転載された「晴耕雨読」の記事を、重ねて写させていただきます。


*******************
久しぶりに帰国された、医師の中村哲さんにお会いしました。

もちろん、みなさんご存知のように、中村さんは「ペシャワール会」の代表として、パキスタン、アフガニスタンで、さまざまな活動に携わっておられます。
 
その中村さんに、現地での活動状況と、特に憲法9条との関連について、お伺いしました。

なかむら・てつ
1946年福岡市生まれ。九州大学医学部卒。NGO「ペシャワール会」現地代表、PMS(ペシャワール会医療サービス)総院長。専門は神経内科(現地では内科・外科もこなす)。国内の診療所勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに赴任。ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携わったのをきっかけに、井戸・水路工事による水源確保事業など現地での支援活動を続ける。著書に『医者、用水路を拓く--アフガンの大地から世界の虚構に挑む』(石風社)『アフガニスタンで考える--国際貢献と憲法九条』(岩波ブックレット)など。

アフガニスタンの人々の「生活」を取り戻すために

編集部

 中村さんがお書きになった本や、インタビューなどを読ませていただきました。その中でも、最近出版された『医者、用水路を拓く』(石風社刊)は、ほんとうに面白い本でした。

『医者、用水路を拓く』(石風社刊)1,890円(税込)

中村

 そうですか。ありがとうございます。そう言っていただけると、とても嬉しいです。あの本は、土木工事のかなり専門的なことを重点に書いたもので、一般の方が読んで面白いのかな、と、少し心配していたんです。

編集部

 いえいえ、いい喩えにはならないかもしれませんが、まるでハードボイルド小説を読んでいるみたいにスリリングで。

中村

 それはとても嬉しいです。“面白い”と言われるのが、何よりの励みになりますね。

編集部

 船戸与一さんの小説みたいでしたよ。まあ、船戸ハードボイルドには、癖のある悪人ばかりが登場しますが、この『医者、用水路を拓く』には、悪人がほとんど出てこない。とても読後感の爽やかなハードボイルド…(笑)。いや、中身はほんとうにハードですけれど。

中村

 そうですか。そういう読まれ方もあるんですね。なにはともあれ、面白く読んでいただけたのは、とても嬉しいことです。
編集部

 この本では、「ペシャワール会」(編集部注・中村医師のパキスタンやアフガニスタンでの活動を支えるために、1983年に作られた組織。パキスタンのペシャワールにちなんで名付けられた)が行っている、用水路建設について詳しく触れておられますね。現在ではむしろ、医療よりも水源確保により多くの力を注いでいる、という印象を受けますが。

中村

 そうですね。現在は、アフガニスタンでの灌漑事業に主力を注いでいますので、毎日が土木作業です。ほとんど用水路建設にかかりきりで、野外での作業ばかりなんですよ。それで、ごらんのように真っ黒です。ナニ人か分からない、なんてしょっちゅう言われますね。この用水路建設事業は、僕が言い出しっぺなので、仕方なしに土木技師をやっているわけです。

編集部

 医療よりも用水路建設が優先、ということですか。アフガニスタンは、現在、それほど水源が枯渇している状況にあるのですか。

中村

 そうです。2000年から始まったアフガニスタンの大干ばつは、凄まじいものでした。アフガンの人々の生活を、根底から突き崩してしまったといってもいいと思います。我々ペシャワール会は、彼らの元の生活を、まず取り戻すことが、なによりも先決ではないかと考えたわけです。


まず「生き延びる」ための支援を

編集部

 日本政府はよく国際貢献と言いますが、どうもそれがズレている感じがします。中村さんたちがなさっているような事業に、もっとお金を出すべきじゃないか、なんて単純に思ってしまいますけど。

中村

 端的に言えば、人々が生存するための、生きていくための事業に対する支援。これがなんと言っても第一だと思いますけどね。我々は、日本政府からは一円の援助も受けていませんが、どうも、日本政府の援助の仕方は、あまりそういう生存への援助にはなっていないんじゃないか、と思いますね。いや、日本政府に限ったことじゃなく、アメリカやほかの国際組織のやり方にも、僕は違和感を覚えることが多いんです。

編集部

 生存への援助になっていない?

中村

 そう。例えば欧米の団体などでは、男女平等を訴えるグループもあれば、情報網の完備だとか言って、通信網やネットの整備に力を注ぐ人たちもいます。いまや、首都カーブルの一角には、インターネットカフェなんかまでできています。

 もちろん、それが悪いとは言いませんが、そんなことよりももっと以前に、まずみんなが生きていかなくちゃ、ということが不思議なくらい話題にならない。どうしても、政治的な動きだけが伝えられて、それにしたがって、僕に言わせれば無駄なところへ援助資金が投下されている、そんなふうに見えるんです。完全に、情報操作としか言いようがないですよ。まず、生き延びることが、いちばん大切なはずでしょ?

編集部

 援助すべきところが違うんじゃないか、と。

中村

 例えば、アフガンの大干ばつにしても、それを防ぐために何をすべきか、というところをよく考えて援助の方向を決める。それは、みんなが納得することなんですね。アフガンでは、ほんとうに生きていけない人たちが増大している。なにしろ、2500万人の人口のうち、1200万人がこの干ばつで被害を受け、500万人が飢餓線上、100万人が餓死寸前という状況にあるのがアフガニスタンですよ。そこへ、男女平等だとか情報網の整備だとか言っても、それがどうだと言うんですか。

編集部

 まず、命を、ですね。

中村

 アフガンに限って言いますと、生き延びることに対する支援でしょうね。単に学校教育――自分の国の教育もきちんとできていないのに、よその国の教育がどうのこうの言ったって仕方ない。まず、生きられるようにしてあげる協力ですよ。これには、誰もが納得するんじゃないでしょうかね。

編集部

 それが、中村さんたちペシャワール会が目指したことなんですね。

中村

 そうです。大干ばつの後、我々の診療所にやってくる患者は、子どもたちがほんとうに多かった。その背景には、栄養失調と水不足があるんです。それが、子どもたちを直撃したんですよ。水不足で農業ができなくなり、村そのものが消えてしまったところも珍しくない。それが、アフガン全土で起こった現実です。うちのダラエルヌールの診療所の近所でも、一時、2軒を残して完全に無人化したこともあったほどです。全部、難民化したんですよ。

編集部

 それで、水資源確保のために、井戸掘りを始められたわけですね。

中村

 そうですね。井戸掘りを始めたのが、2000年の7月でした。それは、すでに1670本になりました。そのおかげで、40万人以上が村を離れずにすんだんです。

編集部

 それがさらに、用水路の建設へと発展していった…。

中村

 もちろん、診療をやめたわけではありませんが、ある意味、医療だけでは限界があると感じたんです。水がなければ農業が続けられない。日々の糧を得ることができないんですから、生きて行きようがない。それに、きれいな水がなければ、伝染病などが蔓延するのを防ぐことだってできない。だから、我々の現在の仕事は、用水路の建設と医療の2本立てなんです。


数字だけを見ることには、
何の意味もない

編集部

 用水路建設の進み具合はいかがですか。そうとうの難工事の連続だったようですが

中村

 2003年3月から始めて、現在まで16.5キロを完成させています。これで、合計5000ヘクタール弱の農地を潤せる計算になります。漠然としたことしかいえませんが、この用水路1本で、数十万人が食えることになるのは確実です。

編集部

 ここまで来るには大変だったでしょうね。

中村

 ほんとうに、最初は手探り状態。その中で、日本各地の取水方式が、とても参考になりました。日本方式と言っても、江戸時代や戦国時代の技術を、アフガンで再生しているんです。ほとんど機械が使えないような状況の中では、こんな日本古来の人力に頼った技術が、思わぬ効果を発揮するんですね。

編集部

 そういう活動を、ほかの団体がなぜもっと行わないんでしょうか。

中村

 たとえば国連の機関なんかも、すべてを数字で置き換えてしまうんですね。ソ連軍の侵攻と撤退とそれに伴う内戦や大混乱、さらにはその後の大干ばつなどで、故郷を捨てざるを得なかった難民が大発生しました。それに対し、国連などが“帰還事業”を行い、「200万人のうち、130万人を1年間で帰した」なんて発表するんですよ。そうすると、ほんとうは難民は70万人しか残っていないはずじゃないですか。ところが実際は、300万人の難民が現実に存在している。
 僕らは言うんです。「むしろ、難民は増えている」と。「復興帰還プロジェクトなんて、帰ってそこで人々が生活できる基盤を作らないと成立しないんだ」と、僕らが盛んに言うもんだから、それで反感を買ってしまう、という面もあるんでしょうね。国際機関は、とにかく数字を示して自分たちの活動の成果を誇示しようとします。そうすることが、次期の予算やなんかにも影響してきますからね。

編集部

 スタンスが違うわけですね。お聞きしていると、まずどんな事業に資金や援助をつぎ込むかを、もっと見極めなくては、という気がしますね。優先順位を、きちんとつけて重要なところから始めていく。

中村

 そうです。まず生きることです。あとは、はっきり言って、タリバンが天下を取ろうが反タリバン政権になろうが、それはアフガンの内政問題なんですね。そのスタンスさえ崩さなければ、我々を攻撃する連中なんかいませんよ。それどころか、政府、反政府どちらの勢力も、我々を守ってくれるわけです。


「平和国家」日本に期待されていること

編集部

 現地では、NGOとか国際機関なんかが襲撃されるということは、かなりあるんですか?

中村

 何回も、見聞きしたことはありますよ。でも、我々ペシャワール会が襲われたことは一度もありません

編集部

 それだけ、ペシャワール会の活動が現地の方々に浸透しているということでしょうか。

中村

 そうですね。アフガンの人たちは、親日感情がとても強いですしね。それに、我々は宗教というものを、大切にしてきましたから。

編集部

 宗教とは、やはりイスラム教…。

中村

 おおむね、狙われたのはイスラム教というものに無理解な活動、例えば、女性の権利を主張するための女性平等プログラムだとか。現地でそんなことをすると、まず女性が嫌がるんです。キリスト教の宣教でやっているんじゃないか、と思われたりして。

編集部

 宗教的対立感情みたいなものですか?

中村

 いや、対立感情は、むしろ援助する側が持っているような気がしますね。優越感を持っているわけですよ。ああいうおくれた宗教、おくれた習慣を是正してやろうという、僕から言わせれば思い上がり、もっときつくいえば、“帝国主義的”ですけどね。そういうところの団体が、かなり襲撃されています。民主主義を波及させるというお題目は正しいんでしょうけれど、やっていることは、ソ連がアフガン侵攻時に唱えていたことと五十歩百歩ですよ。

編集部

 ペシャワール会は、そういうことからは無縁であったということですね。

中村

 そうです。それに僕はやっぱり、日本の憲法、ことに憲法9条というものの存在も大きいと思っています。

編集部

 憲法9条、ですか。

中村

 ええ、9条です。昨年、アフガニスタンの外務大臣が日本を訪問しましたね。そのとき、彼が平和憲法に触れた発言をしていました。アフガンの人たちみんなが、平和憲法やとりわけ9条について知っているわけではありません。でも、外相は「日本にはそういう憲法がある。だから、アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を期待しているわけではない。日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために素晴らしい活動をしてくれると信じている」というようなことを語っていたんですね。

編集部

 平和国家日本、ですね。

中村

 ある意味「美しき誤解」かもしれませんが、そういうふうに、日本の平和的なイメージが非常な好印象を、アフガンの人たちに与えていることは事実です。日本人だけは、別格なんですよ。

編集部

 日本人と他国の人たちを区別している?

中村

 極端なことを言えば、欧米人に対してはまったく躊躇がない。白人をみれば「やっちゃえ」という感覚はありますよ。でもね、そういう日本人への見方というのも、最近はずいぶん変わってきたんです。

編集部

 それは、なぜ、いつごろから、どのように変わってきたんですか?

中村

 いちばんのキッカケは湾岸戦争。そして、もっとも身近なのは、もちろんアフガン空爆です。アメリカが要請してもいない段階で、日本は真っ先に空爆を支持し、その行動にすすんで貢献しようとした。その態度を見て、ガッカリしたアフガン人はほんとうに多かったんじゃないでしょうかね。

編集部

 せっかくの親日感情が、そのために薄らいでしまったんですね。

中村

 それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情はとても親しいものです。この感情を大事にしなければならないと思うんです。湾岸戦争のときに、「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、しかも国際社会から何の感謝もされなかった。それが、トラウマになっている」なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、なんでそんなことがトラウマになるんですか。「お金の使い方が間違っていた」と言うのならいいのですが、「もっと血と汗を流せ」という方向へ行って、とうとうイラクへは自衛隊まで派遣してしまった。僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。
 これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに。

編集部

 ほんとうにそうですね。お金をどのように使うか、国際貢献とか国際援助とかいうのなら、最初に中村さんがおっしゃったように、まず「生存」のために使うべきですよね。

中村

 日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。


9条は、僕らの活動を支えてくれる
リアルで大きな力

編集部

 そう言えば、雑誌『SIGHT』(07年1月)のインタビューで、「9条がリアルで大きな力だったという現実。これはもっと知られるべきなんじゃないか」とおっしゃっていましたね。

中村

 そうなんですよ。ほんとうにそうなんです。僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。
 武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。

編集部

 その体で実感した9条を手放すことには、どうしても納得できない。

中村

 具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を持たれている。これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。

編集部

 お話を伺って、中村さんたちの活動は、それこそ「ノーベル平和賞」に十分に値するものじゃないかと、とても強く感じました。これからも、ほんとうにお体や健康にお気をつけて、素晴らしい活動をお続けください。
 本日は、長時間、ほんとうにありがとうございました。

中村

 はい、こちらこそありがとうございました。第2期用水路建設に向けて、もっと日焼けしてきます(笑)。





※中村さん(ペシャワール会)の活動の場所をGoogleMapでご覧ください。
(ブラウザのバージョンによっては、閲覧できません。)

●ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
○活動エリアについては、以下にもあります。
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/ayumi.html

「9条がある」ことこそが、日本という国の本当の強みだ、と指摘する中村さん。
さまざまな困難に身をさらしながらの活動の中から生まれたその「実感」に、
私たちはもっと真摯に耳を傾けるべきなのではないでしょうか?
中村さん、ありがとうございました!

泥の中の蓮の花 中村哲さんの菩薩行に思う 

植草一秀さんが「不正が正されず、悪徳が栄えるこの国」というブログ記事を書いておられます。
今の日本もアメリカも世界も、
将に不正が糺されず悪徳が栄える世界となっていますね。
安倍総理のモリ・カケ疑惑もそうでしたが、
桜を見る会疑惑も不正があったのは一目瞭然の状態となっても、
安倍内閣の面々は知らぬ存ぜぬで押し通してしまいました。
そして日本の検察は職権乱用や、公職選挙法違反の証拠があるのを見ても、
全然動こうとしません。
(小沢一郎さんの時は疑惑だけで2年間告発し続けていましたのにね。)

アメリカのトランプ大統領が告発されたウクライナ疑惑も、
民主党の元副大統領バイデン氏が在任中やらかしていた悪事を元に、
トランプ大統領を弾劾するという、常識では考えられないような告発劇が報じられています。

DEEPLY JAPAN「NATOの迷走&アフガニスタン」によると、
ドイツまでもがアフガニスタンのミッションを捨てたくないと、
米軍がアフガンから撤退することに、反対しているのだそうです。
    (一部引用)
ドイツが、アフガニスタンのミッションの延長を言い出している。現在1000人ほどドイツ兵を出している。
ドイツの国軍の兵か否かはともなく、中東からシリアにかけての過激派の流れの中ではドイツ人が結構目撃されている。ナチス以前のドイツ帝国から、イランを狙っていたドイツが活躍しているっぽくて実に気持ちが悪い。
ミッション延長を言っているのはCDUの党首で防衛大臣の、あの人気のないクランプ=カレンバウアー。


このアフガニスタンでペシャワール会の中村哲さんは、
戦乱の中、干ばつに苦しむアフガニスタンの人々をほっておけなというお気持ちから、
米軍の攻撃の的となっていたアフガニスタンで、
命の危険も顧みず20年近い歳月を、危険な野外での作業を続けて来ておられたのでした。
誰もが認めているように中村さんのなさっていることは、
苦しんでいる人をほっておけない、只、助けて上げたいというだけの、
無償の愛以外の何物でもなかったと思います。

「泥の中にも蓮の花」という言葉があるけれど、
泥の中だからこそ清らかな蓮の花は咲くのだと、父がよく言っていたものでした。

そう言えば「家貧しゅうして孝子あり、国乱れて忠臣あらわる」とも言うそうでしたね。
現代は乱れに乱れた悪徳栄える世の中であると同時に、
平和で豊かな時代だったらあり得ないような、
素晴らしい人も現れる時代なのかも知れませんね。

高徳な人は普通の世の中だったら、控えめにしておられるから、
世の中にその存在さえ知られないまま終わってしまわれたかも知れませんが、
そんな控えめな方も、じっとしておられない位の酷い世の中になった時、
その重い腰も上がって、目覚ましい働きをされるのかも知れません。

ペシャワール会の中村さんのような方は、
こんな方が今の世におられる(おられた)というだけで、
世の人に勇気を与えて下さる存在だったと思います。

中村さんは昔だったら神様にされていた方ではないかと、娘がしきりに言っていましたが、
中村さんはクリスチャンだったが、キリスト教の聖者に列せられたのだろうかと、
ブログに書いておられる方がありましたね。
仏教徒だったら、佛・菩薩様と崇め奉りたくなるところでしょうか・・・・・

「中村哲さんの様に、人の為にこんなにも、つくし尽くすことの出来る”人”があるのだ!」と
見せて頂いただけでも稀有の体験だったと、私は有難く感じていますので、
アフガニスタンで救われた思いをされた方々が、
どれ程深く中村さんに感謝しておられるか想像に難くないところです。

そんな中村さんがアフガニスタンの国内で殺害されたという事は、
現地の方々にとってどれほどショックなことだったでしょう。
でも起きてしまったことの取り返しはつきませんし・・・・・

今はアフガニスタンの方々が、中村さんのご遺志を大事になさって、
中村さんがおられた時の様に、いつまでも仲良く助け合い、
用水路や取水堰を守って行っていただきたく存じます。

それが中村さんの一番お喜びになる事なのではないでしょうか?

日米FTA締結で、拒否できない日本を制度化してしまった安倍総理 

天木直人さんのブログ記事「日米貿易協定の発効と同時に始まるサービス貿易交渉」に、
米国と二国間協定を結ぶことがどういう事であるかについて書いておられます。
      (一部引用)
米国と二国間協定をいったん結んでしまったら、あとはどんどんと米国の要求を飲まされることになる。
 しかも、貿易分野だけにとどまらない。
 あらゆる分野で米国は対日要求を求めて来る。
そして日米貿易協定を結んでしまった以上、もはや日本は交渉を拒否できないのだ。

これまでも拒否できない日本だったとは言え、
これからは微に入り細を穿った要求を突き付けられるという事になるようです。
以下に天木さんの記事の全文を複写させていただきます。

 日米貿易協定が日本の国会で承認されたのを受け、米通商代表部(USTR)は4日、トランプ大統領が協定の内容を実行に移す 文書に署名すると発表したと。
 両国が国内手続きを完了すれば日米貿易協定は来年1月1日から発効するのである。
 すべては安倍首相がトランプ大統領に約束した時に決まったスケジュールだ。
 そのスケジュール通りに安倍首相は動いたのだ。
 そこまでは皆が知っている。
しかし、それが終わりではない。
 むしろ、それが始まりなのだ。
 ライトハイザー代表は声明で同時に次のように発表した。
 「両国政府は、より幅広い分野の協定交渉入りに向けた協議を来年の早い時期に始める」と
 これはサービス分野などを含む第二弾交渉を始めるということだ。
いったん二国間協定を結んでしまった日本だ。
 もはや逃げる事は出来ない。
 これこそが日米二国間協定の怖さだ。
 GATTやWTOなどの多国間協定で交渉を行う限り逃げ場はある。
 米国の不当な要求を日本一人がはねつけなくても、皆がはねつけてくれる。
 各国間の利害が錯綜するから日本だけが攻められる事にはならない。
 ところが二国間交渉は違う。
ましてやその相手は米国だ。
 米国と二国間協定をいったん結んでしまったら、あとはどんどんと米国の要求を飲まされることになる。
 しかも、貿易分野だけにとどまらない。
 あらゆる分野で米国は対日要求を求めて来る。
そして日米貿易協定を結んでしまった以上、もはや日本は交渉を拒否できないのだ。
 日米貿易協定の恐ろしさはここにある。
 日本は引き返す事のできない大きな誤りをおかしてしまった。
 私が日米貿易協定を第二の安保条約と呼ぶのはそういう意味である(了)

ペシャワール会の中村哲さん被弾死 

中村哲医師

中村哲医師 銃撃で死亡 農業、医療支援30年超
2019/12/5 6:00
西日本新聞 一面 川口 安子 金子 渡

 アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバードで4日、現地でかんがい事業などの支援活動をする福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の中村哲(なかむらてつ)医師(73)らが乗った車が武装集団に銃撃され、中村さんが死亡した。日本政府関係者が明らかにした。州報道官によると、ボディーガードや運転手ら5人も死亡。現場には、中村さん以外に日本人はいなかった。

 ペシャワール会は4日午後、福岡市内で記者会見。中村さんは同日朝に宿舎を出て、約25キロ離れたかんがい作業の現場に車で向かう途中に襲撃されたと説明した。右胸に銃弾を受け、ジャララバードの病院で手術を受けたという。
 銃撃直後は意識があり、命に別条はないとの情報もあった。福元満治広報担当理事は「大統領府が協力してヘリで(首都)カブールの病院に移送すると聞いていたが、その後亡くなったとの連絡があった。信じられない」と沈痛な表情で語った。
 州報道官によると、病院からカブール北方のバグラム米空軍基地に搬送される途中で死亡した。在日本アフガン大使館はホームページ上で「中村哲医師が乗っていた車が狙撃兵により、狙い撃ちに遭った」と発表した。
 外務省幹部は同日夕、在アフガン大使館に州政府から中村さんが死亡したとの連絡があったことを明らかにした。菅義偉官房長官は定例記者会見で、同大使館内に現地対策本部を設置したと発表した。
 安倍晋三首相は記者団に「(中村さんは)命がけでさまざまな業績を上げられ、アフガンの人々からも大変感謝を受けていた。本当にショックですし、心からご冥福をお祈りしたい」と語った。
 犯行声明は確認されてない。事件後、アフガンの反政府武装勢力タリバンは「国家建設に携わるNGOとの関係は良好で、タリバンが攻撃することはない」との声明を発表し、関与を否定した。

 中村さんは1946年、福岡市生まれ。福岡高、九州大医学部卒。84年5月に現地で医療活動を開始し、アフガン、パキスタン両国に病院や診療所を開設。アフガンで2000年に大干ばつが発生してからは、水源確保のため井戸の掘削や復旧、農業用水のかんがい事業にも取り組んだ。
 03年に「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞。18年にはアフガン政府から勲章を授与され、今年10月には同政府から名誉市民権(市民証)を授与された。
 中村さんは09年5月から今月まで、本紙に寄稿「アフガンの地で-中村哲医師からの報告」を連載していた。 (川口安子、金子渡)


ペシャワール会の中村哲さんが何者かに銃撃されてお亡くなりになりました。
中村さんは運転手やボディーガードの人々5人と一緒に車で移動中だったそうです。
中村さんが救助された時、まだ意識がおありだったそうですが、
残念なことに、もっと設備の整った病院への転院の為の、
搬送中にお亡くなりになったのだそうです。

ここで不思議なのは、中村さんが救助された時、
一番ご高齢で、又、賊が一番狙っていた筈の中村さんだけがご存命で、
ボディーガードや運転手さんたちは、一人残らず全員こと切れていたという事です。

これは中村さんの同乗の方々が、体を張って中村さんを守ろうとされたからではないでしょうか?
中村さんを置いて逃げ出す者は誰一人存在せず、
只一途に、中村さんをお守りしようとの一心で、
銃弾を向けられた中村さんを覆うため中村さんの前に、
体を張ったボディーガードの方々の姿が見える様な気がして来ます。

ボディーガードにここまで忠誠を尽くされる要人が他にあったでしょうか?

このことに気づいたとき、これは中村さんが厳しい気候と政治情勢の中、
一切その身を顧みず、アフガニスタンの人々の為に、
心血を注いで頑張ってこられた証ではないかと思いました。

不公平貿易協定締結(FTA)のニュースをはぐらかして呉れるからだったのかも知れませんが、
安倍総理までが会見に出てきて、ご冥福を祈ると言ってくれていました。

中村さんは私より3歳お若いとは言え、もう73歳になっておられます。
中村さんがまだ60歳代の頃私は「中村さんは70歳過ぎられても、この過酷なお仕事を続けられるのだろうか?」と想像してみて、
中村さんだったら続けられるのかも知れないと気づいて、
その献身の凄さを再認識したような気がしたものでしたが・・・・・

用水路造りを始められた中村さんのここ20年は特に、
人が人の為にここまで尽くすことが出来るという事の、見本のようなお働きだったと思います。
将に、現代の行基菩薩様と言えるのではないでしょうか。

今後の用水路建設の道筋も、ほぼ完成させておられたようですし、
如何か安らかにお休みくださいと申し上げたく存じます。
本当に長い間ご苦労様でございました。